「TikTokの面白い動画をXでもシェアしたい!」
「自分のTikTok動画をXのフォロワーにも見てもらいたい」
「リンクを貼ってもサムネイルが表示されない…」
こんな経験はありませんか?
TikTokの動画をX(旧Twitter)でシェアする方法は、実は2つあります。「リンクを貼るだけの簡単な方法」と「動画をアップロードしてX上で再生できるようにする方法」です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、使い分けが大切なんです。
この記事では、TikTokをXにシェアする方法を、基本から応用まで分かりやすく解説します。拡散力を高めたい方や、複数のSNSを効果的に使いたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
TikTokをXにシェアする2つの方法

TikTokの動画をXでシェアするには、大きく分けて2つの方法があります。それぞれの特徴を理解して、目的に合った方法を選びましょう。
方法1:TikTokアプリから直接シェア(リンク形式)
最も簡単な方法は、TikTokアプリのシェアボタンからXを選択する方法です。
この方法だと、X上にはTikTok動画へのリンクが投稿されます。クリックするとTikTokアプリやウェブサイトが開いて、そこで動画を視聴する仕組みです。
メリット:
- 操作が簡単で数秒で完了する
- 元の動画に直接誘導できる
- TikTokのプロフィールへの導線が作れる
デメリット:
- X上で動画が直接再生されない
- ユーザーがXから離れる必要がある
- タイムラインで流し見しているユーザーに見てもらいにくい
方法2:動画を保存してXにアップロード(動画形式)
TikTokから動画をダウンロードして、Xに動画として投稿する方法です。
この方法なら、X上で動画が直接再生されるので、ユーザーはXから離れずに視聴できます。
メリット:
- X上で直接再生されるので視聴されやすい
- タイムラインで自動再生される
- リツイートされやすい
デメリット:
- 手順が少し多い
- TikTokのロゴやウォーターマークが入る
- 保存が無効になっている動画は使えない
【方法1】TikTokアプリから直接Xにシェアする手順
まずは、最も簡単な直接シェアの方法を説明します。
手順:
- TikTokアプリを開く
- Xにシェアしたい動画を表示する
- 画面右側の「シェア」アイコン(矢印マーク)をタップ
- シェア先の一覧から「X」を選択
- Xのツイート作成画面が開く
- コメントを追加したい場合は文章を入力
- 「ツイート」をタップして投稿完了
この方法では、動画のリンクがツイートに含まれます。フォロワーがリンクをタップすると、TikTokアプリやブラウザでTikTokが開いて動画を視聴できます。
リンクにコメントを追加するコツ
リンクだけをツイートするよりも、視聴を促すコメントを添えると反応が良くなります。
効果的なコメント例:
- 「これめっちゃ面白い!笑」
- 「参考になりました!」
- 「この発想すごい」
- ハッシュタグを追加:#TikTok #拡散希望
具体的なコメントを添えることで、フォロワーがリンクをクリックしたくなる確率が上がります。
【方法2】動画を保存してXにアップロードする手順
次に、動画を保存してからXに投稿する方法を説明します。この方法なら、X上で動画が直接再生されます。
ステップ1:TikTokから動画を保存する
手順:
- TikTokアプリで保存したい動画を開く
- 画面右側の「シェア」アイコンをタップ
- 「動画を保存」を選択
- スマートフォンのカメラロールに動画が保存される
保存した動画は、「写真」アプリのカメラロールで確認できます。
注意点:
投稿者が保存を無効にしている動画は、「動画を保存」のボタンが表示されません。その場合は、リンクをコピーしてサードパーティのツールを使う必要がありますが、著作権の観点から推奨できません。自分の動画や、保存が許可されている動画のみを使いましょう。
ステップ2:保存した動画をXに投稿する
手順:
- Xアプリを開く
- 画面下部の「+」ボタン(作成ボタン)をタップ
- キーボードの上に表示されるカメラロールのサムネイルから、TikTok動画を選択
- または「写真/動画」ボタンをタップして、カメラロールから選択
- 必要に応じてコメントを入力
- 「ツイート」をタップして投稿完了
この方法なら、Xのタイムライン上で動画が自動再生されるので、多くの人に見てもらいやすくなります。
リンクをコピーしてXに貼り付ける方法
シェアボタンからではなく、リンクをコピーして手動で貼り付ける方法もあります。
手順:
- TikTokアプリでシェアしたい動画を開く
- 「シェア」アイコンをタップ
- 「リンクをコピー」を選択
- Xアプリを開く
- 新規ツイート作成画面でリンクを貼り付け
- コメントを追加して「ツイート」をタップ
この方法は、複数のSNSに同じリンクをシェアしたいときや、LINEやメールでURLを送りたいときにも便利です。
サムネイルが表示されない場合の対処法
リンクを貼っても、サムネイル画像が表示されないことがあります。その場合は以下の方法を試してみてください。
手順:
- TikTok動画の「リンクをコピー」でURLをコピー
- スマートフォンのブラウザ(SafariやChrome)を開く
- アドレスバーをタップしてURLを削除
- 長押しして「ペーストして開く」をタップ
- ブラウザでTikTok動画が開く
- ブラウザの共有ボタン(四角に上矢印)をタップ
- 「X」を選択してツイート
ブラウザ経由でシェアすると、サムネイル画像が正しく表示されやすくなります。
TikTokとXのアカウント連携方法

TikTokとXのアカウントを連携しておくと、投稿時にXでもシェアする選択肢が表示されます。
連携手順:
- TikTokアプリを開く
- 画面右下の「プロフィール」をタップ
- 「プロフィールを編集」を選択
- 下にスクロールして「SNS」の項目を探す
- 「X」または「Twitter」をタップ
- Xのログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力
- 「連携アプリを認証」をタップ
連携が完了すると、TikTokのプロフィール画面にXのアイコンが表示されます。このアイコンをタップすると、あなたのXアカウントに移動できるようになります。
連携のメリット
- プロフィールにXアカウントへのリンクが表示される
- TikTokからXへの導線が作れる
- 動画投稿時にXでも同時シェアできる(リンク形式)
フォロワーをTikTokからXに誘導したい場合や、逆にXからTikTokに誘導したい場合に便利です。
プライバシー設定:垢バレを防ぐ方法
TikTokの動画をXでシェアする際、注意したいのがアカウントのバレです。
実は、リンクをコピーして他人の動画をXでシェアすると、リンクをクリックした人に「○○への返信」という形で、あなたのTikTokアカウント名が表示されてしまうことがあります。
垢バレを防ぐ設定方法
手順:
- TikTokアプリを開く
- 「プロフィール」をタップ
- 右上の三本線メニューをタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「プライバシー」をタップ
- 「提案とアクティビティ」を選択
- 「リンクを共有した人を表示」をオフにする
この設定をオフにすることで、動画をシェアしてもあなたのアカウント名は表示されなくなります。
別のTikTokアカウントを持っていて、Xのフォロワーに知られたくない場合は、この設定を必ず確認しましょう。
どちらの方法を使うべき?使い分けのポイント
リンク形式と動画アップロード、それぞれに適した使い方があります。
リンク形式が向いている場合
- 他人の動画をシェアするとき
- TikTokのアカウントやプロフィールへ誘導したいとき
- 手軽にすばやくシェアしたいとき
- TikTokでのエンゲージメントを高めたいとき
リンク形式だと、動画を見た人がTikTokに移動するので、TikTok側でのいいねやフォローにつながりやすくなります。
動画アップロードが向いている場合
- 自分の動画をXでも広めたいとき
- Xのタイムラインで直接再生させたいとき
- より多くの人に視聴してもらいたいとき
- リツイートによる拡散を狙いたいとき
動画形式だと、スクロールしているだけで自動再生されるため、視聴数が伸びやすくなります。
両方使う戦略もあり
実は、リンク形式と動画アップロードの両方を使い分ける戦略もあります。
例えば:
- 最初は動画アップロードで多くの人に見てもらう
- 反応が良かったら、後日リンク形式でもシェアしてTikTokに誘導する
複数回シェアすることで、見逃した人にもリーチできます。ただし、短時間に何度も同じ内容を投稿するとスパムと思われる可能性があるので注意しましょう。
シェアできない?トラブルシューティング
TikTokをXにシェアしようとしても、うまくいかないことがあります。よくある問題と対処法を紹介します。
シェアボタンにXが表示されない
原因:
- アプリが最新版でない
- アプリの権限設定に問題がある
対処法:
- TikTokアプリとXアプリを最新版にアップデートする
- スマートフォンの「設定」→「TikTok」→「権限」でSNS連携が許可されているか確認
- 「その他」をタップして追加のシェア先を探す
動画が保存できない
原因:
- 投稿者が動画の保存を無効にしている
対処法:
- 保存が許可されている動画のみを使用する
- リンク形式でシェアする
- 自分の動画であれば、設定で保存を許可してから保存する
連携がうまくいかない
原因:
- Xのログイン情報が間違っている
- アプリやOSのバージョンが古い
- キャッシュに問題がある
対処法:
- Xのユーザー名とパスワードが正しいか確認する
- アプリを最新版にアップデートする
- 一度TikTokからログアウトして再ログインする
- スマートフォンを再起動する
サーバーエラーが出る
原因:
- TikTokまたはXのサーバーに一時的な障害がある
対処法:
- 数時間待ってから再度試す
- TikTokやXの公式アカウントで障害情報を確認する
- それでも改善しない場合は、問い合わせ窓口に連絡する
連携を解除したい場合の手順
TikTokとXの連携を解除したくなったら、以下の手順で簡単に解除できます。
TikTok側から解除する方法:
- TikTokアプリを開く
- 「プロフィール」をタップ
- 「プロフィールを編集」を選択
- 連携しているXアカウント名が表示されている部分をタップ
- 「リンク解除」を選択
X側から解除する方法:
- Xアプリまたはウェブサイトにログイン
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「セキュリティとアカウントアクセス」を選択
- 「アプリとセッション」をタップ
- 連携しているTikTokを見つけて「アクセス権を取り消す」をタップ
両方から解除しておくと、よりしっかり連携が切れます。
TikTokとXを効果的に使い分けるコツ
TikTokとXは、それぞれ異なる特性を持つSNSです。両方を上手に使い分けることで、より多くの人にリーチできます。
TikTokとXのユーザー層の違い
TikTokは10代〜20代の利用率が高く、若年層向けのコンテンツが人気です。一方、Xは幅広い年齢層が利用していて、リアルタイム性の高い情報が好まれます。
同じ動画でも、TikTokとXでは反応する層が異なる可能性があるんです。
投稿文の工夫
TikTokで人気のハッシュタグと、Xで人気のハッシュタグは異なることがあります。
Xでシェアするときは:
- Xで使われているハッシュタグを調べて追加する
- TikTokよりも少し丁寧な文章にする
- リンク形式の場合は、内容を簡潔に説明する
プラットフォームに合わせた投稿文を心がけると、エンゲージメントが向上します。
まとめ
TikTokの動画をXにシェアする方法を紹介しました。
2つのシェア方法まとめ:
- リンク形式(直接シェア)
- 簡単で手軽
- TikTokに誘導できる
- X上では直接再生されない
- 動画アップロード形式
- X上で直接再生される
- 視聴されやすい
- 手順が少し多い
シェアの基本手順:
- 直接シェア:シェアボタン→X→ツイート
- 動画保存:動画を保存→Xで新規ツイート→動画を選択→ツイート
便利な機能:
- アカウント連携でプロフィールにリンク表示
- プライバシー設定で垢バレ防止
- サムネイル表示にはブラウザ経由が有効
TikTokとXを連携させることで、動画コンテンツをより多くの人に届けられます。リンク形式と動画アップロード、それぞれの特性を理解して使い分けることが大切です。
自分の目的に合った方法を選んで、効果的にコンテンツを拡散していきましょう!

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