「Instagramで他の人の投稿を自分のアカウントでも共有したい」
「リポスト、リグラム、再投稿…呼び方が色々あるけど同じもの?」
「再投稿したけど、やっぱり削除したい」
「著作権とか大丈夫?トラブルにならない?」
そんな疑問や悩みを持っていませんか?
実は、InstagramにはTwitterのリツイートのような公式の再投稿機能がありません。でも、他の人の素敵な投稿を共有したい時ってありますよね。
そこで使われているのが**「再投稿(リポスト/リグラム)」**という方法です。
この記事では、再投稿の基本的な意味から具体的なやり方、削除方法、そして絶対に知っておくべき注意点まで、すべて解説します!
Instagram再投稿(リポスト)とは?

再投稿の基本的な意味
再投稿(Repost/Regram)とは:
他のユーザーが投稿した写真や動画を、自分のアカウントで改めて投稿すること。
特徴:
- 元の投稿者のクレジット表記が必要
- TwitterのRTとは仕組みが違う
- 公式機能ではない
- 専用アプリやスクショを使用
呼び方の違い:
- 再投稿:日本での一般的な呼び方
- リポスト(Repost):世界共通の呼び方
- リグラム(Regram):Instagram + Regramの造語
- すべて同じ意味です!
なぜ公式機能がないの?
Instagramの方針:
Instagramはオリジナルコンテンツ重視のプラットフォーム。
- 独自性を大切にする文化
- 著作権トラブルを避ける
- クリエイターの権利保護
- 無断転載を防ぐ
だから、簡単に再投稿できる機能をあえて実装していないんです。
ストーリーズのシェアとの違い
実は公式のシェア機能もある:
機能 | フィード投稿の再投稿 | ストーリーズシェア |
---|---|---|
公式機能 | ❌ なし | ✅ あり |
表示場所 | フィード(タイムライン) | ストーリーズ |
保存期間 | 永続的 | 24時間 |
元投稿の表示 | スクショやアプリで複製 | 元投稿がそのまま表示 |
許可 | 必要 | 自動(設定による) |
再投稿する3つの方法
方法1:専用アプリを使う(最も簡単)
人気の再投稿アプリ:
Repost for Instagram(無料/有料):
使い方:
- アプリをダウンロード(App Store/Google Play)
- Instagramで再投稿したい投稿を開く
- 「…」メニュー → 「リンクをコピー」
- Repostアプリを開く
- 自動で投稿が読み込まれる
- クレジット表記の位置を選択
- 「Repost」をタップ
- Instagramが開く → 通常通り投稿
メリット:
- 自動でクレジット表記
- 画質劣化が少ない
- 操作が簡単
デメリット:
- アプリのダウンロードが必要
- 一部有料機能あり
方法2:スクリーンショットで再投稿
最もシンプルな方法:
手順:
- 再投稿したい投稿を表示
- スクリーンショットを撮る
- iPhone:電源 + 音量上ボタン
- Android:電源 + 音量下ボタン
- 画像を編集(不要部分をカット)
- Instagramで新規投稿
- キャプションに必ずクレジットを記載
📸 @元のユーザー名Repost from @元のユーザー名
注意点:
- 画質が劣化する
- 手動でクレジット記載が必要
- 正方形にトリミングが必要な場合も
方法3:ストーリーズ経由で再投稿
24時間限定だが公式機能:
ストーリーズシェアの方法:
- 投稿の紙飛行機アイコンをタップ
- 「ストーリーズに投稿を追加」を選択
- デザインを編集
- ストーリーズに投稿
ストーリーズからフィード投稿へ:
- 自分のストーリーズを開く
- 「もっと見る」→「投稿としてシェア」
- フィード投稿として保存
※この方法は少し複雑で、画質も劣化します
再投稿を削除する方法
通常の投稿削除と同じ
削除手順:
スマホアプリから:
- 削除したい再投稿を開く
- 右上の「…」メニューをタップ
- 「削除」を選択
- 「削除」を再度タップで確定
PCブラウザから:
- instagram.comで投稿を開く
- 「…」メニュー → 「削除」
- 確認画面で「削除」
アーカイブという選択肢
完全削除せずに非表示にする:
アーカイブの方法:
- 投稿を開く
- 「…」→「アーカイブする」
- プロフィールから消えるが、データは残る
メリット:
- 後で復活可能
- いいねやコメントも保持
- 削除より気軽
削除後の影響
何が起こる?
- フィードから消える
- いいねとコメントも消える
- 保存していた人からも消える
- 元の投稿者への影響はなし
- 復元は不可能(アーカイブなら可能)
再投稿する時の絶対的なルール
必ずクレジット表記する
最低限のマナー:
表記例:
📸 Credit: @username
Repost from @username
Photo by @username
#repost @username
なぜ必要?
- 著作権の尊重
- 元投稿者への敬意
- トラブル防止
- コミュニティのマナー
事前に許可を取るべきケース
許可が必要な場合:
- 商用利用
- ビジネスアカウントでの再投稿
- 商品紹介での使用
- 広告での利用
- プライベートな内容
- 個人の顔が大きく写っている
- 私的な場所での写真
- 子供の写真
- プロの作品
- プロカメラマンの作品
- アーティストの作品
- ブランドの公式画像
許可の取り方
DMで連絡する例文:
こんにちは!
素敵な投稿を拝見しました。
ぜひ私のアカウントでも紹介させていただきたいのですが、
リポストの許可をいただけますでしょうか?
もちろん、クレジットは明記させていただきます。
よろしくお願いします。
英語の例文:
Hi! I love your post!
May I repost it on my account?
I'll make sure to give you proper credit.
Thank you!
再投稿にまつわるトラブルと対処法
よくあるトラブル
1. 無断転載と言われた
対処法:
- すぐに削除
- 謝罪のDMを送る
- 今後は必ず許可を取る
2. クレジット表記を忘れた
対処法:
- 即座にキャプション編集
- コメント欄で追記
- 元投稿者に連絡
著作権侵害のリスク
法的な問題になるケース:
- 無断での商用利用
- クレジット表記なしの転載
- 改変しての投稿
- 大量の無断転載
罰則の可能性:
- アカウント停止
- 法的措置
- 損害賠償請求
再投稿されたくない場合の対策
自分の投稿を守る方法:
- アカウントを非公開に
- フォロワーのみ閲覧可能
- 承認制でコントロール
- ストーリーズシェアを無効化
- 設定 → プライバシー設定
- ストーリーズ → シェアを許可をオフ
- 透かし(ウォーターマーク)を入れる
- 写真に自分の名前を入れる
- 無断転載の抑止力
再投稿のベストプラクティス
やってもいい再投稿
推奨されるケース:
✅ UGC(User Generated Content)キャンペーン
- ハッシュタグキャンペーンへの参加
- 企業の投稿募集への応募
✅ コミュニティでの共有
- 仲間内での情報共有
- イベントの告知拡散
✅ 感謝や応援の表現
- ファンアートの紹介(許可あり)
- 応援メッセージと共に
やってはいけない再投稿
NGな例:
❌ 他人の作品を自分の作品として投稿
- 完全な盗用
- 法的措置の対象
❌ 大量の再投稿だけのアカウント
- スパム扱いされる
- アカウント停止リスク
❌ 改変しての投稿
- 色調変更
- ロゴ追加
- 部分カット
再投稿に代わる方法
Instagram公式の共有方法
1. ストーリーズでメンション
- @ユーザー名でタグ付け
- 元投稿者に通知が行く
- 24時間で消える
2. コラボ投稿機能
- 共同投稿者として追加
- 両方のアカウントに表示
- 公式機能で安心
3. リール・投稿の「送信」
- DMで個別に共有
- グループに共有
- ストーリーズに追加
よくある質問(FAQ)
Q: 再投稿アプリは安全?
A: 公式ストアのものなら基本的に安全です。
ただし、パスワードを要求するアプリは避けてください。リンクコピーで動作するものを選びましょう。
Q: 再投稿したら相手に通知される?
A: アプリでの再投稿は通知されません。
ただし、メンションすれば通知されます。ストーリーズシェアは通知されます。
Q: 鍵垢(非公開アカウント)の投稿も再投稿できる?
A: 技術的には可能ですが、絶対にやめましょう。
プライバシーの侵害になり、信頼を失います。
Q: ビジネスアカウントで再投稿する時の注意は?
A: 必ず許可を取り、使用条件を確認してください。
商用利用になるため、より慎重な対応が必要です。
まとめ:再投稿は相手への敬意を持って!
Instagram再投稿について詳しく解説してきました。
📌 重要ポイント:
再投稿とは:
- 他人の投稿を自分のアカウントで共有
- 公式機能ではない
- アプリやスクショを使用
再投稿の方法:
- 専用アプリ(Repost for Instagram等)
- スクリーンショット
- ストーリーズ経由
削除方法:
- 通常の投稿削除と同じ
- 「…」→「削除」
絶対守るルール:
- ✅ クレジット表記は必須
- ✅ 商用利用は許可を取る
- ✅ 相手への敬意を忘れない
- ❌ 無断転載は絶対NG
安全な再投稿のコツ:
- 迷ったら許可を取る
- クレジットは目立つように
- オリジナルコンテンツも投稿する
再投稿は便利な共有方法ですが、相手への配慮が最も大切です。
素敵なコンテンツを共有することで、Instagramコミュニティがより豊かになります。でも、それは元の投稿者への敬意があってこそ。
マナーを守って、楽しいInstagramライフを送りましょう!
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