「インスタのリミックスって何?」
「リミックス機能の使い方が分からない…」
「リミックスを使うとバズるって本当?」
Instagramを使っていると、たまに見かける「リミックス」という機能。気になるけど、どう使えばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Instagramのリミックス機能について、基本的な意味から具体的な使い方、活用方法、注意点まで、初心者にも分かりやすく徹底解説します。読めばすぐにリミックスを使いこなせるようになりますよ!
Instagramリミックスとは?基本を理解しよう

リミックスの意味
Instagramのリミックス(Remix)とは、他のユーザーが投稿したリール動画や写真に、自分のオリジナルコンテンツを追加して新しい投稿を作成できる機能です。
簡単に言えば「他人の投稿と自分の投稿をコラボさせる機能」。元の投稿に自分なりの反応やアイデアを加えて、創造的な表現ができるんですね。
具体例:
- 人気インフルエンサーのダンス動画に、自分の踊りを並べて投稿
- 料理レシピ動画に、自分のアレンジバージョンを追加
- 面白い投稿に、自分のリアクションを付けてシェア
TikTokのデュエットに似ている
リミックス機能は、TikTokの「デュエット」機能と非常に似ています。
どちらも既存の動画と自分の動画を組み合わせる機能ですが、Instagramのリミックスはリール専用で、さらに写真にも対応しているのが特徴。
2021年4月にリリースされて以来、クリエイターたちの間で人気の機能になっています。
リミックスの表示方法
リミックスを作成すると、画面は以下のように表示されます。
基本的な表示パターン:
- 左右分割 – 元動画と自分の動画を左右に並べて同時再生
- 上下分割 – 元動画と自分の動画を上下に配置
- ピクチャーインピクチャー – 小さい画面で片方を表示
- グリーンスクリーン – 元の投稿を背景にする
- シーケンス – 元動画の前後に自分の動画を追加
レイアウトは5種類から選べるので、用途に応じて最適なものを選びましょう。
リミックスとシーケンスの違い
Instagramには、リミックスと似た「シーケンス」という機能もあります。混同しやすいので、違いを確認しておきましょう。
リミックス
元動画と自分の動画を並べて同時再生する機能。画面を分割して、2つの動画が同時に流れます。
用途:
- リアクション動画
- ダンスやチャレンジのコラボ
- 比較動画
シーケンス
元動画の前後に自分の動画をつなげる機能。動画が順番に再生されます。
用途:
- ストーリー形式の投稿
- 続きを付け足す
- ビフォーアフター
目的に応じて、どちらを使うか選んでくださいね。
リミックスの使い方【ステップバイステップ】
それでは、実際にリミックスを作成する方法を見ていきましょう。
準備:リミックス機能を有効にする
まず、自分の投稿がリミックスされることを許可する設定を確認します。
設定方法:
- Instagramのプロフィール画面を開く
- 右上の三本線メニューをタップ
- 「設定とプライバシー」→「プライバシー設定」→「リール」を選択
- 「リミックスを許可」をオンにする
これで、他のユーザーがあなたの投稿をリミックスできるようになります。
リミックスの作成手順
- リミックスしたい投稿を見つける
- フィードやリールタブで、気になる投稿を探す
- バズっている動画や人気のコンテンツがおすすめ
- リミックスを選択
- 投稿の右下にある三点リーダー(…)をタップ
- メニューから「このリールをリミックス」を選択
- ※リミックスが許可されていない投稿には表示されません
- レイアウトを選択
- 編集画面左下のカメラマークをタップ
- 「レイアウト」アイコンから好きな配置を選ぶ
- 左右分割、上下分割、ピクチャーインピクチャーなど
- 動画を撮影または選択
- その場で新しく撮影するか
- カメラロールから既存の動画を選ぶ
- 編集する
- スタンプやテキストを追加
- エフェクトやフィルターを適用
- 音声のバランスを調整
- 必要に応じてボイスオーバーを追加
- キャプションとハッシュタグを追加
- 説明文を書く
- 関連するハッシュタグを付ける
- 元の投稿者へのクレジット(感謝)を明記
- 投稿する
- 「シェア」ボタンをタップして完了
元の投稿者のクレジットは自動的に表示されるので、安心してくださいね。
リミックス機能の活用方法5選
リミックスは、使い方次第でさまざまな可能性が広がります。
1. トレンドに乗ってバズる
人気のリール動画やミーム(ネタ動画)をリミックスすると、トレンドに乗れます。
すでに注目を集めている投稿をリミックスすることで、多くの人の目に留まりやすくなり、リーチや再生数が伸びやすい傾向があるんです。
ポイント:
- 発見タブで人気の投稿をチェック
- 流行の音楽やチャレンジに参加
- タイムリーな話題に反応する
2. インフルエンサーとコラボ
有名なクリエイターや人気アカウントの投稿をリミックスすれば、気軽にコラボレーションできます。
直接の知り合いでなくても、リミックス機能を使えば一緒に作品を作れるのが魅力。インフルエンサーのフォロワーにも自分の投稿が届く可能性があります。
活用例:
- 憧れのクリエイターの作品に反応
- 同じ趣味の人とつながる
- 業界の著名人とのバーチャルコラボ
3. UGCを拡散する(企業向け)
企業やブランドにとって、リミックスはUGC(ユーザー生成コンテンツ)を拡散する強力なツールです。
UGCとは:
一般ユーザーが自発的に作成した、商品やサービスに関する投稿のこと。レビューや体験談など。
顧客が投稿した商品レビュー動画をリミックスして公式アカウントでシェアすれば、口コミを効果的に広められます。
メリット:
- 信頼性の高い口コミマーケティング
- さらなるUGC投稿を促進
- ブランドと顧客のエンゲージメント向上
4. コンテンツ制作コストを削減
リール動画の運用で大きな壁となるのが、ネタ切れや素材不足。
リミックス機能を使えば、他のユーザーの動画に簡単なリアクションやスタンプを付けるだけで新しいコンテンツが作れます。ゼロから動画を作る必要がないので、制作コストが大幅に削減できるんですね。
活用シーン:
- 投稿ネタが思いつかないとき
- 動画撮影の時間がないとき
- 簡単に投稿頻度を上げたいとき
5. リアクション動画で個性を発揮
リミックスの王道的な使い方が、リアクション動画。
面白い投稿、驚きの投稿、感動的な投稿など、さまざまなコンテンツに自分なりの反応を示すことで、個性やキャラクターを表現できます。
人気のリアクション例:
- 料理動画を見ながらの食レポ
- チャレンジ動画への挑戦
- ビフォーアフター動画の比較
- 商品レビューへの共感コメント
リミックスを使う上での注意点

リミックスは便利な機能ですが、いくつか気を付けるべきポイントがあります。
1. 著作権とクレジット表示
他人のコンテンツを使用する以上、著作権への配慮は必須です。
守るべきルール:
- 元の投稿者への敬意を示す
- クレジット(元の作成者情報)を明記する
- 感謝のメッセージを添える
- オリジナルコンテンツへのリンクを提供
Instagram上では元の投稿者が自動的にクレジット表示されますが、キャプションでも改めて感謝を伝えるのが礼儀ですね。
2. すべての投稿がリミックスできるわけではない
リミックスできるのは、以下の条件を満たす投稿だけです。
リミックス可能な投稿:
- 公開アカウントの投稿
- リミックス機能が有効になっている投稿
- 2021年4月以降に投稿されたリール
- または、投稿者が後から「リミックスを許可」に設定した投稿
非公開アカウントや、リミックスをオフにしている投稿は使えません。
3. 音源の著作権に注意
元動画の音楽を使用する場合、著作権で保護されている楽曲だと問題になる可能性があります。
注意点:
- 著作権で削除された音源は、リミックスでも使えなくなる
- 商用利用の場合は特に慎重に
- 著作権フリーの音源を使うのが安全
音楽の権利関係には十分注意しましょう。
4. リミックスされたくない場合の対処
自分の投稿をリミックスされたくない場合は、設定で無効にできます。
個別に設定する方法:
- 自分の投稿を開く
- 三点リーダー(…)をタップ
- 「リミックスを無効にする」を選択
すべての投稿に適用する方法:
設定→プライバシー設定→リール→「リミックスを許可」をオフ
これで、新しい投稿はリミックスされなくなります。
5. 過度なリミックスは避ける
人気のコンテンツを何度もリミックスしたり、同じような内容ばかり投稿すると、スパムと見なされる可能性があります。
推奨する使い方:
- オリジナルコンテンツとバランスを取る
- 同じ投稿を何度もリミックスしない
- 自分なりの付加価値を加える
リミックスは補助的なツールとして、適度に活用するのが良いでしょう。
リミックスがバズりやすい理由
「リミックスを使うとバズる」と言われる理由は、以下の通りです。
Instagramのアルゴリズムが優遇
Instagramは、新機能を積極的に使うユーザーを優遇する傾向があります。
リミックスは比較的新しい機能なので、アルゴリズムがこの機能を使った投稿を優先的に表示し、より多くの人にリーチしやすくなっているんですね。
元の投稿のリーチを活用できる
人気の投稿をリミックスすると、元の投稿を見た人があなたのリミックスも見てくれる可能性が高まります。
既に注目を集めているコンテンツに乗ることで、効率的にリーチを広げられるわけです。
エンゲージメントが高まりやすい
リミックスは、元の投稿とのコラボレーションという性質上、コメントやシェアが生まれやすい傾向があります。
「面白い!」「この組み合わせいいね!」といった反応が集まりやすく、エンゲージメント率が向上します。
リミックスができない時の対処法
「リミックスしようとしたのにできない…」という場合は、以下を確認してみてください。
原因1:リミックスが許可されていない
最も多い原因がこれ。投稿者がリミックスを無効にしている可能性があります。
確認方法:
三点リーダー(…)をタップして、「このリールをリミックス」というオプションが表示されるか確認。表示されなければ、リミックスできない投稿です。
原因2:アプリが最新版でない
Instagramアプリが古いバージョンだと、リミックス機能が使えないことがあります。
対処法:
- App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)を開く
- Instagramを検索
- 「アップデート」ボタンがあれば、タップして最新版に更新
原因3:非公開アカウントの投稿
非公開アカウント(鍵アカウント)の投稿は、フォロワーであってもリミックスできません。
公開アカウントの投稿のみがリミックス対象です。
原因4:古い投稿
2021年4月以前に投稿されたリールは、投稿者が手動で「リミックスを許可」に設定しない限り、リミックスできません。
まとめ:リミックスで創造的なコンテンツを作ろう
Instagramのリミックスとは、他のユーザーの投稿に自分のコンテンツを追加して新しい作品を作る機能です。
画面を分割して元動画と自分の動画を同時再生したり、元動画の前後に自分の動画をつなげたりできます。2021年4月にリリースされ、TikTokのデュエット機能に似た仕組みで人気を集めています。
使い方は簡単。リミックスしたい投稿の三点リーダーから「このリールをリミックス」を選び、レイアウトを選択して動画を撮影・編集するだけ。
リミックスの主な活用方法:
- トレンドに乗ってバズる
- インフルエンサーとコラボ
- 企業がUGCを拡散
- コンテンツ制作コストを削減
- リアクション動画で個性を発揮
注意点としては、著作権への配慮、クレジット表示、音源の権利、そして過度な使用を避けることが大切。自分の投稿をリミックスされたくない場合は、設定で無効にできます。
リミックスはInstagramのアルゴリズムに優遇され、バズりやすいと言われている機能。既存の人気コンテンツを活用できるため、効率的にリーチを広げられるのが魅力です。
ただし、リミックスだけに頼らず、オリジナルコンテンツとのバランスを取ることが重要。自分なりの付加価値を加えて、創造的で魅力的な投稿を心がけましょう。
リミックス機能を上手に活用して、Instagramでの発信力をさらに高めてくださいね!

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