友達や仕事仲間にPDFやWordファイルを送りたいけれど、Facebookメッセンジャーで送れなくて困ったことはありませんか。写真や動画は簡単に送れるのに、書類ファイルを送ろうとすると方法がわからず戸惑うことがあります。
実は、Facebookメッセンジャーでは、PC版を使えばPDF、Word、Excel、PowerPointなど様々な種類のファイルを送信できます。ただし、スマホアプリでは直接送れないという制限があり、工夫が必要です。
この記事では、Facebookメッセンジャーで添付ファイルを送る方法を、デバイス別に詳しく解説します。対応ファイル形式、サイズ制限、スマホでの回避策、Facebookグループへの添付方法まで、包括的に説明するので、あらゆる状況で役立つはずです。
Facebookで送れるファイルの種類

画像・写真ファイル
最も一般的に送られるのが画像ファイルです。JPEG(.jpg、.jpeg)、PNG(.png)、GIF(.gif)、BMP(.bmp)など、ほとんどの画像形式に対応しています。
画像ファイルは、スマホアプリでもPCでも簡単に送信できます。写真ライブラリやギャラリーから選択するだけで、すぐに相手に送れます。
複数の画像を一度に選択して送信することも可能です。旅行の写真をまとめて送りたい時などに便利です。
動画ファイル
動画ファイルも画像と同様に、スマホアプリから直接送信できます。MP4、MOV、AVIなどの一般的な動画形式に対応しています。
ただし、動画ファイルはサイズが大きくなりがちなので、ファイルサイズ制限に注意が必要です。長時間の動画や高解像度の動画は、サイズ制限を超える可能性があります。
動画を送信する前に、圧縮することをおすすめします。画質を大きく損なわずにファイルサイズを減らせます。
文書ファイル(PDF、Word、Excel)
仕事や学校で最も必要とされるのが、文書ファイルの送信です。PDF(.pdf)、Word(.doc、.docx)、Excel(.xls、.xlsx)、PowerPoint(.ppt、.pptx)など、Microsoft Officeファイルに対応しています。
これらのファイルは、PCのブラウザ版メッセンジャーからのみ送信可能です。スマホのMessengerアプリからは直接送れません。
テキストファイル(.txt)やリッチテキストフォーマット(.rtf)なども送信できます。
その他のファイル形式
圧縮ファイル(.zip、.rar)、音声ファイル(.mp3、.wav)、Adobe Illustratorファイル(.ai)など、様々な形式のファイルを送信できます。
基本的に、ほとんどのファイル形式に対応していますが、実行ファイル(.exe)などセキュリティ上問題のある形式は制限される場合があります。
送信できるかどうか不明な形式の場合は、まず試しに送ってみるのが一番確実です。
ファイルサイズの制限
メッセンジャーのファイルサイズ上限
Facebookメッセンジャーには、送信できるファイルサイズに制限があります。情報源によって異なりますが、一般的には25MB〜50MBが上限とされています。
2023年以降、デスクトップ版では最大50MBまでのファイルを送信できるようになったとの情報もあります。ただし、実際の制限は変更される可能性があるため、大きなファイルを送る際は注意が必要です。
制限を超えるファイルを送ろうとすると、エラーメッセージが表示され、送信が失敗します。
大きなファイルを送る方法
ファイルサイズが制限を超える場合は、いくつかの対処法があります。
まず、ファイルを圧縮することを検討してください。ZIP形式で圧縮すれば、元のファイルサイズを大幅に減らせることがあります。
動画や画像の場合は、解像度を下げたり、品質を調整したりして、ファイルサイズを小さくできます。
どうしても大きなファイルを送りたい場合は、クラウドストレージサービス(Google Drive、Dropbox、OneDriveなど)にアップロードして、共有リンクをメッセンジャーで送る方法が最適です。
PCでファイルを送る方法
ブラウザ版メッセンジャーでの送信手順
PCからファイルを送るのは非常に簡単です。ブラウザでFacebookまたはMessenger.comにアクセスしてログインしてください。
画面右上のメッセンジャーアイコンをクリックするか、Messenger.comに直接アクセスします。ファイルを送りたい相手との会話を開きましょう。
メッセージ入力欄の下または横に、「+」アイコンや「添付」アイコンが表示されています。これをクリックすると、様々なオプションが表示されます。
「ファイルを添付」または紙クリップのアイコンをクリックしてください。ファイル選択ダイアログが開きます。
ファイルの選択と送信
ファイル選択ダイアログで、送信したいファイルを探して選択します。複数のファイルを選択することも可能です。
「開く」ボタンをクリックすると、選択したファイルがメッセージ入力欄に添付されます。ファイル名が表示されるので、間違いがないか確認してください。
間違えた場合は、ファイル名の横にある「×」ボタンをクリックすれば、添付を取り消せます。
必要に応じてメッセージテキストを入力し、送信ボタンをクリックまたはEnterキーを押せば、ファイルが送信されます。
送信後の確認
ファイルが送信されると、会話の中にファイル名とアイコンが表示されます。相手はファイル名をクリックすることで、ファイルをダウンロードしたり、プレビューしたりできます。
送信したファイルは、送信者も受信者も後からいつでもダウンロードできます。会話履歴に残るため、必要な時に再度取得可能です。
ファイルを複数の人に送りたい場合は、送信済みのファイルにカーソルを合わせて「その他」メニューから「転送」を選択できます。
スマホでファイルを送る方法
スマホアプリの制限
残念ながら、iPhone・AndroidのMessengerアプリからは、写真と動画以外のファイルを直接送信できません。これは2025年現在も変わっていない大きな制限です。
PDF、Word、Excelなどの文書ファイルを送ろうとしても、ファイルを選択するオプションがアプリ内に存在しません。
この制限は、FacebookがMessengerアプリの軽量化とシンプルさを優先しているためと考えられます。将来的に改善される可能性はありますが、現時点では回避策が必要です。
スマホブラウザでデスクトップ版を使う
スマホからでも、ブラウザでデスクトップ版のFacebookまたはMessenger.comにアクセスすれば、ファイルを送信できます。
iPhoneのSafariまたはAndroidのChromeでMessenger.comにアクセスしてください。通常、モバイル版が表示されますが、これではファイルを送れません。
ブラウザのメニューから「デスクトップ用サイトを表示」または「PC版サイト」をリクエストします。Safariの場合は、アドレスバー左のアイコンから選択できます。Chromeの場合は、右上の三点メニューから選択します。
デスクトップ版が表示されたら、PCと同じ手順でファイルを添付できます。「+」アイコンから「ファイルを添付」を選択し、スマホ内のファイルを選びます。
クラウドストレージを活用する
最もスマートな方法は、クラウドストレージサービスを活用することです。Dropbox、Google Drive、OneDriveなどに事前にファイルをアップロードしておきます。
DropboxはMessengerと統合されているため、特に便利です。Dropboxアプリでファイルを開き、共有ボタンからMessengerを選択すれば、直接メッセージに共有リンクを送れます。
Google DriveやOneDriveの場合も同様です。ファイルの共有リンクを取得して、そのリンクをメッセンジャーで送信すれば、相手はリンクからファイルにアクセスできます。
この方法なら、ファイルサイズの制限も気にせず、大容量のファイルを共有できます。
iPadでの特殊な方法
iPadユーザーには、さらに便利な方法があります。iPadのSplit View機能を使えば、ブラウザとファイルアプリを同時に表示できます。
SafariでMessenger.comのデスクトップ版を開き、画面を半分に分割します。もう半分に「ファイル」アプリを開いてください。
ファイルアプリから送りたいファイルをドラッグ&ドロップで、ブラウザのメッセンジャー画面に持っていけば、簡単にファイルを添付できます。
Facebookグループにファイルを添付する方法
グループ投稿へのファイル添付
Facebookグループでは、投稿にファイルを添付して、グループメンバー全員と共有できます。議事録、資料、予定表などを共有するのに便利です。
PCでFacebookにログインし、ファイルを共有したいグループを開きます。投稿作成欄の「投稿を作成」をクリックしてください。
投稿作成ウィンドウが開いたら、下部にあるアイコンの中から「・・・」(その他)をクリックします。
表示されるメニューから「ファイルを追加」を選択してください。「ファイルを選択」ボタンが表示されるので、クリックします。
ファイルの選択と投稿
パソコン内のファイルを選択するダイアログが開きます。共有したいファイルを選んで「開く」をクリックしてください。
ファイル名が投稿作成欄に表示されます。必要に応じて、ファイルの説明や関連するメッセージを入力しましょう。
準備ができたら「投稿」ボタンをクリックします。ファイルがグループに投稿され、メンバー全員が閲覧・ダウンロードできるようになります。
PCでは、投稿されたファイルに「ダウンロード」「プレビュー」のボタンが表示されます。スマホでは表示が異なりますが、ファイルをタップすればアクセスできます。
グループファイルの管理
グループに投稿されたファイルは、グループページの「ファイル」セクションに一覧表示されます。後から必要な時に、簡単に見つけられます。
管理者や投稿者は、後から不要になったファイルを削除することもできます。投稿の右上の三点メニューから「削除」を選択してください。
メッセンジャーと違って、グループ投稿のファイルは多くのメンバーがアクセスするため、ファイル名をわかりやすくつけることをおすすめします。
画像・写真を送る方法
スマホアプリから画像を送る
画像や写真は、Messengerアプリから非常に簡単に送信できます。ファイルを送るのとは異なり、直感的に操作できます。
Messengerアプリを開き、写真を送りたい相手との会話を開きます。メッセージ入力欄の左側に、画像アイコン(ギャラリーアイコン)が表示されています。
このアイコンをタップすると、スマホのフォトライブラリやギャラリーが開きます。送りたい写真を選択してタップしてください。
複数の写真を選択することもできます。選択が完了したら、送信ボタンをタップすれば、写真が相手に送られます。
PCブラウザから画像を送る
PCからも同様に、画像を簡単に送信できます。メッセンジャーの会話画面で、「+」アイコンまたは写真アイコンをクリックします。
「写真を追加」または「画像を選択」というオプションを選びます。ファイル選択ダイアログが開くので、画像ファイルを選択してください。
選択した画像のプレビューが表示されます。必要に応じて、キャプションやメッセージを追加できます。
送信ボタンをクリックすれば、画像が即座に相手に届きます。相手は画像をクリックして拡大表示したり、ダウンロードしたりできます。
カメラで撮影して送る
スマホアプリでは、その場で写真を撮影して、すぐに送信することもできます。メッセージ入力欄のカメラアイコンをタップしてください。
カメラが起動するので、撮影したいものにカメラを向けます。シャッターボタンをタップして撮影しましょう。
撮影した写真をその場で確認できます。気に入れば送信ボタンをタップ、撮り直したい場合は再撮影できます。
この機能は、待ち合わせ場所の写真を送ったり、商品の状態を確認してもらったりする時に便利です。
ファイル送信時のトラブルシューティング
「添付ファイルが利用できません」エラー
ファイルを送ろうとした時に「Attachment Unavailable(添付ファイルが利用できません)」というエラーが表示されることがあります。
このエラーの主な原因は、共有しようとしているファイルのプライバシー設定です。例えば、Facebookに投稿した写真を共有しようとして、その写真が非公開設定になっている場合に発生します。
解決するには、Facebookのタイムラインでその写真を見つけ、公開範囲を「公開」または「友達」に変更してください。
または、ファイルを直接アップロードして送信する方法に切り替えることで、この問題を回避できます。
ファイルサイズが大きすぎる
ファイルサイズ制限を超えると、送信が失敗します。この場合、いくつかの対処法があります。
画像や動画の場合は、解像度を下げたり、品質を調整したりして圧縮してください。オンラインの圧縮ツールや、スマホの編集機能を使えば簡単にできます。
文書ファイルの場合は、ZIP形式で圧縮すると、ファイルサイズを減らせることがあります。WinRAR、7-Zip、Macの内蔵圧縮機能などを使いましょう。
それでも送れない場合は、ファイルを分割するか、クラウドストレージの共有リンクを送る方法に切り替えてください。
スマホアプリでファイルが選択できない
スマホのMessengerアプリで、PDF等のファイルを送ろうとしても、選択するオプションが見つからないことがあります。これは仕様です。
前述の通り、スマホアプリからは写真と動画以外のファイルを直接送信できません。スマホブラウザでデスクトップ版を使うか、クラウドストレージのリンクを送る方法を使ってください。
または、PCがあればPCから送信するのが最も簡単です。
送信したファイルが消えた
送信したファイルは、通常、会話履歴に残り続けます。しかし、何らかの理由で削除されたり、アクセスできなくなったりすることがあります。
送信者が会話を削除した場合、ファイルも削除されます。また、Facebookアカウント自体が削除された場合も、そのアカウントが送信したファイルにアクセスできなくなります。
ファイルが重要な場合は、受信したらすぐにダウンロードして、自分のデバイスやクラウドストレージに保存しておくことをおすすめします。
セキュリティとプライバシー
ファイル共有時の注意点
Facebookメッセンジャーでファイルを共有する際は、セキュリティとプライバシーに注意が必要です。送信したファイルは、基本的にFacebookのサーバーに保存されます。
機密情報や個人情報を含むファイルを送る場合は、特に注意してください。可能であれば、ファイルをパスワードで保護してから送信することをおすすめします。
誤って違う相手にファイルを送ってしまった場合、すぐに送信を取り消すことはできません。送信前に、必ず宛先を確認しましょう。
暗号化について
Facebookメッセンジャーは、エンドツーエンド暗号化をサポートしていますが、すべての会話で自動的に有効になっているわけではありません。
エンドツーエンド暗号化を使用したい場合は、「シークレットスレッド」を開始する必要があります。ただし、シークレットスレッドではファイルの送信機能が制限される可能性があります。
非常に機密性の高いファイルを共有する必要がある場合は、Signal、WhatsApp、Telegramなど、デフォルトでエンドツーエンド暗号化が有効なアプリの使用を検討してください。
ウイルスやマルウェアのリスク
信頼できない送信者からファイルを受け取った場合は、開く前に注意が必要です。実行ファイル(.exe)やマクロを含むOfficeファイルは、特に危険です。
ファイルをダウンロードする前に、送信者に確認することをおすすめします。友達のアカウントが乗っ取られて、悪意のあるファイルが送られてくる可能性もあります。
受信したファイルは、開く前にウイルススキャンを実行することを強くおすすめします。多くのウイルス対策ソフトには、ダウンロードしたファイルを自動的にスキャンする機能があります。
まとめ
Facebookメッセンジャーでは、PDF、Word、Excel、PowerPointなど様々な種類のファイルを送信できます。ただし、デバイスによって方法が大きく異なります。
PCのブラウザ版では、「+」アイコンから「ファイルを添付」を選択するだけで、簡単にファイルを送信できます。一方、スマホアプリからは写真と動画以外のファイルを直接送れないため、スマホブラウザでデスクトップ版を使うか、クラウドストレージのリンクを送る必要があります。
ファイルサイズには25MB〜50MBの制限があります。大きなファイルを送る場合は、圧縮するか、Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスを活用しましょう。Dropboxは特にMessengerと統合されているため便利です。
重要なポイントは4つです。PCからはほぼすべてのファイル形式を送信可能であること。スマホアプリは写真・動画のみ対応で文書ファイルは送れないこと。クラウドストレージを活用すればサイズ制限を回避できること。そしてセキュリティに配慮して、機密ファイルは慎重に扱うことです。
これらの方法を理解して活用すれば、Facebookメッセンジャーで効率的にファイルを共有できるようになります。状況に応じて最適な方法を選びましょう。

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