LDPlayerにゲームをインストールしたのに起動しない、途中でクラッシュする、アップデート後から動かなくなった——こういったトラブルはゲームの種類を問わず頻繁に報告されています。
この記事では、特定のゲームに限らずLDPlayerでゲームが起動しない場合に試すべき対処法を、原因別に解説します。
起動しない原因の早見表

| 症状 | 主な原因 |
|---|---|
| LDPlayer自体が起動しない(30%/50%/94%で止まる) | VT(仮想化機能)が無効 / Hyper-Vとの競合 |
| ゲームが起動直後に落ちる | Root権限の検出 / CPU・メモリ不足 |
| インストールできない・見つからない | LDStore検索の問題 → Google Playストアを使う |
| アップデート後から起動しない | LDPlayerのバージョンが古い |
| 「セキュリティポリシー違反」が表示される | Root権限またはエミュレータ検知 |
| 「お使いのデバイスには対応していません」と表示される | 端末情報の変更が必要 |
対処法1:LDPlayer本体を最新版に更新する
ゲームのアップデートに対してLDPlayerのバージョンが古いと、急に起動しなくなることがあります。
まずこれを確認するのが最も手軽な対処法です。
- LDPlayer9のホーム画面右上のメニューボタン(三本線)をクリックする
- 「アップデートの確認」をクリックする
- 最新版が見つかればそのままアップデートを実行する
- アップデート後はPCを再起動してからゲームを起動する
対処法2:Root権限を無効にする
LDPlayerはデフォルトでRoot権限が有効になっています。
しかし多くのゲームはRoot権限を検出した場合に起動を拒否するセキュリティ機能を持っており、「セキュリティポリシー違反」と表示されて落ちるケースが多いです。
- LDPlayer9のホーム画面で「設定」(歯車アイコン)を開く
- 「その他の設定」タブを選択する
- 「Root権限」を無効に変更する
- LDPlayerを再起動してゲームを起動する
対処法3:VT(仮想化機能)を有効にする
LDPlayerはCPUの仮想化技術(VT)を利用して動作します。
VTが無効の場合、LDPlayer起動時に「VTが無効なので遅延が発生する場合があります」と表示されたり、30%・50%・94%の途中で停止したりします。
確認手順:
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く- 「パフォーマンス」タブ→「CPU」を選択する
- 「仮想化:有効」と表示されていれば問題なし
「仮想化:無効」と表示されている場合はBIOSから有効化が必要です。
VTの有効化手順の詳細は、「VTが有効になっていません」の原因と対処法を参照してください。
また、Hyper-Vが有効になっているとLDPlayerと競合して起動が不安定になることがあります。
Windowsの「機能の有効化または無効化」から「Hyper-V」のチェックを外して再起動することで改善するケースもあります。
対処法4:CPUコア数とメモリ割り当てを増やす
割り当てリソースが少ないと、ゲームがロード中にクラッシュしたり、起動直後に落ちたりします。
特にグラフィック負荷の高いゲームでは最低限のスペック確保が重要です。
推奨設定の目安:
| 設定項目 | 推奨値 |
|---|---|
| CPUコア数 | 4コア以上 |
| メモリ | 4096MB(4GB)以上 |
| グラフィックモード | DirectX(推奨) |
| 解像度 | 1280×720以上 |
設定場所:LDPlayer9ホーム画面 →「設定」→「パフォーマンス設定」
対処法5:グラフィックドライバーを更新する
グラフィックドライバーが古いと、LDPlayerのレンダリングに問題が起きてゲームが正常に表示されなかったり起動しなかったりします。
LDPlayer公式サポートでも診断情報の「OpenGL」が「1.1.0」または空白の場合はドライバが原因と案内されています。
NVIDIAの場合はGeForce Experienceの公式サイト、AMDの場合はRadeon Software公式サイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
更新後はPCを再起動してからLDPlayerを起動してください。
対処法6:端末情報(デバイスモデル)を変更する
ゲームによっては特定の端末のみに対応しており、LDPlayerのデフォルト端末情報では「お使いのデバイスには対応していません」と表示される場合があります。
端末情報をSamsung GalaxyやPixelなどの人気モデルに変更することで起動できるようになるケースがあります。
- LDPlayer9の「設定」→「電話設定」タブを開く
- 「メーカー」「機種名」「モデル番号」をSamsung Galaxy S21(SM-G991B)などの実在する端末に変更する
- 設定保存後にLDPlayerを再起動してゲームを起動する
対処法7:ゲームをアンインストールして再インストールする
ゲームのインストールデータが壊れている場合や、アップデートに失敗している場合は再インストールで解決することがあります。
- LDPlayerのホーム画面でゲームアイコンを長押し→「アンインストール」を選択する
- アンインストール後にLDPlayer内のGoogle PlayストアからゲームをDLし直す
- なお、LDStoreではなくGoogle Playストアで検索すると見つかるゲームも多いです
重要: 再インストール前に必ずゲームのアカウント連携・データ引き継ぎの設定を確認してください。
対処法8:LDPlayerを完全に再インストールする
上記をすべて試しても改善しない場合は、LDPlayer本体の再インストールを行います。
- LDPlayerをアンインストールする
%USERPROFILE%を開き、.LdVirtualBox・.Ld2VirtualBox・.Ld9VirtualBoxのフォルダをすべて削除する- PCを再起動する
- LDPlayer公式サイトから最新版をダウンロードして再インストールする
起動自体が不可能なゲームも存在する
LDPlayer9(Android 9ベース)では、チート対策やエミュレータ検知が厳しいゲームは起動できないものも存在します。
「セキュリティポリシー違反」が表示されて何をしても改善しない場合は、そのゲームのエミュレータ対応状況を公式サイトやコミュニティで確認してください。
Androidエミュレータの種類や選び方については、Windows用Androidエミュレータ完全ガイドも参考にしてください。
まとめ
LDPlayerでゲームが起動しない場合、まず確認すべきなのはRoot権限の無効化とLDPlayerの更新の2点です。
それで解決しない場合は、VTの有効化・CPU/メモリの割り当て増加・グラフィックドライバーの更新・端末情報の変更・ゲームの再インストールと順番に試してください。
それでも解決しない場合は、そのゲームがエミュレータに対応していない可能性があります。
参考情報源:
- LDPlayer公式ブログ「LDPlayerエミュレータは30%/50%/94%で起動が停止の解決策」(確認日:2026年3月5日)
- LDPlayer公式ブログ「Androidエミュレータのラグを修正する5つの方法」(確認日:2026年3月5日)
- Lonely Mobiler「LDPlayerでゲームが動かない場合に試す事」(確認日:2026年3月5日)


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