「Switchのマイクラでサーバーを追加しようとしたら、追加ボタンがない!」と困った経験はないでしょうか。
これはバグでも設定ミスでもなく、Nintendo Switch版マイクラの仕様です。
この記事では、なぜSwitchでサーバーを追加できないのか、そして実際に外部サーバーに接続する方法を分かりやすく解説します。
そもそもなぜSwitchはサーバーを追加できないのか
Nintendo Switch(および PlayStation・Xbox)の統合版マイクラは、公式の仕様として特集サーバー以外への接続機能が搭載されていません。
PCやスマホ版(統合版)ではサーバータブに「サーバーを追加」ボタンが表示されますが、Switch版にはそのボタン自体が存在しないのです。
特集サーバーとは、MojangとMicrosoft(マイクロソフト)が公式に認定したコミュニティサーバーのこと。
現在はCubeCraft、The Hive、Lifeboat、Mineville、Enchanted、Galaxiteなど数十のサーバーがゲーム内に表示されています。
Switch版でこの制限が設けられている理由は、任天堂のペアレンタルコントロールポリシーや、プラットフォーム側のセキュリティ方針によるものです(Minecraft公式Wiki「Bedrock Edition servers」)。
PC・スマホとは違い、コンソール機は各プラットフォーマーが厳格なネットワーク管理を行っているため、未認証のサーバーへの直接接続を標準機能として提供していません。
DNS変更でサーバーを追加できるようにする方法
Switch版でも、DNSの設定を変更することで外部サーバーに接続できるようになります。
「BedrockConnect(ベッドロックコネクト)」というオープンソースのツールを経由する方法で、2019年から多くのプレイヤーに利用されています(BedrockConnect公式GitHubページ)。
BedrockConnectの仕組み
通常、マイクラが特集サーバーに接続する際は、Mojan指定のドメイン名(例:mco.lbsg.net)に接続します。
BedrockConnectはこのドメイン宛ての通信を中継するDNSサーバーを立て、代わりにサーバー選択画面を表示します。
結果として、プレイヤーは画面上で任意のIPアドレスを入力し、外部サーバーに接続できるようになります。
注意点として、これは非公式の手段です。
Microsoftの利用規約上グレーゾーンであること、接続先のDNSサーバーの安定性が保証されないこと、将来的に仕様変更で利用できなくなる可能性があることを理解した上で、自己責任でご利用ください。
事前に必要なもの
- Nintendo Switch Onlineへの加入(外部サーバーに接続するために必要)
- Microsoftアカウント(マイクラ統合版のオンラインプレイに必要)
- 接続したいサーバーのIPアドレスとポート番号(サーバー管理者に確認)
Nintendo Switch Onlineは個人プランで月額306円(税込)から利用できます(Nintendo公式サイト「Nintendo Switch Online」)。
手順1:SwitchのDNS設定を変更する
まず、Nintendo Switchのシステム設定からDNSを変更します。
この設定はルーターの設定ではなく、Switchが特定のネットワークへ接続する際の設定のみを変更します。
- Switchのホーム画面から「設定」(歯車アイコン)を開く
- 「インターネット」→「インターネットの設定」を選択
- 接続中のWi-Fi(チェックマークが付いているもの)を選択
- 「設定の変更」をタップ
- 下にスクロールして「DNS設定」を選択
- 「手動」に切り替える
- 「優先DNS(プライマリDNS)」に
104.238.130.180を入力 - 「代替DNS(セカンダリDNS)」に
8.8.8.8を入力 - 「保存する」をタップ
プライマリDNSの 104.238.130.180 がBedrockConnectのDNSサーバーです。
セカンダリDNSの 8.8.8.8 はGoogleが提供する一般的なDNSサーバーで、BedrockConnectのDNSが応答できない場合の保険として設定します。
手順2:マイクラを起動してサーバーリストを開く
DNS設定が完了したら、マイクラを起動してサーバーリスト画面を呼び出します。
- マイクラを起動し、「遊ぶ」を選択
- 画面上部の「サーバー」タブをタップ
- 特集サーバーの一覧が表示されるので、リダイレクト対応サーバーのどれかを選んで「サーバーに参加」をタップ
リダイレクト対応の特集サーバー:
- Mineville
- Lifeboat
- Enchanted
- Galaxite
- The Hive
CubeCraftはDNSSEC(DNSのセキュリティ拡張)が有効なため、BedrockConnectのリダイレクトが適用されません。上記5つのいずれかを選んでください。
接続が成功すると、通常のゲームワールドではなく「サーバーリスト画面」が表示されます。
手順3:サーバーを追加して接続する
サーバーリスト画面が開いたら、接続したいサーバーを追加します。
- 「新しいサーバーに接続」をタップ
- 「Server Address」に接続したいサーバーのIPアドレスを入力
- 「Server Port」にポート番号を入力(統合版のデフォルトは
19132) - 「Add to server list」をオンにすると、次回からリストから選択できるようになる(任意)
- 「Submit」をタップして接続
これでSwitchから外部サーバーへの接続が完了します。
うまく接続できない場合の対処法
サーバーリスト画面が表示されず、特集サーバーのゲームに入ってしまう場合
プライマリDNSの設定を確認してください。104.238.130.180 が正しく入力されているか、保存が完了しているかを確認します。
DNS変更後はSwitchを一度再起動するか、30分ほど待ってDNSキャッシュが更新されるのを待つと改善することがあります(BedrockConnect公式トラブルシューティング)。
インターネット接続が不安定になった場合
BedrockConnectのDNSサーバーが混雑または不安定な場合があります。
プライマリDNSを別のBedrockConnectサーバーIPに変更するか、セカンダリDNSを 1.1.1.1(Cloudflare)に変更してみてください。
「サーバーが期限切れです」と表示される場合
マイクラのバージョンと接続先サーバーのバージョンが一致していない可能性があります。
サーバー管理者にバージョンを確認し、必要であればマイクラをアップデートしてください。
DNS設定を元に戻したい場合
Switch「設定」→「インターネット」→「インターネットの設定」→該当Wi-Fi→「設定の変更」→「DNS設定」→「自動」に変更すれば、元の状態に戻ります。
設定不要で遊べる代替手段:Realms(レルムズ)
DNS変更に抵抗がある方や、家族・友達だけと遊びたい方には、Minecraft Realms(レルムズ)も選択肢のひとつです。
Realmsはマイクラ公式のマルチプレイサービスで、Switch版でも使えます。
最大11名(ホスト1名+招待10名)でプレイでき、Nintendo Switch Onlineとは別の月額サービスです。
| プラン | 最大人数 | 月額費用(目安) |
|---|---|---|
| Realms | 2名 | 約480円 |
| Realms Plus | 11名 | 約960円 |
※料金はプラットフォームや時期によって変動する可能性があります。最新の料金はマイクラ公式サイトでご確認ください。
Realmsは設定が簡単で安全性が高い反面、好きなサーバーに接続できるわけではなく、あくまで招待制のプライベート空間になります。
まとめ
SwitchのマイクラでサーバーのA「追加」ボタンが表示されないのは、Nintendo Switchのプラットフォーム仕様で外部サーバーへの直接接続が制限されているためです。
DNS設定を変更してBedrockConnectを経由すれば、外部サーバーへの接続が可能になります。
手順はシンプルで、Switch本体の設定を少し変更するだけです。
ただし非公式の手段であるため、利用は自己責任でお願いします。
家族や少人数の友達だけで遊ぶなら、Realmsの方が設定不要で使いやすいのでこちらも検討してみてください。
マイクラ統合版の関連記事として、マインクラフトのエラーが治らない!原因と解決方法を徹底解説やMicrosoftゲーマータグを変更する完全ガイドもあわせてご覧ください。
参考情報源:

コメント