Telegramを使っていて、「オンライン中」と表示されるのが気になったことはありませんか?
誰かに監視されているような感覚や、すぐに返信しなければというプレッシャーを感じることもあるでしょう。
この記事では、Telegramでオンライン状態を非表示にする方法を詳しく解説します。
オンライン状態と「最終接続」について
Telegramには、ユーザーの活動状況を示す2つの情報があります。
オンライン状態
「オンライン」は、そのユーザーが今まさにTelegramを使用中であることを示す表示です。
アプリを開いている間、このステータスが他のユーザーに表示されます。
ユーザー名の横に緑色の点が表示され、「オンライン」という文字が添えられます。
最終接続(Last Seen)
「最終接続」は、そのユーザーが最後にTelegramを使用した日時を示す情報です。
「最終接続 昨日 16:20」や「最終接続 09/29/23」のように具体的な時刻で表示されます。
この2つの情報は連動しており、設定で一緒に管理されます。
オンライン状態の表示方法
Telegramのデフォルト設定では、オンライン状態と最終接続時刻が他のユーザーに表示されます。
具体的な表示例
オンライン中の場合
ユーザー名の下に「オンライン」と表示され、今まさに使用していることがわかります。
オフラインの場合
「最終接続 今日 14:32」のように、最後に使った時刻が表示されます。
非表示設定の場合
完全に非表示にはできませんが、「最近」「1週間以内」「1ヶ月以内」「かなり前」という曖昧な表示になります。
オンライン状態を非表示にする方法
それでは、具体的な設定方法を見ていきましょう。
この設定により、オンライン状態と最終接続時刻の両方を制限できます。
iPhone(iOS)での設定方法
- Telegramアプリを開く
- 画面下部の「設定」をタップ
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「最終接続とオンライン」をタップ
- 「なし」を選択
- 右上のチェックマークをタップして保存
Androidでの設定方法
- Telegramアプリを開く
- 左上のメニューボタン(三本線)をタップ
- 「設定」を選択
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「最終接続とオンライン」を選択
- 「なし」をタップ
- 右上のチェックマークをタップして保存
デスクトップ(PC)での設定方法
- Telegram Desktopを開く
- 左上のメニューボタン(三本線)をクリック
- 「設定」を選択
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリック
- 「最終接続時刻を表示できるユーザー」を選択
- 「なし」を選ぶ
- 変更を保存
3つの基本設定オプション
Telegramでは、オンライン状態の公開範囲を3段階で選択できます。
すべての人(Everybody)
すべてのTelegramユーザーに対して、オンライン状態と最終接続時刻を公開します。
これがデフォルト設定です。
誰でもあなたの活動状況を確認できるため、プライバシーは最も低くなります。
連絡先(My Contacts)
自分の連絡先に登録されている人だけに公開します。
見知らぬ人からの監視を避けつつ、友人には状況を知らせたい場合に適しています。
なし(Nobody)
誰に対してもオンライン状態と最終接続時刻を非表示にします。
最もプライバシー保護が高い設定です。
ただし、完全に非表示になるわけではなく、「最近」などの曖昧な情報は表示されます。
例外設定の使い方
基本設定に加えて、特定のユーザーに対して例外を作ることができます。
「許可する」の設定
「なし」を選択した状態で、特定の人だけにオンライン状態を見せたい場合に使います。
設定手順:
- 「最終接続とオンライン」の設定画面を開く
- 「なし」を選択
- 「許可する」の「相手を追加する」をタップ
- オンライン状態を公開したいユーザーを選択
- チェックマークをタップして保存
例:家族や親しい友人だけには状況を知らせたい場合に便利です。
「許可しない」の設定
「連絡先」や「すべての人」を選択した状態で、特定の人だけに非表示にしたい場合に使います。
設定手順:
- 「最終接続とオンライン」の設定画面を開く
- 「連絡先」または「すべての人」を選択
- 「許可しない」の「相手を追加する」をタップ
- オンライン状態を隠したいユーザーを選択
- チェックマークをタップして保存
例:上司や元恋人など、特定の人からだけ隠したい場合に有効です。
完全非表示はできない理由
Telegramでは、オンライン状態を「なし」に設定しても、完全には非表示になりません。
曖昧な表示が残る理由
Telegramは公平性の原則を重視しています。
そのため、「相手の情報を見ることができない人は、自分の情報も相手に見られない」という仕組みになっています。
また、メッセージを送る相手が実際にTelegramを使っているかどうかを判断できないと不便です。
そこで、具体的な時刻は隠しつつ、おおよその活動状況は伝える設計になっています。
曖昧な表示の種類
最近(Last seen recently)
1秒前から2〜3日前までの範囲を示します。
最も新しいカテゴリーで、比較的最近ログインしたことを意味します。
1週間以内(Last seen within a week)
2〜3日前から7日前までの範囲です。
1ヶ月以内(Last seen within a month)
6〜7日前から1ヶ月前までの範囲です。
かなり前(Last seen a long time ago)
1ヶ月以上前にログインしたことを示します。
または、ブロックされている可能性もあります。
メッセージを送る相手には「オンライン」が表示される
「なし」に設定していても、例外的にオンライン状態が表示される場面があります。
チャット中の表示
自分が相手にメッセージを送っているとき、または送った直後には、その相手に「オンライン」と表示されます。
これは、チャット中の相手だけに限定されます。
他のユーザーには引き続き曖昧な表示しか見えません。
表示される理由
これは、会話をスムーズに進めるための配慮です。
メッセージを送った相手に対してだけ、「今この人とやり取りできる」という情報を提供しています。
チャット画面を閉じたり、別の人とやり取りを始めたりすると、その相手には再び「オンライン」が表示されなくなります。
Telegram Premiumの特権
Telegram Premiumは有料のサブスクリプションサービスです。
オンライン状態に関して、特別な機能があります。
非対称な閲覧権限
Telegram Premiumユーザーは、自分の「最終接続とオンライン」を「なし」に設定していても、他のユーザーの正確な最終接続時刻を見ることができます。
ただし、これは相手が自分の設定でPremiumユーザーからの閲覧を制限していない場合に限ります。
無料ユーザーへの影響
逆に言えば、無料ユーザーが「なし」に設定すると、他の無料ユーザーの正確な最終接続時刻も見られなくなります。
これは公平性の原則に基づいています。
自分の情報を隠すなら、相手の情報も見られないという仕組みです。
オンライン状態を隠すメリット
プライバシーの保護
誰からも監視されていないという安心感が得られます。
いつTelegramを使っているかを他人に知られずに済みます。
返信プレッシャーの軽減
オンラインと表示されていると、「なぜ返信しないのか」と思われる可能性があります。
非表示にすることで、自分のペースでメッセージに対応できます。
特定の人からの回避
元恋人、職場の上司、しつこい連絡相手など、特定の人から距離を置きたい場合に有効です。
例外設定を使えば、その人だけに非表示にできます。
仕事とプライベートの区別
仕事用のアカウントでプライベートな時間を守りたいときに便利です。
勤務時間外にオンラインであることを知られずに済みます。
設定が反映されない場合の対処法
オンライン状態を非表示に設定したのに、まだ表示されてしまう場合があります。
キャッシュの削除
アプリのキャッシュが溜まっていると、設定が正しく反映されないことがあります。
Androidでのキャッシュ削除方法:
- Telegramのトップページで三本線をタップ
- 「設定」→「データとストレージ」
- 「ストレージの使用状況」をタップ
- 「キャッシュを消去する」を選択
- 削除するデータを選んで実行
キャッシュ削除後、再度オンライン状態の設定を行ってください。
アプリの再起動
アプリやスマホでバグが発生していると、設定が反映されない場合があります。
アプリ再起動の方法:
- スマホのタスクボタン(四角いボタン)をタップ
- 起動中のTelegramアプリを上にスワイプして終了
- 再度Telegramアプリを開く
スマホ本体の再起動:
電源ボタンを長押しして再起動メニューを表示し、再起動を実行します。
アプリとOSのアップデート
古いバージョンのアプリやOSを使っていると、設定が正常に動作しないことがあります。
確認方法:
- App StoreまたはGoogle PlayでTelegramのアップデートを確認
- スマホの設定からOSのアップデートを確認
最新バージョンに更新してから、再度設定を試してください。
その他のプライバシー設定
オンライン状態以外にも、Telegramには重要なプライバシー設定があります。
電話番号の非表示
デフォルトでは電話番号が他のユーザーに表示されます。
これを非表示にすることができます。
設定方法:
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」
- 「電話番号」をタップ
- 「私の番号を見られる人」を「なし」に設定
プロフィール写真の公開範囲
プロフィール写真を誰に見せるかも選択できます。
設定方法:
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」
- 「プロフィール写真」をタップ
- 「すべての人」「連絡先」「なし」から選択
電話番号検索の制限
電話番号で検索されないようにすることもできます。
設定方法:
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」
- 「電話番号」をタップ
- 「私の番号で見つけられる人」を設定
グループでのオンライン状態
グループチャットでは、オンライン状態の扱いが少し異なります。
グループでの非表示
「なし」に設定すると、すべてのグループメンバーから最終接続時刻が隠されます。
グループごとに設定を変えることはできません。
チャンネルでのオンライン状態
チャンネルは一方向の配信ツールなので、そもそも登録者のオンライン状態は表示されません。
チャンネル管理者も、登録者の最終接続時刻を見ることはできません。
タイピングインジケーター
オンライン状態を非表示にしても、「入力中…」という表示は残ります。
これは、相手がメッセージを入力しているかどうかを示す機能で、別の設定項目です。
シークレットチャットとの違い
Telegramには「シークレットチャット」という別の機能もあります。
シークレットチャットの特徴
エンドツーエンド暗号化された完全非公開のチャットです。
メッセージは相手のデバイスにのみ保存され、Telegramのサーバーには残りません。
自動削除タイマーを設定でき、指定した時間後にメッセージが自動的に消えます。
オンライン非表示との関係
シークレットチャットを使っても、オンライン状態は通常通り表示されます。
シークレットチャットはメッセージの暗号化が目的で、オンライン状態の管理とは別の機能です。
両方を組み合わせることで、より高いプライバシー保護が実現できます。
よくある質問
Q: 完全にオンライン状態を消すことはできますか?
A: 完全には消せません。
「なし」に設定しても「最近」などの曖昧な表示は残ります。
これはTelegramの設計思想によるものです。
Q: 特定の一人だけに非表示にできますか?
A: はい、可能です。
基本設定を「連絡先」または「すべての人」にして、「許可しない」で特定のユーザーを追加してください。
Q: 自分の設定を変えると、相手の情報も見られなくなりますか?
A: はい。
「なし」に設定すると、他のユーザーの正確な最終接続時刻も見られなくなります。
公平性の原則に基づいた仕組みです。
Q: Telegram Premiumに加入すれば、完全非表示のまま他人の情報を見られますか?
A: 基本的には可能ですが、相手が特別な制限をかけている場合は見られません。
また、相手もPremiumユーザーの場合は相互に閲覧できることがあります。
Q: ブロックした相手には何が表示されますか?
A: ブロックした相手には「かなり前」と表示されるか、何も表示されません。
相手はあなたのオンライン状態を確認できなくなります。
Q: 既読通知は消せますか?
A: Telegramには既読通知(ダブルチェックマーク)があります。
これを完全に消す設定はありません。
ただし、音声メッセージは事前にダウンロードしてアプリ外で再生すれば、既読が付きません。
まとめ
Telegramでオンライン状態を非表示にする方法を解説しました。
完全非表示はできませんが、「なし」に設定することで、かなりプライバシーを守ることができます。
例外設定を使えば、特定の人にだけ公開・非公開を切り替えられるため、柔軟な運用が可能です。
オンライン状態の公開は、自分のペースでコミュニケーションを取るために重要な要素です。
自分に合った設定を見つけて、快適にTelegramを使いましょう。

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