Steamでゲームをたくさんインストールしていると、あっという間にCドライブの容量が限界に達してしまいますよね。「新しいゲームを入れたいのに、空き容量が足りない!」という経験、誰もがあるはずです。
でも安心してください。ゲームを再ダウンロードしなくても、簡単に別のドライブに移動できるんです。
Steam公式の移動機能を使えば、数クリックでゲームを別のドライブに引っ越しできます。しかもセーブデータはそのまま、設定も変わらず、すぐにプレイを再開できるんですよ。
この記事では、Steam標準機能を使った移動方法から、複数ゲームの一括移動、SSDとHDDの使い分け戦略まで、詳しく解説していきます。
Steamゲームをドライブ移動する理由
なぜゲームを移動する必要があるのでしょうか。
Cドライブの容量不足
最も多い理由が、システムドライブ(Cドライブ)の容量不足です。
最近のAAAタイトルは、1本で100GB以上の容量を使うことも珍しくありません。Call of Dutyシリーズは200GB超、Red Dead Redemption 2は150GB超と、どんどん大容量化しているんです。
256GBのSSDをCドライブにしている場合、数本インストールするだけでいっぱいになってしまいますね。
SSDとHDDの使い分け
すべてのゲームをSSDに入れる必要はありません。
読み込み速度が重要なゲームはSSDに、ターン制のゲームやたまにしかプレイしないゲームはHDDに、と使い分けることで、ストレージを効率的に活用できます。
ストレージの増設や交換後
新しいSSDを追加購入したり、より大容量のドライブに交換したりした後、既存のゲームを移動させたいことがありますよね。
再ダウンロードするより、移動した方が圧倒的に速いんですよ。
PC買い替えやクリーンインストール
新しいPCに乗り換える時や、Windowsをクリーンインストールする時も、ゲームを移動させておけば再ダウンロードの手間が省けます。
外付けドライブに一時的に退避させておく方法もあるんです。
移動前に確認すべきこと
作業を始める前に、これらを確認しましょう。
移動先のドライブに十分な空き容量があるか
ゲームのサイズ以上の空き容量が必要です。
ゲームのサイズは、Steamライブラリでゲームを右クリック→「プロパティ」→「インストール済みのファイル」で確認できます。移動先のドライブに、少なくともゲームサイズの1.5倍以上の空き容量を確保しておきましょう。
移動先のライブラリフォルダが作成されているか
別のドライブにゲームを移動するには、事前にSteamライブラリフォルダを追加しておく必要があります。
まだ追加していない場合は、先に設定しておいてください。後ほど詳しく説明しますね。
移動中はゲームがプレイできない
移動作業中は、対象のゲームを起動できません。
オンラインゲームで長時間のマッチをプレイ中などは、作業を避けた方が良いでしょう。移動には、ゲームのサイズによって数分から数十分かかることがあります。
セーブデータは別の場所にある
多くのゲームでは、セーブデータはゲーム本体とは別の場所に保存されています。
通常は「C:\Users[ユーザー名]\Documents」や「AppData」フォルダにあるので、ゲームを移動してもセーブデータは失われません。念のため、Steamクラウド同期を有効にしておくと安心ですよ。
移動先のライブラリフォルダを追加する方法
まずは移動先を準備しましょう。
ライブラリフォルダ追加の手順
ステップ1:Steam設定を開く
Steamクライアント左上の「Steam」メニューをクリックして、「設定」を選択します。
設定ウィンドウが表示されるはずです。
ステップ2:ストレージを選択
左側のメニューから「ストレージ」を選択してください。
現在設定されているライブラリフォルダの一覧が表示されます。
ステップ3:新しいドライブを追加
画面右上の「+」ボタン、または「ストレージを追加」ボタンをクリックします。
ドライブ選択画面が開くはずです。
ステップ4:ドライブとフォルダを選択
ゲームを移動させたいドライブ(例: Dドライブ)を選択します。
フォルダ名は自動的に「SteamLibrary」が提案されますが、好きな名前に変更できるんです。「追加」または「選択」ボタンをクリックすると、新しいライブラリフォルダが作成されます。
確認
ストレージ一覧に、新しいドライブが表示されていればOKです。
各ドライブの空き容量や、インストールされているゲーム数も確認できますよ。
Steam標準機能でゲームを移動する方法(推奨)
最も簡単で安全な方法です。
個別のゲームを移動する手順
ステップ1:Steamライブラリを開く
Steamクライアントで「ライブラリ」タブを選択します。
インストール済みのゲーム一覧が表示されるはずです。
ステップ2:移動したいゲームを右クリック
移動させたいゲームを右クリックして、「プロパティ」を選択してください。
ゲームのプロパティウィンドウが開きます。
ステップ3:インストール済みのファイルを開く
左側のメニューから「インストール済みのファイル」タブを選択します。
ここに移動機能があるんです。
ステップ4:移動ボタンをクリック
「移動」または「インストールフォルダを移動」ボタンをクリックします。
移動先を選択する画面が表示されるはずです。
ステップ5:移動先のドライブを選択
先ほど追加したライブラリフォルダの中から、移動先を選択してください。
各ドライブの空き容量も表示されるので、判断しやすいですね。
ステップ6:移動開始
「フォルダを移動」ボタンをクリックすると、ゲームの移動が始まります。
進行状況がバーで表示されるので、完了まで待ちましょう。
ステップ7:移動完了を確認
移動が完了すると、プロパティウィンドウに新しいインストール先が表示されます。
すぐにゲームをプレイできる状態になっているので、試しに起動してみてください。セーブデータや設定もそのまま引き継がれているはずです。
移動にかかる時間の目安
移動時間は、ゲームのサイズと使用しているストレージの種類によって異なります。
同じSSD内での移動
- 50GBのゲーム: 約2〜5分
- 100GBのゲーム: 約5〜10分
SSDからHDDへの移動
- 50GBのゲーム: 約5〜15分
- 100GBのゲーム: 約15〜30分
HDDからSSDへの移動
- 50GBのゲーム: 約10〜20分
- 100GBのゲーム: 約20〜40分
HDD間での移動
- 50GBのゲーム: 約15〜30分
- 100GBのゲーム: 約30分〜1時間
USB 2.0の外付けHDDだと、さらに時間がかかることがあるので注意してくださいね。
複数のゲームをまとめて移動する方法
何本もゲームを移動させたい場合の効率的な方法です。
一つずつ移動するのが基本
残念ながら、Steam標準機能では複数のゲームを同時に選択して移動することはできません。
一つずつ手順を繰り返す必要があるんです。ただし、移動作業自体は数分で終わるので、10本程度なら30分〜1時間もあれば完了しますよ。
効率的に移動する順番
大きなゲームから移動する
容量の大きいゲームから優先的に移動すると、Cドライブの空き容量を効率的に確保できます。
ライブラリでゲームを「サイズ」でソートすれば、容量順に並べられるんです。
よく遊ぶゲームはSSDに残す
頻繁にプレイするゲームや、読み込み時間が長いゲームは、SSDに残しておきましょう。
移動するのは、たまにしかプレイしないゲームやクリア済みのゲームから始めるのがおすすめですね。
移動中も他のゲームはプレイ可能
移動作業中でも、他のゲームは普通にプレイできます。
また、移動作業を複数同時に実行することもできないので、一つの移動が終わってから次のゲームを移動させてください。
手動でゲームを移動する方法(非推奨)
Steam標準機能を使わない方法もありますが、リスクがあります。
手動移動の手順
ステップ1:ゲームフォルダを特定
移動したいゲームのインストール場所を確認します。
通常は「C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common[ゲーム名]」にあるはずです。
ステップ2:ゲームフォルダを丸ごとコピー
ゲームフォルダ全体を、移動先のライブラリフォルダにコピーします。
例: 「D:\SteamLibrary\steamapps\common\」にコピー
コピーには、ゲームのサイズによって時間がかかります。コピー中にエラーが出ないよう、他の作業は避けましょう。
ステップ3:manifestファイルも移動
「steamapps」フォルダ直下にある「appmanifest_[数字].acf」ファイルも忘れずにコピーしてください。
この数字はゲームのApp IDで、このファイルがないとSteamがゲームを認識できないんです。どのファイルが対象のゲームかは、ファイルを開いて「name」欄を見れば分かります。
ステップ4:元のフォルダを削除
コピーが完全に終わったことを確認してから、元のフォルダを削除します。
削除前に、念のためバックアップを取っておくと安心ですね。
ステップ5:Steamを再起動
Steamを完全に終了してから、再度起動します。
自動的に新しい場所のゲームを認識するはずです。認識されない場合は、「設定」→「ストレージ」から手動でライブラリフォルダを再スキャンしてください。
手動移動のリスク
この方法は、以下のようなリスクがあります。
- ファイルのコピーミスでゲームが起動しなくなる
- manifestファイルを忘れるとSteamが認識しない
- 手順を間違えると再ダウンロードが必要になる
- Steamの更新でファイル構造が変わると対応できない
特別な理由がない限り、Steam標準の移動機能を使うことを強くおすすめします。
SSDとHDDの使い分け戦略
どのゲームをどのドライブに置くか考えましょう。
SSDに置くべきゲーム
以下のようなゲームは、読み込み速度が重要なのでSSDに入れるのがおすすめです。
オープンワールドゲーム
広大なマップを持つゲームは、頻繁にデータを読み込みます。
- The Witcher 3
- Cyberpunk 2077
- Elden Ring
- Red Dead Redemption 2
- Skyrim
- Fallout 4
HDDだとロード時間が長く、快適にプレイできないことが多いんです。
マルチプレイヤー・対戦ゲーム
マッチ開始前のロード時間が他のプレイヤーを待たせることがあります。
- Counter-Strike 2
- VALORANT
- Apex Legends
- Rainbow Six Siege
- League of Legends
ロード時間が短いと、チームメイトに迷惑をかけずに済みますね。
頻繁にプレイするゲーム
毎日のようにプレイするゲームは、SSDに置いておくと起動が速くて快適です。
HDDでも問題ないゲーム
以下のようなゲームは、HDDでも十分に楽しめます。
ターン制・パズルゲーム
リアルタイムの読み込みが少ないゲームです。
- Civilization VI
- XCOM 2
- Baldur’s Gate 3(ターン制戦闘時)
- Slay the Spire
- Darkest Dungeon
じっくり考えながら進めるゲームは、読み込み速度の影響が少ないんですよ。
2Dゲーム・インディーゲーム
データサイズが小さく、読み込みも少ないゲームです。
- Stardew Valley
- Terraria
- Hollow Knight
- Celeste
- Hades
これらはHDDでも快適にプレイできますね。
クリア済みのゲーム
もうほとんどプレイしないけど、アンインストールしたくないゲームはHDDに移動させましょう。
また遊びたくなったら、SSDに戻せばいいだけです。
古いゲーム
2010年代前半以前のゲームは、もともとHDDを前提に設計されています。
SSDの恩恵が少ないので、HDDで十分ですよ。
実践的な使い分け例
512GB SSD + 2TB HDDの場合
- SSD: よく遊ぶゲーム5〜8本(約400GB)
- HDD: たまに遊ぶゲーム、古いゲーム、クリア済みゲーム(約1.5TB)
1TB SSD + 4TB HDDの場合
- SSD: よく遊ぶゲーム10〜15本(約800GB)
- HDD: バックログ、クリア済み、古いゲーム(約3TB)
自分のプレイスタイルに合わせて、柔軟に移動させるのがコツです。
外付けドライブにゲームを移動する場合
外付けHDDやSSDを使う時の注意点です。
USB接続の外付けドライブ
USB 3.0以上の外付けドライブなら、Steamのライブラリとして使用できます。
メリット
- 大容量のゲームを保管できる
- PC間でドライブごと移動できる
- 内蔵ドライブの容量を節約できる
デメリット
- 転送速度が内蔵ドライブより遅い
- 常時接続が必要
- ドライブレターが変わると認識されない
外付けドライブ使用時の注意点
常時接続が必須
外付けドライブを取り外すと、そこにあるゲームが起動できなくなります。
Steamを起動する前に、必ずドライブを接続しておきましょう。
ドライブレターを固定する
Windowsは、USBデバイスの接続順によってドライブレター(D:、E:など)を自動割り当てします。
「ディスクの管理」から固定のドライブレターを割り当てておくと、毎回同じレターで認識されて安心ですね。
手順
- Windowsキー + X → 「ディスクの管理」を選択
- 外付けドライブを右クリック → 「ドライブ文字とパスの変更」
- 「変更」をクリックして、固定したいレターを選択
- 「OK」で確定
転送速度の制限
USB 3.0でも、内蔵SSDに比べると読み込み速度は遅くなります。
オープンワールドゲームなど、ロード時間が重要なゲームは、内蔵ドライブに置いておく方が快適ですよ。
ポータブルSSDのすすめ
最近は、高速なポータブルSSD(USB-C接続)も手頃な価格になっています。
外付けでありながら、内蔵SSDに近い速度が出るので、よく遊ぶゲームを入れても快適にプレイできるんです。特にノートPCユーザーにおすすめですね。
ゲーム移動時のトラブルシューティング
うまくいかない時の対処法です。
移動ボタンが表示されない・グレーアウトしている
原因1:移動先のライブラリフォルダが追加されていない
移動先のドライブにSteamライブラリフォルダを追加してください。
「設定」→「ストレージ」から追加できます。
原因2:ゲームがアップデート中
ゲームの更新中は移動できません。
アップデートが完了するまで待ってから、再試行しましょう。
原因3:Steamクラウド同期中
クラウド同期が進行中だと、移動できないことがあります。
同期が完了するまで待つか、一時的にクラウド同期を無効化してください。
移動が途中で止まる・エラーが出る
原因1:空き容量不足
移動先のドライブに十分な空き容量がありません。
ゲームサイズの1.5倍以上の空き容量を確保してから、再試行してください。
原因2:ファイルが使用中
ゲームや他のアプリがファイルを使用していると、移動できません。
ゲームを完全に終了してから、再度試してみましょう。バックグラウンドで動作しているプロセスがないか、タスクマネージャーで確認するのも効果的ですね。
原因3:ディスクエラー
ドライブにエラーがあると、移動が失敗します。
Windowsの「ディスクのチェック」機能で、エラーをスキャンして修復してください。
手順
- エクスプローラーでドライブを右クリック
- 「プロパティ」→「ツール」タブ
- 「チェック」ボタンをクリック
- 指示に従ってスキャン実行
移動後にゲームが起動しない
対処法1:ゲームファイルの整合性確認
ファイルが破損している可能性があります。
ゲームを右クリック→「プロパティ」→「インストール済みのファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」を実行してください。破損したファイルがあれば、自動的に再ダウンロードされますよ。
対処法2:Steamを再起動
単純ですが、Steamを完全に終了してから再起動すると解決することもあります。
タスクトレイのSteamアイコンを右クリック→「終了」を選んでから、再度起動してください。
対処法3:Visual C++ Redistributableの再インストール
一部のゲームは、Visual C++ Redistributableに依存しています。
Steamのインストールフォルダ内「steamapps\common[ゲーム名]\redist」にあるインストーラーを実行してみましょう。
移動後にゲームが消えた・認識されない
対処法1:ライブラリフォルダを再スキャン
Steamがゲームを認識していないだけかもしれません。
「設定」→「ストレージ」で、該当するドライブを右クリック→「フォルダを修復」または「再スキャン」を試してください。
対処法2:手動でゲームを再認識させる
Steamストアでそのゲームのページを開き、「インストール」をクリックします。
インストール先を選択する画面で、移動先のドライブを選択してください。既存のファイルを検出して、ダウンロードせずに認識されるはずですよ。
セーブデータと設定の扱い
ゲームを移動してもデータは大丈夫なのか確認しましょう。
セーブデータの保存場所
多くのゲームでは、セーブデータはゲーム本体とは別の場所に保存されています。
一般的な保存場所
C:\Users\[ユーザー名]\Documents\My Games\[ゲーム名]C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\[ゲーム名]C:\Users\[ユーザー名]\AppData\LocalLow\[ゲーム名]C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\[ゲーム名]C:\Users\[ユーザー名]\Saved Games\[ゲーム名]
ゲーム本体を移動しても、これらの場所にあるデータは影響を受けません。
Steamクラウドの活用
Steamクラウドに対応しているゲームなら、セーブデータは自動的にクラウドに保存されます。
ゲームを移動しても、アンインストールしても、再インストール時に自動的にセーブデータが復元されるんです。クラウド対応かどうかは、ゲームのストアページで確認できますよ。
設定ファイル
グラフィック設定、キー設定、オーディオ設定なども、セーブデータと同じ場所に保存されることが多いです。
ゲームを移動しても、これらの設定は引き継がれるので、再設定の必要はありません。
MODの扱い
MODをインストールしているゲームを移動する場合、MODファイルも一緒に移動されます。
ただし、MODマネージャー(Nexus Mod Managerなど)を使っている場合、マネージャー側の設定でゲームのパスを更新する必要があることもあるので注意してくださいね。
PC買い替え時のゲーム移行
新しいPCにゲームを持っていく方法です。
外付けドライブを使った移行
ステップ1:外付けドライブにライブラリを作成
外付けHDDやSSDにSteamライブラリフォルダを追加します。
「設定」→「ストレージ」から、外付けドライブを追加してください。
ステップ2:ゲームを外付けドライブに移動
移行したいゲームを、先ほど追加した外付けドライブに移動します。
前述の移動手順に従って、一つずつ移動させましょう。
ステップ3:新しいPCに接続
新しいPCにSteamをインストールしてから、外付けドライブを接続します。
ステップ4:ライブラリフォルダを追加
新しいPCのSteamで、「設定」→「ストレージ」から外付けドライブのライブラリフォルダを追加してください。
自動的にゲームが認識されて、すぐにプレイできるようになりますよ。
Steamバックアップ機能の活用
Steamには、ゲームをバックアップする公式機能もあります。
「Steam」メニュー→「バックアップとゲームファイルの復元」から、ゲームをバックアップできます。DVD/Blu-rayに分割して保存することもできるので、光学メディアで移行したい場合に便利ですね。
ゲーム移動に関するよくある質問
疑問を解消しましょう。
Q1: 移動したゲームのセーブデータは消えませんか?
A: 消えません。セーブデータは通常、ゲーム本体とは別の場所に保存されています。
念のためSteamクラウド同期を有効にしておくと、さらに安心ですね。
Q2: 移動に失敗したらどうなりますか?
A: 最悪の場合、ゲームを再ダウンロードする必要があります。
ただし、Steam標準機能を使えば、失敗のリスクは極めて低いです。心配な場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。
Q3: 移動中にPCの電源が切れたらどうなりますか?
A: 移動が中断されます。再度移動操作を行うと、最初からやり直しになることが多いです。
ノートPCの場合は、電源に接続した状態で作業することをおすすめします。
Q4: 同じドライブ内で別のフォルダに移動できますか?
A: Steam標準機能では、別のドライブ間での移動のみサポートされています。
同じドライブ内での移動は、手動でフォルダをコピーする方法になりますが、推奨されません。
Q5: ゲームを移動すると実績は消えますか?
A: 消えません。実績はSteamのサーバー側に保存されているので、ゲームを移動しても影響はありません。
アンインストールして再インストールしても、実績は残りますよ。
Q6: 複数のPCで同じ外付けドライブのゲームをプレイできますか?
A: 技術的には可能ですが、注意が必要です。
Steamアカウントは同時に1台のPCでしかログインできないので、別のPCでプレイする場合は前のPCでログアウトする必要があります。また、セーブデータの同期にも注意してくださいね。
まとめ:ゲームの移動は簡単!ストレージを賢く使おう
Steamのゲームは、Steam標準機能を使えば簡単に別のドライブに移動できます。
再ダウンロードの必要もなく、セーブデータや設定もそのまま引き継がれるので、安心して移動作業ができますね。
この記事のポイント
- Steam標準の移動機能が最も簡単で安全
- 移動先のライブラリフォルダを事前に追加する
- セーブデータはゲーム本体とは別の場所にあるので消えない
- SSDには頻繁にプレイするゲーム、HDDにはたまに遊ぶゲームを配置
- 外付けドライブも使用可能だが常時接続が必要
- 移動にかかる時間はゲームサイズとドライブの種類による
- トラブル時はファイルの整合性確認やSteam再起動を試す
- PC買い替え時は外付けドライブで簡単に移行できる
Cドライブの容量不足に悩んでいる人は、ぜひこの方法を試してみてください。ストレージを賢く管理して、たくさんのゲームを快適に楽しんでくださいね!

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