Instagramのパスワードを忘れてしまい、「パスワードを忘れた場合」からリセットしようとしたのに、メールが届かない、リンクが機能しない、エラーが出る…。
そんな経験はありませんか?
実は、Instagramのパスワードリセットがうまくいかない原因はいくつかあって、それぞれに適切な対処法があるんです。
この記事では、パスワードリセットができない主な原因と、それぞれの状況に合わせた確実な解決方法を分かりやすく説明していきます。
パスワードリセットができない7つの主な原因

まず、なぜパスワードのリセットができないのか、主な原因を理解しておきましょう。
原因①:リセットメールが届かない
最も多いトラブルがこれです。
パスワードリセットのメールがInstagramから送られてこない、または見つからないというケースですね。
これにはいくつかの理由があります:
- メールが迷惑メールフォルダに振り分けられている
- メールアドレスの入力を間違えている
- 登録時にメールアドレスを誤って入力していた
- メールサービスの受信設定でInstagramからのメールがブロックされている
原因②:登録した電話番号が使えなくなった
機種変更などで電話番号が変わってしまい、SMS(ショートメッセージ)による認証コードを受け取れないケースです。
以前の番号で登録したままだと、その番号にしか認証コードが届かないため、リセットができなくなってしまいます。
原因③:登録したメールアドレスが使えなくなった
以前使っていたメールアドレスを削除してしまったり、プロバイダを変更してアクセスできなくなったりした場合も、パスワードリセットができません。
特にフリーメールアドレスは、長期間使わないと自動的に削除されることがあるので注意が必要です。
原因④:リセットリンクの有効期限が切れている
Instagramから送られてくるパスワードリセットのリンクには、セキュリティ上の理由から有効期限があります。
メールを受け取ってから時間が経ちすぎていると、リンクをクリックしても「リンクが無効です」というメッセージが表示されることがあります。
原因⑤:アカウントが乗っ取られている
第三者に不正アクセスされて、メールアドレスや電話番号などの登録情報が勝手に変更されている可能性があります。
この場合、通常のパスワードリセット手順では復旧できません。
原因⑥:Instagram側の技術的な問題
Instagramのサーバーに一時的な障害が発生している場合や、アプリのバージョンに不具合がある場合も、パスワードリセットが正常に動作しないことがあります。
原因⑦:ネットワーク接続の問題
インターネット接続が不安定だと、リセット手続きが正常に完了しないことがあります。
Wi-Fiやモバイルデータの接続状況も確認してみましょう。
状況別の解決方法
それでは、具体的な解決方法を見ていきましょう。
【基本】メールが届かない時の確認事項
まずは、以下の基本的な確認から始めてください。
手順①:迷惑メールフォルダを確認
リセットメールは「security@mail.instagram.com」というアドレスから送られてきます。
受信トレイに見当たらない場合は、必ず迷惑メールフォルダやゴミ箱を確認してください。
手順②:メールアドレスの入力ミスを確認
入力したメールアドレスに間違いがないか、もう一度慎重に確認しましょう。
特に似ている文字(「l」と「I」、「0」と「O」など)は間違えやすいので注意が必要です。
手順③:ドメイン受信設定を確認
携帯キャリアのメールアドレス(docomo、au、SoftBankなど)を使っている場合、セキュリティ設定でInstagramからのメールがブロックされている可能性があります。
以下のドメインからのメールを受信できるように設定してください:
- @instagram.com
- @mail.instagram.com
手順④:少し時間を置いて再送信
メールの配信が遅延している場合もあります。
何度もリセットボタンを押すのではなく、5~10分程度待ってから再度試してみましょう。
手順⑤:別のメールアドレスで試す
もし複数のメールアドレスを持っている場合は、別のアドレスで登録していた可能性もあります。
心当たりのあるメールアドレスで順番に試してみてください。
【方法1】SMS(電話番号)を使ったリセット
メールが届かない場合、電話番号を使ってパスワードをリセットすることもできます。
手順:
- Instagramのログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップ
- 「SMSを送信」を選択
- 登録している電話番号を入力
- SMSで届いた6桁の認証コードを入力
- 新しいパスワードを設定
ただし、この方法は登録している電話番号が現在も使える状態である必要があります。
【方法2】Facebook連携を使ったログイン
InstagramとFacebookのアカウントを連携している場合、Facebookを経由してログインし、パスワードを変更できます。
手順:
- Instagramのログイン画面を開く
- 「Facebookでログイン」をタップ
- Facebookのログイン情報を入力
- ログインできたら、設定からパスワードを変更
この方法は、事前にFacebookとInstagramを連携させている場合のみ有効です。
【方法3】ブラウザのシークレットモードを使う
リセットリンクがアプリで開けない場合、ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウジングモード)を使うと成功することがあります。
手順:
- SafariやChromeでシークレットモードを開く
- iPhone:Safari右下の「タブ」アイコン→「新規プライベートタブ」
- Android:Chrome右上のメニュー→「新しいシークレットタブ」
- メールに届いたリセットリンクをコピー
- シークレットモードのブラウザでリンクを開く
- 新しいパスワードを設定
シークレットモードでは、保存されているクッキーやキャッシュの影響を受けないため、リンクが正常に機能する可能性が高くなります。
【方法4】アプリを最新版にアップデートまたは再インストール
古いバージョンのアプリや、キャッシュが溜まった状態では正常に動作しないことがあります。
アップデートの手順:
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)を開く
- 「Instagram」を検索
- 「アップデート」ボタンがあればタップ
- アップデート完了後、再度パスワードリセットを試す
再インストールの手順:
- Instagramアプリを長押しして削除
- App StoreまたはGoogle Playから再インストール
- パスワードリセット手順を再度実行
再インストール後は、デバイスを再起動してから試すとより効果的です。
【方法5】ネットワーク環境を改善する
接続が不安定だとリセット手続きが完了しないことがあるため、ネットワーク環境を改善してみましょう。
試してほしいこと:
- Wi-Fiを使っている場合は、モバイルデータ通信に切り替える(またはその逆)
- ルーターを再起動する
- 機内モードをオン→オフにして接続をリフレッシュする
- 別の場所(カフェや図書館など)のWi-Fiで試してみる
【方法6】パソコン版のInstagramから試す
スマホアプリでうまくいかない場合、パソコンのブラウザからアクセスすると成功することがあります。
手順:
- パソコンのブラウザで「instagram.com」にアクセス
- 「パスワードを忘れた場合」をクリック
- メールアドレスまたは電話番号を入力
- 届いたメールまたはSMSからパスワードをリセット
デバイスを変えることで、アプリ固有の問題を回避できる可能性があります。
【方法7】Instagramサポートに問い合わせる
上記の方法を全て試してもダメな場合、または明らかにアカウントが乗っ取られている場合は、Instagram公式のサポートに直接問い合わせる必要があります。
手順:
- Instagramアプリのログイン画面を開く
- 「ログインに関するヘルプ」または「ヘルプが必要な場合」をタップ
- 「サポートを受ける」を選択
- 画面の指示に従って必要な情報を入力
- 場合によっては、身分証明書(運転免許証やパスポート)の写真を送る必要がある
サポートからの返答には数日かかることもあるので、焦らず待ちましょう。
登録情報が一切使えない場合の最終手段

メールアドレスも電話番号も使えない、Facebook連携もしていない…という最悪の状況でも、まだ諦めないでください。
以前ログインしていたデバイスを確認
古いスマホやタブレット、パソコンなどで、まだInstagramにログインしたままになっているデバイスはありませんか?
もしログイン状態が残っていれば、そのデバイスから設定画面に入ってメールアドレスや電話番号を更新できます。
本人確認による復旧申請
どうしても他の方法が使えない場合、Instagram側に本人確認を依頼することができます。
手順:
- アプリの「ログインに関するヘルプ」から進む
- 「アカウントにアクセスできません」を選択
- フォームに必要な情報(ユーザー名、以前使っていたメールアドレスなど)を入力
- 身分証明書の写真を提出
- Instagram側の審査を待つ
この方法は時間がかかりますが、正当なアカウント所有者であることを証明できれば、復旧できる可能性があります。
パスワード変更時のエラーへの対処
ログインはできているけど、パスワード変更時に「エラーが発生しました」と表示される場合の対処法です。
現在のパスワードが正しくない
パスワード変更には、現在のパスワードの入力が必要です。
入力したパスワードが間違っている場合、エラーが表示されます。
正確に入力しているか、大文字・小文字を間違えていないか確認してください。
新しいパスワードが要件を満たしていない
Instagramのパスワードには以下の要件があります:
- 8文字以上
- 英字、数字、記号の組み合わせが推奨
- 以前使ったパスワードと同じものは使えない
これらの要件を満たしたパスワードを設定してください。
Instagram側のサーバー障害
Instagramのサーバーに一時的な問題が発生している可能性もあります。
以下の方法で確認できます:
- TwitterなどのSNSで「Instagram 障害」と検索
- Downdetectorなどの障害情報サイトをチェック
- 時間を置いて(1~2時間後など)再度試す
今後のために設定しておくべき予防策
パスワードリセットができない状況を避けるため、今のうちに以下の設定をしておくことをおすすめします。
予防策①:メールアドレスと電話番号の両方を登録
どちらか一方が使えなくなっても、もう一方でアカウントにアクセスできるようにしておきましょう。
設定方法:
- Instagramアプリを開く
- プロフィール→メニュー(三本線)→「設定とプライバシー」
- 「アカウントセンター」→「個人の情報」
- 「連絡先情報」でメールアドレスと電話番号を確認・追加
予防策②:Facebookアカウントとリンクしておく
Facebook連携をしておくと、万が一の時に別のログイン手段として使えます。
設定方法:
- プロフィール→メニュー→「設定とプライバシー」
- 「アカウントセンター」
- 「アカウント」→「アカウントを追加」
- Facebookにログインして連携
予防策③:二段階認証を設定する
セキュリティを強化すると同時に、複数の認証方法を持つことができます。
バックアップコードも取得できるので、緊急時に役立ちます。
設定方法:
- 「設定とプライバシー」→「アカウントセンター」
- 「パスワードとセキュリティ」
- 「二段階認証」をオンにする
- バックアップコードをスクリーンショットまたは紙にメモして保管
予防策④:パスワードを安全に管理する
新しく設定したパスワードは、以下の方法で安全に管理しましょう:
- パスワード管理アプリ(1Password、LastPassなど)を使う
- 紙のメモに書いて安全な場所に保管する
- 複数のサービスで同じパスワードを使い回さない
予防策⑤:定期的に登録情報を確認する
少なくとも半年に一度は、登録しているメールアドレスや電話番号が最新のものか確認する習慣をつけましょう。
特に機種変更やプロバイダ変更の後は、すぐに更新することが大切です。
よくある質問(Q&A)
Q1:パスワードリセットのメールは何回でも送れますか?
A:基本的には何回でも送れますが、短時間に何度もリクエストすると、一時的にブロックされることがあります。数分待ってから再送信するのがおすすめです。
Q2:リセットリンクの有効期限はどのくらいですか?
A:正確な時間は公表されていませんが、通常は24時間以内に使う必要があります。期限切れの場合は、新しいリンクを再度リクエストしてください。
Q3:パスワードを確認することはできますか?
A:いいえ、Instagramではセキュリティ上の理由から、現在設定されているパスワードを確認することはできません。忘れた場合は必ずリセット(再設定)する必要があります。
Q4:アカウントが乗っ取られた場合、どうすればいいですか?
A:すぐにInstagramのサポートに報告してください。ログイン画面の「ログインに関するヘルプ」から「アカウントが乗っ取られた」を選択し、指示に従ってください。
まとめ
Instagramのパスワードリセットができない原因は様々ですが、ほとんどの場合、この記事で紹介した方法のいずれかで解決できます。
特に効果的な解決方法:
- 迷惑メールフォルダやドメイン受信設定を確認
- 電話番号(SMS)でのリセットを試す
- Facebook連携を利用する
- ブラウザのシークレットモードでリンクを開く
- アプリを最新版にアップデートまたは再インストール
それでも解決しない場合は、Instagram公式サポートへの問い合わせが必要になります。
また、今後同じトラブルに遭わないよう、メールアドレスと電話番号の両方を登録し、Facebook連携や二段階認証を設定しておくことを強くおすすめします。
焦らず、一つずつ試していけば、必ずアカウントに再アクセスできるはずです。
あなたのInstagramアカウントが無事に復旧できることを願っています!

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