ゲーム プラットフォームとは?初心者でもわかる基礎知識

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「このゲームはどのプラットフォームで遊べるの?」

ゲームの情報を調べていると、よく「プラットフォーム」という言葉を目にしますよね。でも、この言葉には実は2つの異なる意味があるんです。

この記事では、ゲーム業界で使われる「プラットフォーム」の意味を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

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ゲームプラットフォームの基本的な意味

プラットフォーム(platform)とは、元々「土台」や「基盤」を意味する英語です。

IT用語としては、「ソフトウェアやハードウェアを動かすための動作環境」を指します。つまり、ゲームを遊ぶための土台となるものが、ゲームプラットフォームなんですね。

2つの意味を理解しよう

ゲーム業界で「プラットフォーム」という言葉を使う時、主に以下の2つの意味があります。

1. ゲーム機本体やデバイス(ハードウェア)

1つ目は、ゲームソフトを動かすためのハード機器のことです。

これには以下のようなものが含まれます。

家庭用ゲーム機(コンシューマー)

Nintendo Switch、PlayStation、Xboxなど、テレビに繋いでゲームを楽しむ専用機のことを指します。「コンシューマー」という呼び方は日本独自の表現で、海外では主に「コンソール(console)」と呼ばれています。

PC(パソコン)

WindowsやMacなどのパソコンでゲームを遊ぶ環境です。PCゲームは自分でパソコンのスペックをカスタマイズできるのが特徴ですね。

モバイル(スマートフォン・タブレット)

iOSやAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットも、立派なゲームプラットフォームです。現在最も多くの人が利用しているプラットフォームと言えるでしょう。

新しいプラットフォーム

VR(バーチャルリアリティ)やAR(拡張現実)、クラウドゲーミング(ゲームストリーミング)など、新しい技術を使ったプラットフォームも登場しています。

2. PCゲームの配信・管理サービス(ソフトウェア)

2つ目は、PCゲームを購入・管理・プレイできるオンラインサービスのことです。

これは比較的新しい使い方で、主に以下のようなサービスを指します。

Steam(スチーム)

Valve社が運営する、世界最大級のPCゲーム配信プラットフォームです。ゲームの購入やダウンロード、フレンドとのオンラインプレイなどが可能で、定期的に大規模なセールも開催されています。

Epic Games Store(エピックゲームズストア)

「フォートナイト」で有名なEpic Games社が運営するプラットフォーム。定期的に無料ゲームを配布していることで知られています。

その他の主要サービス

  • Origin(EA社)
  • Ubisoft Connect(旧Uplay)
  • Battle.net(Blizzard社)
  • GOG.com

など、各ゲーム会社が独自のプラットフォームを運営しています。

プラットフォームが重要な理由

ゲーム開発会社は、どのプラットフォームでゲームを発売するかを慎重に決定します。

なぜなら、それぞれのプラットフォームには以下のような違いがあるからです。

技術的な制限

各プラットフォームには、処理能力やグラフィック性能などの違いがあります。開発したいゲームの表現が実現可能かどうかを検証する必要があるんですね。

ユーザー層の違い

Nintendo Switchはファミリー層が多い、PCゲームはコアゲーマーが多いなど、プラットフォームによってユーザーの特性が異なります。

市場規模

プラットフォームごとに市場の大きさが違うため、より多くのユーザーに届けるためには、どこで発売するかが重要になります。

マルチプラットフォーム展開

最近では、同じゲームタイトルを複数のプラットフォームで遊べるように開発するケースが増えています。

これを「マルチプラットフォーム展開」や「クロスプラットフォーム対応」と呼びます。

例えば、同じゲームがNintendo Switch、PlayStation、Xbox、PCの全てで発売されるケースなどがこれに当たります。開発期間やコストは増えますが、より幅広いユーザーに届けられるメリットがあるんですね。

紛らわしい用語に注意

ちなみに、「プラットフォーマー(platformer)」という言葉もあります。

これはジャンプアクションゲームを指すゲームジャンルの名称で、「スーパーマリオブラザーズ」のように足場を飛び移りながら進むゲームのことです。

「プラットフォーム」とは全く別の意味なので、混同しないように気をつけましょう。

まとめ

ゲームプラットフォームには、大きく分けて2つの意味があります。

1つ目は、Nintendo SwitchやPlayStationなどのゲーム機本体やデバイスのこと。2つ目は、SteamやEpic Games StoreなどのPCゲーム配信サービスのことです。

どちらの意味で使われているかは、文脈から判断する必要があります。でも、どちらも「ゲームを遊ぶための土台・環境」という基本的な考え方は共通していますね。

これからゲームの情報を見る時は、「プラットフォーム」という言葉がどちらの意味で使われているか、ちょっと意識してみてください。きっとゲームの話題がもっと理解しやすくなるはずです。

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