【Steam】重い・遅い原因と対処法を完全解説!クライアント・ゲーム・ダウンロード別に紹介

ゲーム

「Steamクライアントの動作がカクカクする」
「Steamで起動したゲームがやたら重い」
「ゲームのダウンロードが遅すぎて終わらない」

PCゲーマーなら、一度はこんな経験があるのではないでしょうか?

この記事では、Steamが重いときの原因と対処法を、クライアントゲームダウンロードの3つのパターン別に徹底解説します。

初心者でも分かりやすいように、手順を詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。


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  1. まず確認!「重い」の症状はどれ?
    1. パターン1:Steamクライアント自体が重い
    2. パターン2:Steamのゲームが重い
    3. パターン3:ダウンロードが遅い
  2. 【共通】まず試してほしい基本の対処法
    1. 対処法1:PCを再起動する
    2. 対処法2:Steamを再起動する
    3. 対処法3:バックグラウンドで動いている不要なアプリを終了する
    4. 対処法4:Steamを管理者として実行する
  3. 【パターン1】Steamクライアントが重いときの対処法
    1. 対処法1:Webブラウザキャッシュを削除する
    2. 対処法2:ダウンロードキャッシュをクリアする
    3. 対処法3:低パフォーマンスモードを有効にする
    4. 対処法4:ハードウェアアクセラレーションを有効にする
    5. 対処法5:プロキシ設定を確認する
    6. 対処法6:Steamを修復する
    7. 対処法7:Steamの優先度を上げる
  4. 【パターン2】Steamのゲームが重いときの対処法
    1. 対処法1:ゲームファイルの整合性を確認する
    2. 対処法2:グラフィックドライバーを更新する
    3. 対処法3:ゲーム内のグラフィック設定を下げる
    4. 対処法4:高パフォーマンスGPUを使用する設定にする
    5. 対処法5:電源プランを「高パフォーマンス」に変更する
    6. 対処法6:MODを確認・削除する
    7. 対処法7:PCのスペックを確認する
  5. 【パターン3】ダウンロードが遅いときの対処法
    1. 対処法1:ダウンロード速度を確認する
    2. 対処法2:ダウンロード地域を変更する
    3. 対処法3:帯域幅の制限を解除する
    4. 対処法4:ダウンロードキャッシュをクリアする
    5. 対処法5:有線接続に切り替える
    6. 対処法6:Wi-Fiルーターの位置や周波数帯を見直す
    7. 対処法7:混雑する時間帯を避ける
    8. 対処法8:セキュリティソフトを一時的に無効にする
  6. それでも改善しない場合の最終手段
    1. 最終手段1:Steamを再インストールする
    2. 最終手段2:HDDをSSDに換装する
    3. 最終手段3:PCのスペックアップを検討する
  7. よくある質問
    1. Q1:Steamはどれくらいのメモリを使いますか?
    2. Q2:Steam自体がPCを遅くすることはありますか?
    3. Q3:ゲーム発売日にダウンロードが遅いのはなぜ?
    4. Q4:VPNを使っているとSteamが遅くなりますか?
    5. Q5:Steamのダウンロード速度と回線速度が違うのはなぜ?
  8. まとめ:症状に合った対処法を試そう

まず確認!「重い」の症状はどれ?

「Steamが重い」といっても、実は3つのパターンがあります。

自分の症状がどれに当てはまるか確認してから、該当する対処法を試してみましょう。

パターン1:Steamクライアント自体が重い

Steamアプリを起動したときに、ストアやライブラリの画面がカクカクする、読み込みが遅い、フリーズするなどの症状です。

→「クライアントが重いときの対処法」へ

パターン2:Steamのゲームが重い

ゲーム自体のフレームレート(fps)が低い、カクつく、ラグがあるなどの症状です。

→「ゲームが重いときの対処法」へ

パターン3:ダウンロードが遅い

ゲームのダウンロードやアップデートに時間がかかりすぎる症状です。

→「ダウンロードが遅いときの対処法」へ


【共通】まず試してほしい基本の対処法

どのパターンでも、まずは以下の基本的な対処法を試してみてください。

対処法1:PCを再起動する

意外とこれだけで解決することがあります。

PCを再起動すると、メモリやCPUの一時的な負荷がリセットされ、動作が軽くなることが多いです。

対処法2:Steamを再起動する

Steamを一度完全に終了して、再度起動してみましょう。

完全に終了する手順:

  1. タスクバー右下のシステムトレイ(上矢印アイコン)をクリック
  2. Steamアイコンを右クリック
  3. 「Steamを終了」をクリック
  4. 数秒待ってから、Steamを再度起動する

対処法3:バックグラウンドで動いている不要なアプリを終了する

他のアプリがPCのリソース(CPU、メモリ、ネットワーク)を使っていると、Steamの動作に影響します。

タスクマネージャーで確認する手順:

  1. Ctrl + Shift + Escキーを同時に押す
  2. タスクマネージャーが開く
  3. 「プロセス」タブで、CPU・メモリの使用率が高いアプリを確認
  4. 不要なアプリを右クリックして「タスクの終了」を選択

ブラウザで多くのタブを開いている場合や、動画編集ソフトなどの重いアプリが動いている場合は、終了させましょう。

対処法4:Steamを管理者として実行する

Steamを管理者権限で実行すると、システムリソースへのアクセスがスムーズになり、動作が改善することがあります。

手順:

  1. デスクトップのSteamアイコンを右クリック
  2. 「管理者として実行」を選択
  3. 確認ダイアログが出たら「はい」をクリック

【パターン1】Steamクライアントが重いときの対処法

Steamクライアント自体の動作が重い場合は、以下の対処法を試してみてください。

対処法1:Webブラウザキャッシュを削除する

Steamには内蔵ブラウザがあり、そのキャッシュが溜まると動作が重くなることがあります。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」メニューをクリック
  3. 「設定」を選択
  4. 左側のメニューから「Webブラウザ」をクリック
  5. 「Webブラウザのデータを削除」ボタンをクリック
  6. 確認画面で「確認」をクリック

この方法は、Steamコミュニティのユーザーからも「即座に改善した」と報告されている効果的な対処法です。

対処法2:ダウンロードキャッシュをクリアする

ダウンロードキャッシュが溜まっていると、クライアント全体の動作に影響することがあります。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」「設定」を開く
  3. 左側のメニューから「ダウンロード」をクリック
  4. 「ダウンロードキャッシュをクリアする」ボタンをクリック
  5. 確認画面で「確認」をクリック

クリア後はSteamに再ログインが必要になるので、ログイン情報を忘れずに確認しておきましょう。

対処法3:低パフォーマンスモードを有効にする

Steamには、メモリ使用量を減らす低パフォーマンスモードという設定があります。

この設定はあまり知られていませんが、メモリ使用量を削減できる効果的な方法です。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」「設定」を開く
  3. 左側のメニューから「ライブラリ」をクリック
  4. 「低パフォーマンスモード」をオンにする
  5. 「コミュニティコンテンツの無効化」もオンにする

この設定を有効にすると、ライブラリ画面の表示がシンプルになりますが、メモリ使用量が約70MB程度削減されるという報告があります。

対処法4:ハードウェアアクセラレーションを有効にする

GPUを使ってSteamの描画処理を行う設定です。CPUの負荷を減らせます。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」「設定」を開く
  3. 左側のメニューから「インターフェイス」をクリック
  4. 「GPUアクセラレーションによるWebレンダリングを有効にする」をオンにする
  5. Steamを再起動する

対処法5:プロキシ設定を確認する

プロキシ設定が有効になっていると、接続時に余計な処理が発生して重くなることがあります。

Windowsでの確認手順:

  1. Windowsキーを押して「インターネットオプション」と入力
  2. 「インターネットオプション」を開く
  3. 「接続」タブ「LANの設定」をクリック
  4. 「設定を自動的に検出する」のチェックを外す
  5. 「LANにプロキシサーバーを使用する」のチェックが外れていることを確認
  6. 「OK」をクリック

対処法6:Steamを修復する

Steamの一部ファイルが破損している場合、修復することで改善することがあります。

手順:

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 以下のコマンドを入力してEnterを押す
"C:\Program Files (x86)\Steam\bin\SteamService.exe" /repair
  1. コマンドプロンプトが表示され、修復が実行される
  2. 完了したらSteamを再起動する

※Steamを別の場所にインストールしている場合は、パスを変更してください。

対処法7:Steamの優先度を上げる

タスクマネージャーでSteamの優先度を上げると、システムリソースが優先的に割り当てられます。

手順:

  1. Steamを起動した状態で、Ctrl + Shift + Escを押す
  2. タスクマネージャーの「詳細」タブをクリック
  3. 「steam.exe」を探して右クリック
  4. 「優先度の設定」「高」を選択

【パターン2】Steamのゲームが重いときの対処法

特定のゲームや複数のゲームが重い場合は、以下の対処法を試してみてください。

対処法1:ゲームファイルの整合性を確認する

ゲームファイルが破損していると、動作が不安定になったり重くなったりします。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 「ライブラリ」を開く
  3. 重いゲームを右クリックして「プロパティ」を選択
  4. 左側のメニューから「インストール済みファイル」をクリック
  5. 「ゲームファイルの整合性を確認」ボタンをクリック
  6. 確認が完了するまで待つ(数分かかることがあります)

破損したファイルがあれば、自動的に修復されます。

対処法2:グラフィックドライバーを更新する

グラフィックドライバー(GPU用のソフトウェア)が古いと、ゲームのパフォーマンスに大きく影響します。

NVIDIAの場合:

  1. NVIDIA公式サイトにアクセス
  2. 自分のGPUに合ったドライバーをダウンロード
  3. インストールして再起動

AMDの場合:

  1. AMD公式サイトにアクセス
  2. 自分のGPUに合ったドライバーをダウンロード
  3. インストールして再起動

Intel(内蔵GPU)の場合:

  1. Intel公式サイトにアクセス
  2. ドライバー&サポートアシスタントを使用して更新

対処法3:ゲーム内のグラフィック設定を下げる

PCのスペックがゲームの推奨スペックを満たしていない場合、グラフィック設定を下げることで改善できます。

下げると効果的な設定:

  • 解像度:1080p(フルHD)以下に設定
  • グラフィック品質:「高」→「中」または「低」に変更
  • 影の品質:「低」または「オフ」に設定
  • アンチエイリアス:「オフ」または「低」に設定
  • 描画距離:短めに設定
  • 垂直同期(V-Sync):オフにする(カクつきが改善することがある)
  • フレームレート上限:60fpsなどに制限

対処法4:高パフォーマンスGPUを使用する設定にする

ノートPCなど、CPU内蔵GPUと専用GPUの両方を搭載している場合、ゲームが内蔵GPUで動作していると重くなります。

Windowsでの設定手順:

  1. デスクトップを右クリックして「ディスプレイ設定」を選択
  2. 下にスクロールして「グラフィック」をクリック
  3. 「参照」をクリックして、ゲームの実行ファイル(.exe)を選択
  4. 追加されたゲームをクリックして「オプション」を選択
  5. 「高パフォーマンス」を選択して「保存」をクリック

対処法5:電源プランを「高パフォーマンス」に変更する

PCの電源設定が省電力モードになっていると、CPUやGPUの性能が制限されます。

手順:

  1. Windowsキーを押して「電源プラン」と入力
  2. 「電源プランの編集」または「電源オプション」を開く
  3. 「高パフォーマンス」を選択

※ノートPCの場合、バッテリー消費が早くなるので注意してください。

対処法6:MODを確認・削除する

ゲームにMOD(改造データ)を入れている場合、それが原因で重くなっている可能性があります。

一度MODをすべて無効化して、症状が改善するか確認してみましょう。

対処法7:PCのスペックを確認する

ゲームの推奨スペックを満たしていない場合、どんな設定をしても快適にプレイするのは難しいです。

ゲームの推奨スペック確認方法:

  1. Steamストアで該当ゲームのページを開く
  2. ページ下部の「システム要件」を確認
  3. 「最低スペック」と「推奨スペック」を確認

自分のPCスペック確認方法(Windows):

  1. Windowsキー + Rを押す
  2. 「dxdiag」と入力してEnter
  3. 「システム」タブでCPUとメモリを確認
  4. 「ディスプレイ」タブでGPUを確認

スペックが足りない場合は、グラフィックボードの交換、メモリの増設、またはゲーミングPCへの買い替えを検討しましょう。


【パターン3】ダウンロードが遅いときの対処法

ゲームのダウンロードやアップデートが遅い場合は、以下の対処法を試してみてください。

対処法1:ダウンロード速度を確認する

まず、現在のインターネット回線速度を確認しましょう。

確認方法:

  1. ブラウザでFast.comにアクセス
  2. 自動的に速度測定が始まる
  3. 表示された速度を確認

目安:

  • 50Mbps以上:快適にダウンロードできる
  • 20~50Mbps:普通(大容量ゲームは時間がかかる)
  • 20Mbps以下:遅い(回線の見直しを検討)

Steamでのダウンロード速度確認:

  1. Steamの「表示」「ダウンロード」を開く
  2. 「ネットワーク使用状況」でリアルタイムの速度を確認

※SteamではMB/s(メガバイト毎秒)で表示されます。Mbps(メガビット毎秒)に変換するには、表示された数値を8倍してください。(例:10 MB/s = 80 Mbps)

対処法2:ダウンロード地域を変更する

Steamは自動的に最適なサーバーを選びますが、混雑しているサーバーに接続されていることがあります。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」「設定」を開く
  3. 左側のメニューから「ダウンロード」をクリック
  4. 「ダウンロード地域」のプルダウンをクリック
  5. 別の地域を選択(日本国内なら「Japan – Tokyo」「Japan – Osaka」など)
  6. Steamを再起動する

混雑している時間帯は、あえて海外サーバー(韓国、台湾など)を試してみるのも効果的です。

対処法3:帯域幅の制限を解除する

ダウンロード速度に制限がかかっている可能性があります。

手順:

  1. Steamを起動する
  2. 左上の「Steam」「設定」を開く
  3. 左側のメニューから「ダウンロード」をクリック
  4. 「帯域幅を制限」の設定を確認
  5. 制限がかかっていたら、「無制限」に設定する

対処法4:ダウンロードキャッシュをクリアする

前述の手順と同じですが、ダウンロードが遅い場合も効果があります。

手順:

  1. Steam→設定→ダウンロード
  2. 「ダウンロードキャッシュをクリアする」をクリック

対処法5:有線接続に切り替える

Wi-Fi接続は電波状況によって速度が不安定になります。

可能であれば、LANケーブルを使った有線接続に切り替えると、速度が安定します。

対処法6:Wi-Fiルーターの位置や周波数帯を見直す

有線接続が難しい場合は、Wi-Fi環境を改善しましょう。

改善ポイント:

  • ルーターとPCの距離を近づける
  • 壁や障害物の少ない場所にルーターを置く
  • 5GHz帯に接続する(2.4GHz帯より高速だが、壁を通しにくい)
  • 他の家族がWi-Fiを使っている時間帯を避ける

対処法7:混雑する時間帯を避ける

ゲームの発売日やアップデート直後は、サーバーが混雑してダウンロードが遅くなります。

深夜や早朝など、比較的アクセスが少ない時間帯にダウンロードすると、速度が改善することがあります。

対処法8:セキュリティソフトを一時的に無効にする

セキュリティソフトがSteamの通信を監視・制限している可能性があります。

一時的にセキュリティソフトを無効にして、ダウンロード速度が改善するか確認してみましょう。

注意: セキュリティソフトを無効にしている間は、ウイルス感染のリスクが高まります。ダウンロード完了後は必ず有効に戻してください。


それでも改善しない場合の最終手段

最終手段1:Steamを再インストールする

上記の方法をすべて試しても改善しない場合は、Steamの再インストールを検討しましょう。

ゲームデータを残して再インストールする手順:

  1. Steamのインストールフォルダを開く(通常は C:\Program Files (x86)\Steam
  2. 「steamapps」フォルダをコピーして、別の場所にバックアップ
  3. コントロールパネルからSteamをアンインストール
  4. Steam公式サイトから最新版をダウンロードしてインストール
  5. バックアップした「steamapps」フォルダを新しいSteamフォルダに戻す
  6. Steamを起動してログイン

最終手段2:HDDをSSDに換装する

SteamやゲームをインストールしているドライブがHDD(ハードディスク)の場合、SSD(ソリッドステートドライブ)に換装すると、読み込み速度が大幅に改善します。

SSDはHDDに比べて数倍~数十倍の読み書き速度があるため、ゲームのロード時間も短縮されます。

最終手段3:PCのスペックアップを検討する

Steamを快適に使うために必要な最低限のスペックは以下の通りです:

  • CPU:Intel Core i5以上 / AMD Ryzen 5以上
  • メモリ(RAM):8GB以上(16GB推奨)
  • GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060以上 / AMD Radeon RX 580以上
  • ストレージ:SSD(256GB以上、ゲーム用に追加容量があると良い)

現在のPCがこれらのスペックを満たしていない場合は、パーツの交換やゲーミングPCへの買い替えを検討しましょう。


よくある質問

Q1:Steamはどれくらいのメモリを使いますか?

A: 通常、Steamクライアントは約400~500MB程度のメモリ(RAM)を使用します。

ただし、ライブラリに多くのゲームがある場合や、ストアページを閲覧している場合は、もっと多くのメモリを使用することがあります。

「低パフォーマンスモード」を有効にすると、メモリ使用量を70MB程度削減できます。

Q2:Steam自体がPCを遅くすることはありますか?

A: はい、あり得ます。

PCに搭載されているメモリが少ない場合(4GB以下など)、Steamを起動しているだけでPCの動作が遅くなることがあります。

また、Steamでゲームをダウンロードしながら他の作業をすると、ネットワーク帯域やディスクI/Oが圧迫されて遅くなることもあります。

Q3:ゲーム発売日にダウンロードが遅いのはなぜ?

A: サーバーへのアクセスが集中しているためです。

人気ゲームの発売日やセール期間中は、世界中のユーザーが同時にダウンロードするため、サーバーが混雑します。

時間をずらしてダウンロードするか、ダウンロード地域を変更してみてください。

Q4:VPNを使っているとSteamが遅くなりますか?

A: はい、VPNは速度低下の原因になることがあります。

VPNを経由すると通信が暗号化されるため、オーバーヘッドが発生して速度が低下します。

Steamを使う際はVPNをオフにするか、高速なVPNサービスを利用することをおすすめします。

Q5:Steamのダウンロード速度と回線速度が違うのはなぜ?

A: 単位の違いが原因です。

回線速度は通常Mbps(メガビット毎秒)で表示されますが、Steamのダウンロード速度はMB/s(メガバイト毎秒)で表示されます。

1バイト = 8ビットなので、Mbpsの数値を8で割るとMB/sになります。

例えば、回線速度が100Mbpsの場合、Steamでは最大約12.5MB/sと表示されます。


まとめ:症状に合った対処法を試そう

Steamが重いときの対処法について、重要なポイントをおさらいしましょう:

まず試す基本の対処法

  • PCの再起動
  • Steamの再起動(タスクトレイから完全に終了)
  • 不要なバックグラウンドアプリの終了
  • 管理者として実行

クライアントが重い場合

  • Webブラウザキャッシュの削除(効果大)
  • ダウンロードキャッシュのクリア
  • 低パフォーマンスモードの有効化
  • ハードウェアアクセラレーションの有効化
  • プロキシ設定の確認
  • Steamの修復
  • 優先度を「高」に設定

ゲームが重い場合

  • ゲームファイルの整合性確認
  • グラフィックドライバーの更新
  • ゲーム内設定を下げる
  • 高パフォーマンスGPUの使用
  • 電源プランを「高パフォーマンス」に
  • MODの確認・削除
  • PCスペックの確認

ダウンロードが遅い場合

  • 回線速度の確認
  • ダウンロード地域の変更
  • 帯域幅制限の解除
  • 有線接続への切り替え
  • 混雑時間帯を避ける

最終手段

  • Steamの再インストール
  • HDDからSSDへの換装
  • PCのスペックアップ

Steamが重い原因はさまざまですが、多くの場合はキャッシュのクリアや設定の変更で改善できます。

まずは簡単にできる対処法から順番に試してみてくださいね!


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