Facebookを使っていて「タイムライン」と「ニュースフィード」という言葉を聞いたことはありませんか。どちらも投稿が表示される場所ですが、実は全く異なる役割を持っています。この違いを理解していないと、思わぬところで困ることがあります。
タイムラインは、あなた自身のプロフィールページに表示される「あなたの投稿履歴」です。一方、ニュースフィードは、友達やフォローしている人の投稿が流れてくる「情報を受け取る場所」になります。
この記事では、Facebookタイムラインの基本的な意味から、具体的な使い方、プライバシー設定、ニュースフィードとの違いまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。タイムラインを正しく理解して、Facebookをもっと効果的に活用しましょう。
Facebookタイムラインとは

タイムラインの基本的な定義
Facebookのタイムラインとは、ユーザーのプロフィールページに表示される、そのユーザーの投稿や活動履歴が時系列で並ぶ場所のことです。自分や友達のプロフィールページを開いた時に、カバー写真の下にズラリと投稿が並んでいる部分がタイムラインになります。
タイムラインには、自分が投稿したテキスト、写真、動画、リンクなどが表示されます。また、友達からタグ付けされた投稿や、参加したイベント、更新したプロフィール情報なども含まれます。
簡単に言えば、タイムラインは「その人の活動記録が見られるページ」です。自分のタイムラインは自分の発信履歴であり、友達のタイムラインはその友達の活動履歴ということになります。
タイムラインの歴史
Facebookのタイムラインは、2011年9月の開発者会議で初めて発表されました。それ以前は「ウォール(Wall)」という名称で呼ばれていた機能です。
ウォール時代は、数日前の投稿でも見つけるために延々とスクロールする必要があり、過去の投稿にアクセスしにくいという問題がありました。タイムラインの導入により、1ヶ月前や1年前といった過去の投稿に簡単にアクセスできるようになったのです。
2011年12月からニュージーランドで段階的にロールアウトが始まり、同年12月15日に全世界のユーザーが利用可能になりました。2012年1月にはすべてのユーザーが強制的にタイムラインに切り替わり、同年2月にはFacebookページにもタイムラインが導入されました。
タイムラインの主な要素
Facebookタイムラインは、いくつかの要素で構成されています。
最上部にあるのが「カバー写真」です。横長の大きな画像で、タイムラインの第一印象を決める重要な要素となっています。カバー写真の下には、プロフィール写真が円形で表示されます。
その下には、基本情報、友達、写真、動画などのタブがあり、クリックすることでそれぞれの詳細を確認できます。自己紹介文や学歴、職歴、住んでいる場所などの情報も表示されます。
そしてメインとなるのが、投稿の一覧です。自分が投稿したコンテンツや、友達からタグ付けされた投稿が、新しいものから順番に並んでいます。
ニュースフィードとの違い
ニュースフィードとは
ニュースフィード(News Feed)は、Facebookを開いた時に最初に表示される画面のことです。ホームページとも呼ばれ、画面中央に投稿が縦にズラリと並んでいる部分を指します。
ニュースフィードには、友達の投稿、フォローしているFacebookページの投稿、友達がシェアした投稿、参加しているグループの投稿などが表示されます。つまり、様々な人の投稿が混ざって流れてくる場所です。
2022年にMeta社(Facebookの親会社)は、「News Feed」という名称を単に「Feed(フィード)」に変更すると発表しました。しかし、多くのユーザーは今でも「ニュースフィード」という呼び方を使っています。
タイムラインとニュースフィードの違い
タイムラインとニュースフィードの最も大きな違いは、「誰の投稿が表示されるか」という点です。
タイムラインは、特定の一人のユーザー(自分または友達)の投稿だけが表示されます。そのユーザーが過去に投稿した内容を遡って見ることができる、いわば「個人のアルバム」のようなものです。
一方、ニュースフィードは、友達やフォローしている人、いいねしているページなど、複数のユーザーの投稿が混ざって表示されます。リアルタイムで更新され続ける「情報の川」のようなイメージです。
もう一つの違いは、アクセス方法です。ニュースフィードは、Facebookにログインすると自動的に表示されます。対してタイムラインは、自分の名前やプロフィール写真をクリックすることでアクセスします。
TwitterとFacebookのタイムラインの違い
ここで注意が必要なのは、TwitterとFacebookでは「タイムライン」という言葉の意味が異なるという点です。
Twitterでタイムラインと言うと、自分や他のユーザーのツイートが流れてくる画面全体を指します。これは、Facebookで言うところの「ニュースフィード」に相当します。
つまり、TwitterのタイムライFacebookのニュースフィードで、FacebookのタイムラインTwitterには直接的に対応する機能がない(強いて言えばプロフィールページ)ということになります。
この違いは非常に混乱しやすいポイントなので、SNSごとに用語の意味が異なることを理解しておきましょう。
タイムラインの使い方
自分のタイムラインへのアクセス方法
自分のタイムラインにアクセスするのは簡単です。Facebookアプリの右下(iPhoneの場合)または右上(Androidの場合)にある三本線のメニューアイコンをタップします。
メニューが開いたら、一番上に表示されている自分の名前とプロフィール写真をタップしてください。これで自分のタイムラインが表示されます。
PCブラウザの場合は、画面左上にあるFacebookロゴの横、または右上にある自分の名前をクリックすることでタイムラインにアクセスできます。
タイムラインに投稿する方法
自分のタイムラインに投稿するには、タイムライン上部にある「今何してる?」または「投稿を作成」という入力ボックスをクリックします。
テキストを入力し、必要に応じて写真や動画を追加してください。位置情報を追加したり、友達をタグ付けしたり、気分やアクティビティを表現するスタンプを選んだりすることもできます。
投稿の公開範囲を設定することも重要です。「公開」「友達」「自分のみ」などから選択できます。設定が完了したら「投稿」ボタンを押せば、タイムラインに表示されます。
過去の投稿を見る方法
タイムラインの大きな利点は、過去の投稿に簡単にアクセスできることです。下にスクロールしていくと、過去の投稿が次々と表示されます。
右側(PCの場合)または投稿の間(スマホの場合)に、年や月が表示されているので、特定の時期の投稿にジャンプすることもできます。
「活動ログ」機能を使えば、自分の全ての活動(投稿、いいね、コメントなど)を一覧で確認し、特定の投稿を検索することもできます。活動ログには、メニューから「設定とプライバシー」→「活動ログ」でアクセスできます。
友達のタイムラインを見る方法
友達のタイムラインを見たい時は、その友達の名前を検索するか、ニュースフィードでその友達の投稿を見つけて名前をクリックします。
友達のタイムラインでは、その友達が投稿した内容や、プロフィール情報、共通の友達などを確認できます。ただし、相手のプライバシー設定によっては、一部の投稿が表示されないこともあります。
友達のタイムラインを頻繁に訪問すると、その友達の投稿がニュースフィードで優先的に表示されやすくなります。Facebookのアルゴリズムが「この友達に関心がある」と判断するためです。
タイムラインのプライバシー設定
誰がタイムラインを見られるか設定する
タイムラインのプライバシー設定は非常に重要です。設定を適切に行わないと、知られたくない情報が公開されてしまう可能性があります。
メニューから「設定とプライバシー」→「設定」→「プライバシー」と進み、「今後の投稿を見ることができる人」を設定しましょう。「公開」「友達」「友達の友達」「自分のみ」などから選択できます。
過去の投稿についても、一括で公開範囲を変更できます。「過去の投稿を制限」という機能を使えば、過去に「公開」で投稿したものをすべて「友達」に変更できます。
タイムラインへの投稿を制限する
自分のタイムラインに他の人が投稿できるかどうかも設定できます。「設定とプライバシー」→「設定」→「タイムラインとタグ付け」と進みます。
「タイムラインに投稿できる人」を「自分のみ」に設定すれば、他の人は勝手にあなたのタイムラインに投稿できなくなります。多くのユーザーは、自分のタイムラインは自分で管理したいため、この設定を「自分のみ」にしています。
ただし、この設定をしても、友達があなたをタグ付けした投稿は表示される可能性があります。タグ付けについても別途設定が必要です。
タグ付けの確認設定
友達があなたをタグ付けした投稿が、自動的にあなたのタイムラインに表示されるのを防ぐには、「タグ付けの確認」機能を有効にしましょう。
「タイムラインとタグ付け設定」の中にある「タイムラインに表示する前にタグ付けされた投稿を確認しますか?」をオンにします。
これにより、誰かがあなたをタグ付けした時、自動的にタイムラインに表示されず、まずあなたに通知が来ます。内容を確認してから承認または却下を選択できるため、不適切な投稿がタイムラインに表示されるのを防げます。
特定の人から投稿を隠す
特定の投稿を、ある友達には見せたくないという場合もあるでしょう。そんな時は「カスタム」設定を使います。
投稿する際、公開範囲を「カスタム」に設定し、「次の人を除く」の欄に、その投稿を見せたくない友達の名前を入力します。その友達はその投稿を見ることができなくなります。
また、「親しい友達」リストを作成して、特定の投稿を親しい友達だけに公開するという使い方もできます。プライベートな内容を限定公開したい時に便利です。
タイムラインの管理と活用
投稿を編集・削除する方法
タイムラインに投稿した後で、内容を変更したくなることがあります。Facebookでは、投稿後でも編集や削除が可能です。
編集したい投稿の右上にある三点メニュー(・・・)をクリックし、「投稿を編集」を選択します。テキストを修正したり、写真を追加したりできます。編集した後は「保存」を押してください。
投稿を完全に削除したい場合は、同じメニューから「投稿を削除」を選択します。削除した投稿は30日間「ゴミ箱」に保管され、その間であれば復元できます。30日を過ぎると完全に削除されます。
タイムラインの投稿を非表示にする
削除したくないけれど、タイムラインに表示させたくない投稿もあるでしょう。そんな時は「非表示」機能を使います。
投稿のメニューから「タイムラインで非表示」を選択すると、その投稿はタイムラインに表示されなくなります。ただし、完全に削除されたわけではなく、「活動ログ」からは確認できます。
非表示にした投稿は、いつでも再表示できます。活動ログから該当の投稿を見つけ、「タイムラインに表示」を選択すればOKです。
カバー写真とプロフィール写真の設定
タイムラインの印象を大きく左右するのが、カバー写真とプロフィール写真です。これらは定期的に更新して、フレッシュな印象を保ちましょう。
カバー写真を変更するには、タイムライン上部のカバー写真にカーソルを合わせ、「カバー写真を編集」をクリックします。新しい写真をアップロードするか、既存の写真から選択できます。
プロフィール写真は、現在の写真をクリックして「プロフィール写真を更新」を選択します。顔がはっきり写った、明るい写真を選ぶのがおすすめです。
自己紹介と基本情報の充実
タイムラインの「基本データ」セクションを充実させることで、プロフィールがより魅力的になります。
自己紹介文には、趣味や興味、仕事、好きなことなどを書きましょう。仕事の経歴や肩書きだけでなく、個人的な趣味や好きなことを書いた方が、共通点を見つけてもらいやすく、親しみを感じてもらえます。
学歴、職歴、住んでいる場所、出身地なども設定できますが、プライバシーを考慮して公開範囲を適切に設定することが重要です。
タイムラインを効果的に使うコツ
バランスの取れた投稿を心がける
タイムラインは、あなたという人間を知ってもらうための場所です。ビジネスの投稿ばかりだと堅苦しく感じられますし、プライベートな投稿ばかりだと何をしている人なのかわかりません。
仕事に関する投稿、趣味の投稿、日常の出来事など、バランスよく投稿することで、多面的な人間像を伝えられます。「人」から「やっていること」に興味が移ることもあれば、その逆もあります。
偏った投稿ばかりだと、タイムラインを訪れた人が興味を持ちにくくなるので注意しましょう。
タイムラインは「名刺」と考える
タイムラインは、あなたのデジタル名刺のようなものです。初めて会った人や、久しぶりに連絡を取る人は、あなたのタイムラインを見て、どんな人なのか判断します。
そのため、タイムラインの第一印象は非常に重要です。カバー写真やプロフィール写真、自己紹介文、最近の投稿などを整えておきましょう。
また、ネガティブな投稿や愚痴ばかりが並んでいると、マイナスの印象を与えてしまいます。ポジティブで建設的な内容を心がけることが大切です。
友達がタイムラインを見に来るタイミング
友達があなたのタイムラインを見に来るのは、主に以下のようなタイミングです。
ニュースフィードで気になる投稿を見つけた時、その人のタイムラインに行って他の投稿もチェックすることがあります。また、名前を検索して、その人のタイムラインに直接アクセスすることもあります。
たまに、通知の「お知らせ」に同じ人から連続で「いいね」が表示されることがあります。これは、その人があなたのタイムラインを遡って見ている証拠です。(ただし、読まずに連続でいいねするのは印象が良くないのでやめましょう。)
タイムラインで避けるべきこと
タイムラインで避けた方が良いことがいくつかあります。
まず、自己紹介欄が空白のままというのはもったいないです。せっかくタイムラインを見に来てくれた人に、何も情報を伝えられません。
また、プロフィール写真やカバー写真が設定されていないと、印象に残りにくくなります。特にプロフィール写真は、ニュースフィードでも表示されるので、必ず設定しましょう。
そして、古い投稿を大量に削除するのも避けた方が良いでしょう。過去の投稿は、あなたの歴史であり、成長の記録でもあります。見られたくない投稿は「非表示」にすればOKです。
ニュースフィードの表示設定
ハイライトと最新情報の切り替え
ニュースフィードには「ハイライト」と「最新情報」の2つの表示モードがあります。
「ハイライト」は、Facebookのアルゴリズムが選んだ投稿が表示されます。あなたが興味を持ちそうな投稿や、エンゲージメントの高い投稿が優先的に表示される仕組みです。
「最新情報」は、時系列順に投稿が表示されます。最新の投稿から順番に見たい場合は、こちらに切り替えましょう。
スマホアプリの場合、ニュースフィード上部の「フィード」をタップすると、表示モードを切り替えられます。PCの場合は、左側のメニューから選択できます。
お気に入りの友達を設定する
特定の友達の投稿を優先的に表示させることができます。これが「お気に入り」機能です。
自分のプロフィールメニューから「フィード」を選び、「お気に入り」管理タブに入ります。ここから優先的に表示させたい友達やFacebookページを選択してください。
お気に入りに追加した友達の投稿は、ニュースフィードの上位に表示されやすくなります。大切な友達の投稿を見逃したくない時に便利です。
特定の投稿を非表示にする
ニュースフィードに流れてくる投稿の中で、興味のないものもあるでしょう。そんな時は、投稿を非表示にできます。
投稿の右上にある三点メニューをクリックし、「投稿を非表示」を選択します。すると、同じような投稿の表示が減ります。
また、「○○の投稿をすべて非表示」を選択すれば、その人の投稿が一切表示されなくなります。友達関係を解除せずに、投稿だけを非表示にできるので便利です。
まとめ
Facebookのタイムラインは、ユーザーのプロフィールページに表示される、その人の投稿や活動履歴が時系列で並ぶ場所です。自分の発信を記録し、他の人に自分を知ってもらうための「デジタル名刺」のような存在と言えます。
タイムラインとニュースフィードの違いを理解することが重要です。タイムラインは特定の一人の投稿だけが表示される「個人ページ」で、ニュースフィードは複数の人の投稿が混ざって流れてくる「情報受信ページ」です。
タイムラインを効果的に使うには、プライバシー設定を適切に行い、バランスの取れた投稿を心がけることが大切です。カバー写真やプロフィール写真、自己紹介文を充実させて、魅力的なタイムラインを作りましょう。
重要なポイントは3つです。タイムラインは自分の活動記録であり、他人に自分を知ってもらうための場所であること。ニュースフィードとは役割が全く異なること。そしてプライバシー設定を適切に行い、自分のタイムラインをしっかり管理することです。
これらを理解して適切に活用すれば、Facebookでより充実したコミュニケーションが楽しめるようになるでしょう。

コメント