いつものようにInstagramを開こうとしたら、突然「別のデバイスでお知らせを確認してください」というメッセージが表示されて、ログインできなくなった経験はありませんか?
このエラーは多くのユーザーが遭遇するトラブルなのですが、実は適切な対処法を知っていれば、ほとんどのケースで解決できるんです。
この記事では、なぜこのメッセージが表示されるのか、そしてどうすれば再びInstagramにログインできるのかを、初心者の方にも分かりやすく説明していきます。
このメッセージが表示される2つの主な原因

Instagramで「別のデバイスでお知らせを確認してください」と表示される理由は、大きく分けて2つあります。
原因①:アプリの一時的な不具合
Instagramは定期的にアップデートが行われていて、その過程で一時的なエラーが発生することがあるんです。
サーバー側のトラブルや通信の不具合、古いバージョンのアプリによる問題などが原因で、突然ログアウトされたり、このようなセキュリティ警告が表示されたりします。
特にアプリの大型アップデート直後は、同じような症状を訴えるユーザーが増える傾向にあります。
原因②:Instagramのセキュリティ機能が作動した
Instagramは、あなたのアカウントを守るために、いつもと違う状況でのログインを検知すると自動的にセキュリティチェックを行います。
具体的には、以下のような状況で警告が表示されやすくなっています:
- 普段と違う場所(旅行先など)からログインしようとした
- 新しいスマホやパソコンからアクセスした
- 機種変更の直後にログインした
- 一度ログアウトして再度ログインを試みた
- パスワードを変更した後の再ログイン
これらは、あなたのアカウントが不正アクセスされていないかを確認するための、Instagram側の安全対策なんですね。
具体的な解決方法
では、このメッセージが表示された場合、どうすればいいのでしょうか?
効果的な対処法を順番に紹介していきます。
方法①:アプリを最新バージョンにアップデートする
まず最初に試してほしいのが、Instagramアプリのアップデートです。
古いバージョンのアプリには不具合が残っていることがあり、それが原因でこのエラーが表示される場合があります。
手順:
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)を開く
- 「Instagram」を検索
- 「アップデート」ボタンがあれば押す
- アップデート完了後、再度ログインを試す
方法②:「別の方法を試す」からバックアップコードを使う
このエラー画面には「別の方法を試す」というボタンがあります。
ここをタップすると、複数の本人確認方法が表示されるので、その中から「バックアップコード」を選択する方法が最も確実です。
手順:
- ログイン画面で「別の方法を試す」をタップ
- 本人確認方法の選択画面で「バックアップコード」を選ぶ
- 事前に保存してあるバックアップコードを入力
ただし、この方法を使うには、事前にバックアップコードを保存しておく必要があります。
方法③:バックアップコードを確認・取得する
バックアップコードが分からない場合は、ブラウザ版のInstagramから確認できます。
手順:
- パソコンやスマホのブラウザで「instagram.com」にアクセス
- ログインして「設定」を開く
- 「Metaアカウントセンター」に移動
- 「パスワードとセキュリティ」をタップ
- 「二段階認証」を選択
- 該当するアカウント名をタップ
- 「その他の方法」→「バックアップコード」で表示
表示されたバックアップコードは、スクリーンショットを撮るか、紙にメモして安全な場所に保管しましょう。
方法④:アプリを再インストールする
アプリの不具合が原因の場合、一度アンインストールして再インストールすることで解決する場合があります。
手順:
- Instagramアプリを長押しして削除(アンインストール)
- App StoreまたはGoogle Playから再度インストール
- ログイン情報を入力して再度ログインを試す
ただし、アプリを削除しても、アカウント自体は残っているので安心してください。
方法⑤:ブラウザ版Instagramからログインする
スマホアプリでログインできない場合でも、ブラウザ版なら成功するケースがあります。
手順:
- SafariやChromeなどのブラウザで「instagram.com」にアクセス
- ログイン情報を入力
- ログインできた場合、アプリ側も自動的に解消されることがある
方法⑥:パスワードをリセットする
どうしてもログインできない場合は、パスワードをリセットするのも有効な手段です。
手順:
- ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップ
- 登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力
- 届いたリンクまたは認証コードを使ってパスワードをリセット
- 新しいパスワードでログイン
すでにログインしている別のデバイスがある場合
もし、他のスマホやタブレット、パソコンでInstagramにログイン中なら、そちらのデバイスで通知を確認する方法もあります。
手順:
- すでにログインしているデバイスでInstagramを開く
- 通知(♡マーク)を確認
- 「デバイスがログインのアクセス許可をリクエストしています」という通知を探す
- 「これは自分です」をタップして承認
ただし、パソコン版では通知が表示されないケースもあるため、できればスマホアプリで確認するのがおすすめです。
今後のためにできる予防策
このトラブルを防ぐため、または次回同じ状況になった時のために、以下の対策をしておくと安心です。
予防策①:バックアップコードを保存しておく
上で説明した方法でバックアップコードを取得し、スクリーンショットや紙のメモとして安全な場所に保管しておきましょう。
予防策②:二段階認証を適切に設定する
二段階認証を設定しておくと、セキュリティが強化されると同時に、ログイン時の選択肢が増えます。
SMSやメールでの認証コード受け取りを設定しておくと、万が一の時に役立ちます。
予防策③:複数のログイン方法を登録する
メールアドレスと電話番号の両方を登録しておくと、どちらか一方が使えない場合でもアカウント復旧がしやすくなります。
予防策④:ログイン情報をメモしておく
パスワードやユーザー名を忘れないよう、安全な場所にメモしておくことも大切です。
パスワード管理アプリを使うのも良い方法ですね。
それでも解決しない場合は?
上記の方法を全て試してもログインできない場合、以下の可能性も考えられます:
アカウントが一時的に制限されている
Instagramの利用規約に違反する行動があった場合、一時的にアカウントが制限されることがあります。
この場合、時間をおいて再度試すか、Instagram公式のヘルプセンターに問い合わせる必要があります。
不正アクセスの可能性
身に覚えのないログインがある場合、第三者による不正アクセスの可能性があります。
この場合は、すぐにパスワードを変更し、ログイン履歴を確認して見知らぬデバイスからのアクセスがないかチェックしましょう。
まとめ
「別のデバイスでお知らせを確認してください」というメッセージは、多くの場合、アプリの不具合かセキュリティチェックによるものです。
焦らず、この記事で紹介した方法を順番に試していけば、ほとんどのケースで解決できるはずです。
特に効果的なのは以下の3つ:
- アプリを最新版にアップデート
- 「別の方法を試す」からバックアップコードを使用
- ブラウザ版Instagramからログイン
また、今後同じトラブルに遭わないためにも、バックアップコードの保存や二段階認証の設定など、事前の対策をしておくことをおすすめします。
どうしても解決しない場合は、Instagram公式のヘルプセンターやサポートに連絡することも検討してみてください。
あなたのInstagramアカウントが無事に復旧できることを願っています!

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