Facebookをもう使わなくなった、プライバシーが気になる、SNS疲れを感じている…そんな理由でアカウント削除を考えている方は多いのではないでしょうか。
でも、いざ削除しようとすると「どこから手続きすればいいの?」「削除と停止って何が違うの?」と迷ってしまいますよね。この記事では、Facebookアカウントを完全に削除する方法を、スマホとPCそれぞれの手順で分かりやすく説明します。
削除前に知っておくべき注意点や、削除できない場合の対処法もまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
削除の前に知っておきたい!「完全削除」と「利用停止」の違い

Facebookアカウントを辞める方法には、実は2つの選択肢があります。それが「完全削除」と「利用停止(利用解除)」です。
この2つは似ているようで全く違うものなので、まずはしっかり理解しておきましょう。
完全削除とは?
完全削除は、Facebookから永久に退会することを意味します。
削除を実行すると:
- あなたのプロフィール、投稿、写真、動画がすべて消える
- 友達リストも削除される
- Facebook Messengerも使えなくなる
- 30日間の猶予期間が過ぎると、二度と元に戻せない
つまり、「もうFacebookには戻らない!」と決めた人向けの方法です。
利用停止(利用解除)とは?
利用停止は、アカウントを一時的に隠すだけの機能になります。
利用停止を選ぶと:
- 他の人からあなたのプロフィールが見えなくなる
- 検索結果にも表示されない
- データはFacebook上に保存されたまま
- いつでもログインすれば元に戻せる
- Messengerは使い続けられる(設定で選択可能)
「ちょっと休憩したいだけ」「また使うかもしれない」という人には、こちらがおすすめですね。
どちらを選ぶべき?
- 完全にやめたい → 完全削除
- 一時的に離れたい → 利用停止
- 連携アプリ(Instagram、Spotifyなど)のログインに使っている → まずは連携を変更してから削除
アカウント削除前の準備チェックリスト
削除ボタンを押す前に、必ずやっておくべきことがあります。後で「あの写真保存してなかった!」と後悔しないように、しっかり準備しましょう。
1. 大切なデータをダウンロードする
Facebookには思い出の写真や動画、友達とのメッセージがたくさん保存されていますよね。削除すると全部消えてしまうので、必要なデータは事前にダウンロードしておきましょう。
データのダウンロード手順:
スマホの場合:
- Facebookアプリを開く
- 右下の三本線メニューをタップ
- 「設定とプライバシー」→「設定」を選ぶ
- 「あなたのFacebook情報」をタップ
- 「個人データをダウンロード」を選択
- ダウンロードしたい項目にチェックを入れる
- フォーマット(JSONまたはHTML)を選ぶ
- 「ファイルを作成」をタップ
データの準備ができると、メールやFacebookの通知で知らせてくれます。ダウンロードリンクは4日間有効なので、忘れずに保存してくださいね。
2. パスワードを確認する
削除手続きには、必ずパスワードの入力が必要です。
もし忘れてしまった場合は:
- ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をタップ
- 登録してあるメールアドレスか電話番号で本人確認
- 新しいパスワードを設定
削除前にログインできる状態にしておくことが大切です。
3. 連携アプリを確認する
Facebookアカウントで他のサービスにログインしていませんか?
よくある連携サービス:
- Spotify
- TikTok
- 各種ゲームアプリ
Facebookを削除すると、これらのサービスにログインできなくなる可能性があります。事前にメールアドレスやGoogleアカウントでのログイン方法に変更しておきましょう。
4. 重要な投稿は個別に削除する
Facebookのキャッシュ(検索エンジンに残るデータ)の問題で、まれにGoogleなどの検索結果に過去の投稿が残ってしまうことがあります。
特にプライバシーが気になる投稿は、アカウント削除前に手動で削除しておくと安心です。
【スマホ版】Facebookアカウントの削除手順
それでは、スマホからアカウントを削除する方法を見ていきましょう。iPhoneでもAndroidでも、基本的な手順は同じです。
スマホでの完全削除の手順
手順1: Facebookアプリを開き、画面右下の三本線メニュー(iPhone)または右上の三本線メニュー(Android)をタップ
手順2: 「設定とプライバシー」をタップして、「設定」を選択
手順3: 「アカウントセンター」をタップ
手順4: 「個人の情報」を選択
手順5: 「アカウントの所有権とコントロール」をタップ
手順6: 「利用解除または削除」を選択
手順7: 削除したいアカウントを選び、「アカウントの削除」にチェックを入れる
手順8: 「次へ」をタップして進む
手順9: パスワードを入力して本人確認
手順10: 「アカウントを削除」をタップして完了
削除理由を聞かれることもありますが、適当に選んで進んでOKです。
スマホでの利用停止の手順
一時停止したい場合は、手順7で「アカウントの利用解除」を選べば大丈夫です。残りの手順は削除と同じ流れになります。
【PC版】Facebookアカウントの削除手順
パソコンから削除する場合の手順も見ておきましょう。
PCでの完全削除の手順
手順1: ブラウザでFacebookにログイン
手順2: 画面右上のプロフィール写真をクリック
手順3: 「設定とプライバシー」→「設定」を選択
手順4: 左側のメニューから「アカウントセンター」をクリック
手順5: 「個人の情報」を選択
手順6: 「アカウントの所有権とコントロール」をクリック
手順7: 「利用解除または削除」を選ぶ
手順8: 削除するアカウントを選択し、「アカウントの削除」を選ぶ
手順9: 「次へ」をクリック
手順10: パスワードを入力して確認
手順11: 「アカウントを削除」をクリックして完了
PCでもスマホでも、削除の流れは基本的に同じですね。
削除後はどうなる?知っておきたい30日間の猶予期間
削除ボタンを押したら、すぐにアカウントが消えるわけではありません。Facebookには30日間の猶予期間が設けられています。
猶予期間中の注意点
- プロフィールは他の人から見えなくなる
- でもデータはまだFacebookに残っている
- この期間中にログインすると削除がキャンセルされる
- 30日が過ぎると完全に削除される
つまり、「やっぱりやめた!」と思ったら30日以内ならまだ間に合うということです。
間違ってログインしてしまったら?
うっかりログインしてしまっても大丈夫。削除確認画面が表示されるので、「ログアウト」を選べば削除は続行されます。
完全削除までの期間
30日の猶予期間が過ぎると、Facebookは削除作業を開始します。ただし、バックアップシステムなどの都合で、すべてのデータが完全に消えるまでには最大90日かかることがあるそうです。
この期間中、あなた自身も他のユーザーも、そのアカウントやデータにアクセスすることはできません。
削除するとこんな影響が!事前に知っておくべきこと

アカウントを削除すると、思わぬところに影響が出ることがあります。後悔しないように、事前にチェックしておきましょう。
1. Messengerが使えなくなる
Facebookアカウントを完全削除すると、Facebook Messengerも自動的に削除されます。
- 友達とのメッセージ履歴はあなた側からは見れない
- ただし相手側の受信トレイには残る可能性がある
- 新しいメッセージの送受信は不可能
連絡を取りたい人がいる場合は、事前にLINEなど別の連絡先を交換しておくことをおすすめします。
2. Instagramへの影響
FacebookとInstagramは同じMeta社のサービスですが、Facebookを削除してもInstagramは残ります。
ただし注意点が:
- FacebookログインでInstagramを使っている場合、ログインできなくなる
- 事前にInstagramでメールアドレスとパスワードを設定しておく必要がある
Instagramも続けたい人は、必ず事前に確認してくださいね。
3. 他のアプリやサービスへのログイン
「Facebookでログイン」機能を使っているサービスがあれば、そちらにもアクセスできなくなります。
影響を受ける可能性があるサービス:
- Spotify(音楽配信)
- Pinterest(画像共有)
- Airbnb(宿泊予約)
- 各種ゲームアプリ
- ニュースサイト
それぞれのサービスで、メールアドレスやGoogleアカウントでのログイン方法に変更しておきましょう。
4. Meta Questを使っている場合
VRゴーグルの「Meta Quest」をFacebookアカウントで使っている人は要注意です。
Facebookを削除すると:
- 購入したアプリやゲームが使えなくなる
- アチーブメント(実績)が消える
- ストアクレジットも失われる
- 返品もできない
Meta Questユーザーは、削除前に別のアカウント設定方法を確認することをおすすめします。
5. Google検索に名前が残ることも
アカウントを削除しても、Googleなどの検索エンジンに一時的にあなたの名前や投稿が残ることがあります。
これは検索エンジンのキャッシュ(保存された情報)が原因です。時間が経てば自然に消えますが、急いで消したい場合は:
- Googleの「古いコンテンツの削除リクエスト」ページから依頼できる
- 対応してもらえるかは保証されない
Facebookアカウントが削除できない!原因と対処法
「削除しようとしてもできない!」というトラブルもよくあります。主な原因と解決方法を見ていきましょう。
原因1:パスワードを忘れてログインできない
解決方法:
- ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」をクリック
- 登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力
- 送られてくる確認コードを入力
- 新しいパスワードを設定
- ログイン後、削除手続きを進める
原因2:30日以内にログインしてしまった
削除手続き後30日以内にログインすると、削除がキャンセルされてしまいます。
解決方法:
もう一度最初から削除手続きをやり直しましょう。今度は絶対にログインしないように注意してください。
原因3:「利用停止」を選んでいた
利用停止は削除ではないので、アカウントは残ったままです。
解決方法:
再度ログインして、今度は「アカウントの削除」を選んで手続きしてください。
原因4:メールアドレスも電話番号も分からない
古いアカウントで連絡先が分からない場合は厄介です。
解決方法:
- Facebookのヘルプセンターから「アカウントの特定」ページにアクセス
- 本人確認のため顔写真付き身分証明書を提出
- 審査には時間がかかる可能性がある
原因5:故人のアカウントを削除したい
家族が亡くなった場合、本人以外がアカウントを削除することはできません。
解決方法:
- Facebookの「特別なリクエストフォーム」から連絡
- 追悼アカウント化または削除のリクエストができる
- 死亡証明書などの書類が必要になることもある
よくある質問(FAQ)
Q1:削除後にまた同じメールアドレスでアカウントを作れる?
A: はい、30日の猶予期間が過ぎて完全に削除されれば、同じメールアドレスで新しいアカウントを作成できます。ただし過去のデータは一切復元できません。
Q2:Messengerだけ残してFacebookを削除できる?
A: 完全削除の場合は両方消えます。Messengerだけ使いたい場合は、Facebookアカウントを「利用停止」にして、Messengerの使用を継続する設定を選んでください。
Q3:削除したら友達に通知される?
A: いいえ、特に通知はされません。ただし友達リストからあなたの名前が消え、過去の投稿やコメントも見えなくなります。気になる人には事前に連絡しておくと親切ですね。
Q4:アプリを削除すればアカウントも消える?
A: いいえ!スマホからFacebookアプリを削除しても、アカウント自体は残ったままです。アカウントを削除するには、必ず設定から削除手続きをする必要があります。
Q5:ビジネスアカウント(Facebookページ)も一緒に消える?
A: 個人アカウントを削除すると、そのアカウントが管理していたFacebookページ(ビジネスページ)にアクセスできなくなります。ページを残したい場合は、削除前に他の管理者を追加しておく必要があります。
まとめ:後悔しないアカウント削除のために
Facebookアカウントの削除は、一度実行すると元に戻せない重要な決断です。この記事のポイントをもう一度おさらいしましょう。
削除前に必ずやること:
- 大切な写真や動画をダウンロード
- 連携しているアプリやサービスを確認
- 友達の連絡先を別の方法で保存
- 「削除」と「利用停止」の違いを理解
削除の基本的な流れ:
- 設定とプライバシー → 設定
- アカウントセンター → 個人の情報
- アカウントの所有権とコントロール
- 利用解除または削除 → アカウントの削除
- パスワード入力で確認
覚えておきたいポイント:
- 30日間の猶予期間がある
- 期間中にログインすると削除がキャンセルされる
- 完全削除には最大90日かかる
- Messengerや連携アプリにも影響がある
「もうFacebookは使わない」と決めた人も、「ちょっと休憩したい」だけの人も、自分に合った方法を選んで、納得のいく形でFacebookと向き合ってくださいね。
デジタルライフは自分でコントロールするもの。この記事が、あなたの決断をサポートできれば嬉しいです!

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