「このゲーム、自分のPCで動くのかな?」と不安になったことはないだろうか。
購入してから「スペックが足りなくて動かなかった……」という失敗は、事前に確認するだけで防げる。
この記事では、自分のPCスペックを調べる方法と、ゲームが動くかどうか判定する方法を順番に解説する。
「最低スペック」と「推奨スペック」の違い

PCゲームの動作環境には2種類の表記がある。
| 種類 | 意味 | 実際の動作 |
|---|---|---|
| 最低スペック(Minimum) | ゲームが一応起動できるスペック | 低画質・低設定・30fps前後が目安 |
| 推奨スペック(Recommended) | 快適にプレイできるスペック | 標準画質・60fps前後が目安 |
最低スペックを満たしていてもゲームが重くカクついたり、大型アップデート後に動かなくなることがある。
快適に遊びたいなら、推奨スペックを基準に判断するのがおすすめだ。
STEP 1:自分のPCスペックを確認する
まずは自分のPCが何のパーツを積んでいるか把握しよう。
確認が必要なのは主に4つだ。
- CPU(プロセッサ):PCの処理性能全般に関わる
- GPU(グラフィックボード/グラボ):3Dゲームの映像処理に最も影響する
- メモリ(RAM):データの一時保存領域。容量が少ないと動作が不安定になる
- ストレージの空き容量:ゲームのインストール先の空き容量
CPUとメモリの確認方法(Windows 10 / 11 共通)
- デスクトップの何もない場所を右クリックする
- 「ディスプレイ設定」を選択する
- 左メニューの一番下にある「バージョン情報」(または「詳細情報」)をクリックする
- 「デバイスの仕様」の項目でCPU(プロセッサ)とメモリ(実装RAM)を確認できる
GPUの確認方法(dxdiagツール)
- Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
dxdiagと入力してEnterを押す(初回はダイアログが出るので「はい」をクリック)- 「DirectX診断ツール」が開く
- 上部の「ディスプレイ」タブをクリックする
- 「名前」の欄にGPU名が表示される
ストレージの空き容量確認方法
- エクスプローラーを開く(Windowsキー+E)
- 左メニューの「PC」をクリックする
- 各ドライブの空き容量が表示される
STEP 2:ゲームの動作環境(システム要件)を確認する
Steamの場合
- Steamストアで確認したいゲームのページを開く
- ページを下にスクロールする
- 「システム要件」の項目にCPU・GPU・メモリ・ストレージの条件が記載されている
Epic Gamesの場合
- Epic Gamesストアでゲームのページを開く
- 「詳細」タブまたはページ下部に「システム要件」が表示されている
公式サイトの場合
ゲームによっては公式サイトのダウンロードページや「動作環境」ページに記載されている。
ゲーム名+「動作環境」または「システム要件」で検索すると見つかりやすい。
STEP 3:「Can You Run It」で自動判定する(おすすめ)
自分のスペックとゲームの要件を個別に比較するのが面倒な場合は、「Can You Run It」というサービスを使うと自動で判定してくれる。
サービスURL:Can You Run It(英語サイト)
使い方
- サイトにアクセスし、検索欄にゲーム名を英語で入力する(例:「Elden Ring」「Wuthering Waves」など)
- 候補が出たらゲームを選択し「Can You Run It」ボタンをクリックする
Detection.exeというファイルのダウンロードが始まるので保存して実行する- しばらく待つとブラウザに結果が表示される
結果の見方
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 緑色のチェックマーク ✔ | スペックを満たしている |
| 赤色のバツマーク ✗ | スペックが不足している |
「Minimum」に✔が入れば一応起動は可能。「Recommended」も✔なら快適にプレイできる見込みがある。
1項目だけ✗で差も小さい場合は、設定を下げれば動く場合もある。
注意点: Can You Run It は英語のサービスで、あくまで参考判定だ。最終的には自分で数値を比較して判断しよう。
また、PCのスペック情報(CPU・GPU・メモリ)がサイトに送信される仕組みだが、個人情報は収集されていない。
STEP 4:スペックの数値を比較する方法(より正確に知りたい場合)
GPUやCPUの性能を型番だけで判断するのは難しい。
PassMarkというサービスを使うと、型番ごとの性能スコアを数値で比較できる。
- CPU比較:PassMark CPU Benchmark
- GPU比較:PassMark Video Card Benchmark
自分のCPU・GPU名で検索してスコアを調べ、ゲームの推奨スペックの型番スコアと比較する。
自分のスコアが推奨スペックのスコアを上回っていれば快適にプレイできる可能性が高い。
よくある失敗パターン
グラフィックボードなしのPCの場合
内蔵GPU(オンボードグラフィック)のみのPCは、3Dグラフィックのゲームでは動作が難しいことが多い。
「Intel UHD Graphics」「Intel Iris Xe Graphics」など、IntelやAMDのCPU内蔵グラフィックは、本格的な3Dゲームには力不足になるケースがある。
ノートPCの注意点
ノートPCは同じ型番のGPUでもデスクトップより性能が低いことがある。
ゲーム中はACアダプタを接続し、電源プランを「高パフォーマンス」に設定すると性能が引き出しやすい。
スペックが足りなかった場合の対処法
- ゲーム内の設定を下げる:解像度・画質・フレームレート上限を下げるだけで動作が改善することがある
- 不要なバックグラウンドアプリを終了する:タスクマネージャーで常駐ソフトを終了してリソースを確保する
- 無料ゲームは試してみる:無料ゲームであればダウンロードして実際に動かしてみるのが一番確実だ
- PCをアップグレードする:メモリの増設やGPUの交換で改善できるケースもある
まとめ
PCゲームが動くか確認する手順は次の4ステップだ。
dxdiagや設定画面で自分のCPU・GPU・メモリを調べる- SteamやEpic Gamesのストアページでゲームのシステム要件を調べる
- 「Can You Run It」で自動判定する
- 必要に応じてPassMarkでスコアを数値比較する
購入前の確認は数分でできる作業なので、ぜひ習慣にしてほしい。
参考情報源:


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