「TikTokの投稿で@マークが付いてるけど、これって何?」
「友達に自分の動画を確実に見てもらいたいけど、どうすればいいの?」
「知らない人から勝手にメンションされて困ってる…」
TikTokを使っていると、こんな疑問や悩みを持つ方も多いはず。特に「メンション」という機能は、知っているのと知らないのとでは、TikTokの楽しみ方が大きく変わってきます。
この記事では、TikTokのメンション機能について、基本的な意味から具体的な使い方、知らない人からメンションされた時の対処法まで、すべてわかりやすく解説します。
TikTokのメンションとは?基本を理解しよう

メンションの意味
TikTokにおける「メンション」とは、「@(アットマーク)」の後ろに特定のユーザーのIDを入力することで、その相手に通知を送ることができる機能です。
簡単に言うと:
相手の名前を呼んで「ねえ、これ見て!」と知らせることができる機能です。
英語の意味:
「mention(メンション)」は英語で「言及する」「名前を挙げる」という意味があります。
メンションすると何が起こる?
メンションをすると、次のことが起こります。
- 相手に通知が届く
- 「〇〇さんがあなたをメンションしました」という通知が相手のスマホに届きます
- 相手がすぐに確認できる
- 通知をタップすれば、あなたの動画やコメントに直接アクセスできます
- 他の人にも見える
- メンションされたユーザー名は、他の人にも表示されます
メンションはどこで使える?
TikTokでメンションを使える場所は、主に2つあります。
1. 動画投稿時のキャプション(説明文)
動画をアップロードする時、説明文の中でメンションできます。
2. コメント欄
他の人の動画や自分の動画のコメント欄でメンションできます。
メンションとタグ付けの違いって何?
TikTokには「メンション」と「タグ付け」という似た機能があって、混乱しやすいポイントです。この2つの違いをはっきりさせましょう。
メンション(@マーク)
目的: 特定の「人」に知らせる
記号: @(アットマーク)
使い方: @ユーザー名
効果: 相手に通知が届く
例: 「@friend_taro この動画見て!」
タグ付け・ハッシュタグ(#マーク)
目的: 「話題」や「カテゴリー」に分類する
記号: #(ハッシュタグ)
使い方: #キーワード
効果: 検索で見つかりやすくなる、同じテーマの動画が集まる
例: 「#ダンス #おすすめ #fyp」
使い分けのコツ
- 誰かに見てほしい時 → メンション(@)を使う
- 多くの人に見つけてほしい時 → ハッシュタグ(#)を使う
両方を組み合わせて使うこともできます!
TikTokでメンションする方法【画面付きで解説】
メンションのやり方は、実はとっても簡単です。2つのパターンに分けて説明しますね。
パターン1: 動画を投稿する時にメンションする
フォローしている相手をメンションする場合
手順:
- TikTokアプリを開いて、投稿したい動画を選ぶ
- 編集画面に進み、キャプション(説明文)の入力欄を見つける
- 「@メンション」または「@友達」という部分をタップ
- フォローしているアカウントの一覧が表示される
- メンションしたい相手を選んでタップ
- 説明欄に「@相手のユーザー名」が表示されたら成功
- そのまま投稿すればOK
フォローしていない相手をメンションする場合
手順:
- 同じく投稿準備画面で、キャプション入力欄をタップ
- 「@メンション」をタップするか、直接「@」を入力
- 検索欄が表示されるので、メンションしたい相手のユーザー名を入力
- 候補が表示されたら、正しい相手を選んでタップ
- 「@相手のユーザー名」が表示されたら完了
ポイント:
フォローしていない相手でも、相手がプライバシー設定で「誰でも」からのメンションを許可していればメンション可能です。
パターン2: コメント欄でメンションする
手順:
- メンションしたい動画を開く
- 右側にある吹き出しマーク(コメントアイコン)をタップ
- コメント入力欄に「@」を入力
- フォローしているアカウントの候補が自動的に表示される
- 相手を選んでタップするか、ユーザー名を続けて入力
- メッセージを書いて送信
例:
「@tanaka_san この動画めっちゃ面白いよ!」
こうすると、tanaka_sanさんに通知が届いて、あなたのコメントを見てもらえます。
メンションを使うメリット5つ
メンション機能を上手に使うと、こんな良いことがあります。
メリット1: 確実に相手に伝えられる
人気の動画には何百、何千というコメントがつきます。普通にコメントしても、相手に見てもらえない可能性が高いです。
でも、メンションを使えば:
- 相手の通知欄に直接届く
- 大量のコメントに埋もれない
- 見逃される心配がない
メリット2: コミュニケーションが活発になる
メンションをすることで、特定の相手との交流が深まります。
例:
- 友達の動画に「@friend ダンス上手すぎ!」とメンション
- 一緒に写った人に「@partner 昨日はありがとう!」と感謝
こうしたやり取りで、TikTokでのつながりが強くなります。
メリット3: 自分の動画の認知度が上がる
フォロワーが多い人をメンションすると、その人のフォロワーにもあなたの投稿が届く可能性があります。
メンションされた人が:
- あなたの動画を見る
- リアクションしてくれる
- 場合によっては彼らのフォロワーにも広がる
結果として、新しい視聴者に出会えるチャンスが生まれます。
メリット4: 協力者やゲストを紹介できる
動画に一緒に出演した人や、撮影を手伝ってくれた人をメンションすることで:
- クレジットとして紹介できる
- 相手への感謝を示せる
- プロフェッショナルな印象を与える
メリット5: ビジネスやブランド宣伝にも使える
企業アカウントやインフルエンサーは、メンション機能を使って:
- 商品を使ってくれた人を紹介
- コラボ相手を宣伝
- キャンペーン参加者に感謝
このように、マーケティングツールとしても活用できます。
メンションができない!原因と対処法
「メンションしようとしたのに、相手が出てこない…」
こんな経験、ありませんか?メンションができない原因は、いくつかあります。
原因1: アプリやスマホの不具合
TikTokアプリ自体に一時的な問題が発生している可能性があります。
対処法:
- アプリを最新版にアップデートする
- App Store(iPhone)またはGoogle Play ストア(Android)でアップデートを確認
- アプリを再起動する
- アプリを完全に終了して、もう一度開く
- スマホを再起動する
- 電源を切って、もう一度入れる
- TikTokアプリを再インストールする
- 最終手段として、アプリを削除→再インストール
原因2: 相手にブロックされている
相手があなたをブロックしている場合、メンションはできません。
確認方法:
- 相手のユーザー名を検索しても見つからない
- 相手のプロフィールにアクセスできない
- フォローできない
これらに当てはまる場合は、ブロックされている可能性が高いです。
対処法:
残念ながら、相手がブロックを解除しない限り、メンションすることはできません。
原因3: 相手のプライバシー設定
相手が「メンションできる人」の設定を変更している可能性があります。
相手の設定が「フォロワーのみ」や「なし」になっていると:
- あなたがフォローしていない場合、メンションできない
- または、誰からのメンションも受け付けない設定になっている
対処法:
この場合も、相手が設定を変更しない限り、メンションできません。まずは相手をフォローしてみましょう。
原因4: ユーザー名の入力ミス
単純に、ユーザー名を間違えている可能性もあります。
対処法:
- ユーザー名を正確に確認する
- 大文字・小文字、スペース、記号などに注意
- 候補リストから選ぶ方が確実
原因5: 通信環境の問題
インターネット接続が不安定だと、メンション機能がうまく動かないことがあります。
対処法:
- Wi-Fiに接続する
- モバイルデータ通信の電波状況を確認
- 通信速度が遅い場合は、場所を移動する
知らない人からメンションされた!3つの対処法

TikTokを使っていると、突然知らない人からメンションされることがあります。特に怪しいアカウントからのメンションは要注意です。
対処法1: 無視する(基本対応)
一番シンプルで安全な方法は、無視することです。
無視すべきメンション:
- 全く知らない人からの不自然なメンション
- 怪しいリンクが含まれている
- 詐欺や勧誘の匂いがする
- スパムっぽい内容
やること:
特に何もせず、そのまま放置しておきましょう。
対処法2: プライバシー設定でメンションを制限する
知らない人からのメンションが多い場合は、設定を変更しましょう。
手順:
- TikTokアプリを起動して、右下の「プロフィール」をタップ
- 画面右上にある三本線(メニュー)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「プライバシー」をタップ
- 「メンションとタグ付け」を選択
- 「メンション」の設定を変更する
選択肢:
- 誰でも → すべてのユーザーからメンション可能(初期設定)
- フォロー中のユーザー → あなたがフォローしている人のみ
- なし → 誰からもメンションされない
おすすめ:
「フォロー中のユーザー」に設定すると、知らない人からのメンションを防ぎつつ、友達からのメンションは受け取れます。
対処法3: 運営に報告する
悪質なメンションや迷惑行為がある場合は、TikTok運営に報告しましょう。
手順:
- メンションされた動画またはコメントを開く
- 「共有」ボタン(矢印マーク)をタップ
- 「報告する」を選択
- 報告理由を選ぶ(スパム、嫌がらせ、詐欺など)
- 送信
運営が確認して、必要に応じて対応してくれます。
追加の安全対策
不審なアカウントをブロックする:
- 相手のプロフィールを開く
- 右上の三点リーダー(…)をタップ
- 「ブロック」を選択
ブロックすると:
- 相手はあなたをメンションできなくなる
- 相手の動画やコメントが見えなくなる
- 相手もあなたのコンテンツが見えなくなる
メンション通知をオフにする方法
メンション自体は受け取るけど、通知はいらないという場合は、通知設定を変更できます。
手順:
- プロフィール画面から「設定とプライバシー」を開く
- 「通知の設定」をタップ
- 「メンションとタグ付け」を探す
- スイッチをオフにする
これで、メンションされても通知が来なくなります。(メンション自体は受け取れます)
別の方法(スマホ本体の設定から):
iPhoneの場合:
- スマホの「設定」を開く
- 「TikTok」を選択
- 「通知」をタップ
- 必要に応じて通知をオフ
Androidの場合:
- スマホの「設定」を開く
- 「アプリと通知」→「TikTok」を選択
- 「通知」から設定を変更
メンションを効果的に使うコツ
最後に、メンション機能を上手に活用するためのコツをお伝えします。
コツ1: やりすぎ注意
メンションは便利ですが、やりすぎると逆効果です。
避けるべき行動:
- 動画を投稿するたびに同じ人をメンション
- 関係のない動画で勝手にメンション
- 一度に10人以上メンション
相手に「通知がうるさい」と思われる可能性があります。
適切な使い方:
- 本当に見てほしい時だけメンション
- 相手に関係がある内容の時のみ
- 重要度の高い投稿に絞る
コツ2: 相手の立場を考える
メンションする前に、相手の気持ちを考えましょう。
チェックポイント:
- 相手にとって有益な内容か?
- 迷惑になっていないか?
- タイミングは適切か?
コツ3: 感謝や紹介に使う
メンションは、感謝を伝えたり人を紹介したりする時に特に効果的です。
良い使い方の例:
- 「@photographer 素敵な写真を撮ってくれてありがとう!」
- 「@friend ダンス一緒に踊ってくれてありがと!」
- 「@brand この商品めっちゃ良かったです!」
コツ4: コラボやチャレンジに活用
他のクリエイターとコラボする時や、チャレンジ企画に参加する時にメンションを使うと、お互いの露出が増えます。
例:
- デュエット動画で元の投稿者をメンション
- チャレンジに参加して、企画者をメンション
コツ5: 正確なユーザー名を使う
メンションする時は、正確なユーザー名を確認しましょう。
間違いやすいポイント:
- 似たようなユーザー名がある
- 大文字・小文字が混在している
- 数字や記号が含まれている
候補リストから選ぶ方が確実です。
よくある質問(Q&A)
Q1: メンションとタグ付けは同じですか?
A: いいえ、違います。
- メンション(@) → 特定の人に通知を送る機能
- タグ付け(#) → 話題やカテゴリーを分類する機能
Q2: フォローしていない人でもメンションできますか?
A: はい、できます。
ただし、相手のプライバシー設定によります。相手が「誰でも」からのメンションを許可していればメンション可能です。
Q3: メンションされたら必ず応答しなければいけませんか?
A: いいえ、義務ではありません。
返信するかどうかは自由です。ただし、友達や知り合いからのメンションには、できるだけ反応してあげると関係が良くなります。
Q4: 一度に何人までメンションできますか?
A: 技術的には複数人メンション可能ですが、明確な上限は公表されていません。
ただし、あまりに多くの人をメンションすると、スパムと見なされる可能性があるので注意しましょう。
Q5: メンションを削除することはできますか?
A: はい、できます。
- 自分が投稿した動画やコメントは編集・削除可能
- 他人からメンションされた場合は、その投稿やコメント自体を削除することはできませんが、プライバシー設定で今後のメンションを制限できます
Q6: メンションした相手にバレますか?
A: はい、バレます。
メンションすると相手に通知が届くので、必ず相手に知られます。
Q7: 間違えて知らない人をメンションしてしまいました。どうすればいいですか?
A: すぐに削除しましょう。
- コメントの場合:コメントを長押しして「削除」
- 投稿の場合:動画を削除するか、編集してメンションを削除
Q8: 企業アカウントやインフルエンサーをメンションしても大丈夫ですか?
A: はい、大丈夫です。
ただし、以下の点に注意:
- スパムのような連続メンションは避ける
- 関連性のある内容でメンション
- 宣伝目的だけのメンションは控える
まとめ
TikTokのメンション機能について、たくさんのことをお伝えしました。最後に重要なポイントをまとめます。
メンションとは:
- @マークを使って特定の人に通知を送る機能
- 相手に確実に伝えたい時に便利
メンションの使い方:
- 動画投稿時:キャプションで「@ユーザー名」
- コメント時:コメント欄で「@ユーザー名」
メンションのメリット:
- 相手に確実に届く
- コミュニケーションが活発になる
- 自分の動画の認知度が上がる
- 協力者を紹介できる
- ビジネスにも活用できる
メンションできない時は:
- アプリをアップデート
- 相手にブロックされていないか確認
- ユーザー名を正確に入力
知らない人からメンションされたら:
- 基本は無視
- プライバシー設定を「フォロー中のユーザー」に変更
- 悪質な場合は運営に報告
上手に使うコツ:
- やりすぎない
- 相手の立場を考える
- 感謝や紹介に活用
- 正確なユーザー名を使う
メンション機能を上手に使いこなせば、TikTokでの交流がもっと楽しくなります。ぜひこの記事を参考に、メンション機能を活用してみてくださいね!

コメント