「LinkedInをもう使わないからアカウントを削除したい」「複数のアカウントを整理したい」「プライバシーが心配だから退会したい」と考えていませんか。
LinkedInは世界最大級のビジネス特化型SNSですが、就職・転職活動が終わった後や、使う機会がなくなった時には、アカウントの削除を検討する方も多いでしょう。
ただし、アカウントを削除すると、すべてのつながり、推薦、メッセージが永久に失われます。
この記事では、LinkedInアカウントの削除方法から、削除前に必ず確認すべきこと、復元の可能性、代替案まで、初心者にも分かりやすく詳しく解説します。
後悔しない選択ができるよう、しっかりサポートしますので、ぜひ最後までお読みください。
LinkedInアカウント削除の基本知識
LinkedInには「アカウント解約(削除)」と「アカウント休止」という2つの選択肢があります。
アカウント解約(完全削除)とは
アカウント解約は、LinkedInからアカウントを完全に削除することを意味します。
解約すると失われるもの
- すべてのつながり(コネクション)
- プロフィール情報
- 投稿やコメント
- 送受信したメッセージ
- 受けた推薦や承認(エンドースメント)
- グループメンバーシップ
- フォローしている企業や人物
解約後、14日間の猶予期間があり、この期間内であればアカウントを復元できます。
ただし、14日を過ぎると、すべてのデータが完全に削除され、二度と復元できません。
アカウント休止(Hibernate)とは
アカウント休止は、一時的にアカウントを非表示にする機能です。
休止の特徴
- データはすべて保持される
- プロフィールが検索結果に表示されなくなる
- 通知が来なくなる
- いつでも再開できる
- つながりや推薦は残る
完全に退会したいわけではなく、しばらく使わないだけなら、休止のほうが適しています。
LinkedInアカウントを削除する前に確認すべきこと
アカウントを削除する前に、以下の点を必ず確認してください。
1. データをダウンロードする
大切なデータは、削除前に必ずダウンロードしておきましょう。
ダウンロードできるデータ
- プロフィール情報
- つながりのリスト
- 送受信したメッセージ
- 投稿履歴
- 推薦や承認
- グループ活動履歴
データのダウンロード方法
- LinkedInにログイン
- 画面右上のプロフィールアイコンをクリック
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「データのプライバシー」セクションで「データのコピーを入手」をクリック
- ダウンロードしたいデータの種類を選択
- 「アーカイブをリクエスト」をクリック
LinkedInから、ダウンロードリンクがメールで送られてきます(72時間有効)。
2. Premiumプランを解約する
有料のLinkedIn Premiumに加入している場合、先にプランをキャンセルする必要があります。
Premiumプランの解約方法
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「アカウント設定」タブを選択
- 「サブスクリプションと支払い」セクションを探す
- 「Premium サブスクリプション」の横にある「管理」をクリック
- 「サブスクリプションをキャンセル」を選択
- 画面の指示に従って解約を完了
解約しても、支払い済みの期間が終了するまでPremium機能は使えます。
3. 所有しているグループを削除または譲渡する
LinkedInグループのオーナーになっている場合、グループを削除するか、他のメンバーに管理権限を譲渡する必要があります。
グループの管理権限を持ったままでは、アカウントを削除できません。
4. つながりをバックアップする
つながりのリストは、データダウンロードで取得できますが、他のSNSやメールで連絡先を確保しておくことも検討しましょう。
特に重要なビジネス上の連絡先は、別の方法で関係を維持しておくと安心です。
5. 企業アカウント(法人アカウント)との関連を確認する
会社のLinkedIn RecruiterやSales Navigator、ラーニングなどのエンタープライズ製品を利用していた場合、アカウントが企業アカウントと関連付けられている可能性があります。
この場合、先にアカウント管理者に自分を企業アカウントから削除してもらう必要があります。
PC・ブラウザでLinkedInアカウントを削除する方法
ブラウザからLinkedInアカウントを削除する手順を説明します。
手順1. LinkedInにログイン
まず、削除したいアカウントでLinkedInにログインします。
手順2. 設定とプライバシーを開く
画面右上のプロフィールアイコン(「自分」アイコン)をクリックし、ドロップダウンメニューから「設定とプライバシー」を選択します。
手順3. アカウント設定タブを選択
左側のメニューから「アカウント設定」タブをクリックします。
手順4. アカウントを閉じるを選択
下にスクロールして「アカウント管理」セクションを見つけます。
「アカウントを閉じる」の横にある「変更」ボタンをクリックします。
手順5. 続行をクリック
「アカウントの解約」画面が表示されます。
内容を確認したら「続行」ボタンをクリックします。
手順6. 削除理由を選択
LinkedInから、アカウントを削除する理由を尋ねられます。
該当する理由を選択し、「次へ」をクリックします。
主な理由の選択肢
- もう使わない
- スパムやプライバシーの問題
- 他のサービスを使う
- アカウントを統合したい
- その他
手順7. フィードバックを入力(任意)
「今後のサービスの向上のため、ご意見、ご要望をお聞かせください」という画面が表示されることがあります。
フィードバックを入力するか、そのまま「次へ」をクリックします。
手順8. パスワードを入力して完了
最後に、本人確認のためパスワードを入力します。
「完了」ボタンをクリックすると、アカウントの削除が完了します。
LinkedInから、アカウント削除を確認するメールが届きます。
スマホアプリでLinkedInアカウントを削除する方法
スマートフォンのLinkedInアプリからアカウントを削除する方法を説明します。
Android版LinkedInアプリの場合
手順1. LinkedInアプリを開き、ログイン
手順2. 画面右上のプロフィール写真をタップ
手順3. 「設定」(歯車アイコン)をタップ
手順4. 「アカウント設定」を選択
手順5. 下にスクロールして「アカウント管理」セクションを探す
手順6. 「アカウントを閉じる」をタップ
手順7. 「続行」をタップ
手順8. 削除理由を選択して「次へ」をタップ
手順9. パスワードを入力し、「完了」をタップ
iOS版LinkedInアプリの場合
手順1. LinkedInアプリを開き、ログイン
手順2. 画面左上のプロフィール写真をタップ
手順3. 画面下部に表示される「設定」をタップ
手順4. 「アカウント設定」を選択
手順5. 「アカウントを閉じる」をタップ
手順6. 「続行」をタップ
手順7. 削除理由を選択して「次へ」をタップ
手順8. パスワードを入力し、「完了」をタップ
LinkedInアカウントを削除すると失われるもの
アカウント削除の影響を正しく理解しておきましょう。
完全に失われるデータ
プロフィール情報
名前、職歴、学歴、スキル、自己紹介などのすべてのプロフィール情報が削除されます。
つながり(コネクション)
すべてのビジネス上のつながりが失われます。
一度削除すると、再度つながるには相手に承認してもらう必要があります。
メッセージ
送受信したすべてのメッセージが削除されます。
相手側の受信箱からも消えます。
投稿とコメント
自分が投稿した記事や、他人の投稿にしたコメントも削除されます。
推薦と承認(エンドースメント)
受けた推薦文や、スキルの承認もすべて失われます。
また、自分が他人に与えた推薦や承認も削除されます。
グループメンバーシップ
参加していたグループから退会となり、グループ内での投稿も削除されます。
フォロー情報
フォローしていた企業、インフルエンサー、トピックなどの情報も失われます。
求人応募履歴
LinkedInを通じて応募した求人の履歴も削除されます。
検索エンジンからの削除時期
LinkedInはアカウント削除から24時間以内にデータを削除すると述べていますが、GoogleなどのB検索エンジンに残ったキャッシュの更新には数週間かかる場合があります。
そのため、削除後もしばらくは検索結果に古いプロフィール情報が表示される可能性があります。
アカウント削除後の復元期限と方法
間違えて削除してしまった場合や、気が変わった場合の対処法を説明します。
14日間の復元期間
LinkedInは、アカウント削除後14日間の猶予期間を設けています。
この期間内であれば、アカウントを復元できます。
アカウントの復元方法
手順1. LinkedInのログインページにアクセス
手順2. 削除したアカウントのメールアドレスとパスワードを入力
手順3. 「サインイン」をクリック
手順4. 「アカウントを再開しますか?」というメッセージが表示される
手順5. 「はい、アカウントを再開」を選択
LinkedInから確認メールが届き、メール内のリンクをクリックすると、アカウントが復元されます。
復元しても戻らないデータ
14日以内にアカウントを復元しても、以下のデータは復元されません。
- グループメンバーシップ
- 承認済みの招待や保留中の招待
- スキルの承認(エンドースメント)
- 推薦文
- フォローしていた企業や人物
これらの情報は、アカウント削除時に即座に永久削除されます。
14日を過ぎた場合
14日の猶予期間を過ぎると、アカウントとすべてのデータが完全に削除され、復元は一切できません。
新しくアカウントを作り直すしかありません。
LinkedInアカウントが削除できない場合の対処法
アカウント削除を試みても、エラーが出る場合があります。
よくある削除できない理由と対処法
1. Premiumサブスクリプションが有効
有料プランに加入したままでは削除できません。
先にPremiumプランをキャンセルしてから、再度削除を試みてください。
2. 所有しているグループがある
グループのオーナーになっている場合、グループを削除するか、他のメンバーに管理権限を譲渡する必要があります。
3. 企業アカウント(法人アカウント)と関連付けられている
会社のLinkedIn Recruiter、Sales Navigator、ラーニングなどを使用していた場合、企業アカウントと関連付けられている可能性があります。
アカウント管理者に、企業アカウントから自分を削除してもらってください。
管理者が誰か分からない場合は、LinkedInサポートに問い合わせましょう。
4. 広告アカウントに未払い残高がある
LinkedIn広告を使用していた場合、未払いの残高を精算する必要があります。
広告アカウントの請求ページで支払いを完了してください。
5. アカウントが制限されている
規約違反などでアカウントが一時的に制限されている場合、削除できないことがあります。
LinkedInサポートに連絡して、問題を解決してから削除してください。
6. 認証が完了していない
パスワードが間違っていたり、二段階認証が完了していなかったりすると、削除できません。
正しいパスワードを入力し、二段階認証コードを確認してください。
7. ブラウザのキャッシュやCookieの問題
ブラウザのキャッシュをクリアするか、別のブラウザで試してみてください。
また、LinkedInのメンテナンス中の可能性もあるので、時間を置いて再試行しましょう。
LinkedInアカウント削除の代替案
完全に削除する前に、以下の代替案も検討してみましょう。
1. アカウントの休止(Hibernate)
一時的にLinkedInを使わないだけなら、休止機能がおすすめです。
休止の設定方法
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「アカウント設定」タブを選択
- 「アカウント管理」セクションで「アカウントの休止」を探す
- 「変更」をクリック
- 休止の理由を選択
- パスワードを入力して「アカウントの休止」をクリック
休止中は、プロフィールが非表示になり、通知も来なくなります。
データはすべて保持されるので、いつでも再開できます。
2. プライバシー設定の変更
アカウントを削除しなくても、プライバシー設定を調整することで、不要な露出を減らせます。
変更できる設定
- プロフィールを公開から非公開に変更
- 検索エンジンでの表示をオフ
- 足跡機能をオフ
- 連絡可能な人を制限
設定方法
「設定とプライバシー」>「公開設定」から、各項目を調整できます。
3. 通知とメールの頻度を減らす
LinkedInからの通知やメールが多すぎる場合、頻度を調整できます。
設定方法
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「コミュニケーション」タブを選択
- 各通知の頻度を「オフ」「毎日」「毎週」などから選択
これにより、アカウントは維持しつつ、煩わしさを軽減できます。
4. 複数アカウントの統合
誤って複数のアカウントを作成してしまった場合、統合することができます。
統合方法
- LinkedInのヘルプページから「重複アカウントの統合」を検索
- 統合フォームに、両方のアカウント情報を入力
- LinkedInサポートが確認後、アカウントを統合
統合により、つながりやデータを1つのアカウントにまとめられます。
LinkedInアカウント削除に関するよくある質問
アカウントを削除したら、同じメールアドレスで再登録できますか?
はい、できます。
ただし、14日間の復元期間中は、再登録ではなく復元として扱われます。
14日を過ぎれば、同じメールアドレスで新しいアカウントを作成できます。
削除前にデータをダウンロードするのにどれくらい時間がかかりますか?
データのリクエストから、ダウンロードリンクがメールで届くまで、通常24時間以内です。
大量のデータがある場合は、もう少し時間がかかることもあります。
ダウンロードリンクは72時間有効です。
Premiumプランをキャンセルせずにアカウントを削除したらどうなりますか?
Premiumプランが有効なままではアカウントを削除できません。
先にプランをキャンセルする必要があります。
複数のアカウントを持っていますが、どれを削除すればいいですか?
LinkedInの規約では、1人1アカウントが原則です。
メインで使用しているアカウントを残し、重複アカウントは削除または統合しましょう。
アカウント削除後、相手の受信箱からもメッセージは消えますか?
はい、送受信したすべてのメッセージが、相手側の受信箱からも削除されます。
アカウントを削除しても、Googleの検索結果に残りますか?
LinkedInはアカウント削除から24時間以内にデータを削除しますが、Googleなどの検索エンジンのキャッシュ更新には数週間かかる場合があります。
そのため、削除後もしばらくは検索結果に表示される可能性があります。
企業アカウントと関連付けられているかどうか、どうやって確認できますか?
アカウント削除を試みた際に、「企業アカウントと関連付けられているため削除できません」というメッセージが表示されます。
この場合、アカウント管理者に連絡して、企業アカウントから削除してもらう必要があります。
アカウント休止と削除の違いは何ですか?
休止は一時的にアカウントを非表示にするだけで、データはすべて保持されます。
いつでも再開できます。
削除は永久にアカウントとデータを消去します。
14日間の猶予期間後は、二度と復元できません。
まとめ
LinkedInアカウントの削除は、以下の手順で行えます。
PC・ブラウザの場合
- LinkedInにログイン
- 「設定とプライバシー」を開く
- 「アカウント設定」タブを選択
- 「アカウントを閉じる」の横の「変更」をクリック
- 「続行」をクリック
- 削除理由を選択して「次へ」
- パスワードを入力して「完了」
スマホアプリの場合
- プロフィール写真をタップ
- 「設定」を選択
- 「アカウントを閉じる」をタップ
- 削除理由を選択してパスワードを入力
削除前に必ず確認すべきこと
- データのダウンロード
- Premiumプランの解約
- グループの削除または譲渡
- 企業アカウントとの関連確認
削除すると失われるもの
- すべてのつながり
- プロフィール情報
- メッセージ
- 推薦と承認
- 投稿とコメント
復元期限
削除後14日間は復元可能です。
14日を過ぎると、完全に削除され、二度と復元できません。
代替案
- アカウントの休止(Hibernate)
- プライバシー設定の変更
- 通知頻度の調整
LinkedInアカウントの削除は、ビジネス上のつながりを失う重大な決断です。
本当に削除が必要なのか、休止やプライバシー設定の変更で対応できないか、もう一度考えてみることをおすすめします。
それでも削除する場合は、必ずデータをバックアップし、14日間の復元期間を覚えておきましょう。
後悔のない選択をしてくださいね。

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