「うるさい人を黙らせたいけど、ミュートとブロックどっちがいい?」 「ブロックしたら相手にバレる?」 「サーバーミュートって何が違うの?」
Discordで迷惑なユーザーに困った時、ミュート(無視)とブロックのどちらを使うべきか悩みますよね。
実は、この2つの機能は全く異なる効果があり、相手への影響も、使うべき場面も違うんです。間違った使い方をすると、思わぬトラブルになることも…
今回は、Discordのミュートとブロックの違いを、効果・相手への影響・使い分け方まで、完全に理解できるよう詳しく解説していきます!
ミュート(無視)とブロックの基本的な違い

機能比較表
機能 | ミュート | ブロック |
---|---|---|
メッセージ表示 | 表示される(折りたたみ) | 完全に非表示 |
DM受信 | 受信する(通知OFF) | 受信拒否 |
サーバー内での表示 | 普通に見える | メッセージ非表示 |
相手への通知 | なし | なし |
フレンド状態 | 維持 | 自動削除 |
@メンション | 通知来ない | 通知来ない |
音声チャンネル | 声は聞こえない | 声は聞こえない |
解除の簡単さ | 簡単 | やや面倒 |
ミュート = 通知を切るだけ
ミュートの本質:
- 相手の存在は認識している
- メッセージは届く(見たくなければ見ない)
- 一時的に距離を置く機能
- いつでも関係を再開できる
ブロック = 完全に遮断
ブロックの本質:
- 相手の存在を完全に拒否
- 一切のコミュニケーションを遮断
- 永続的な関係の断絶
- 解除しても元の関係には戻りにくい
ミュート(無視)機能の詳細
ユーザーミュート
設定方法:
- ユーザーを右クリック
- **「ミュート」**を選択
- ミュート期間を選択:
- 15分間
- 1時間
- 3時間
- 8時間
- 24時間
- ミュートを解除するまで
効果:
- DM通知が来なくなる
- サーバー内のメンションも通知なし
- メッセージ自体は受信・表示される
- 相手はミュートされたことに気づかない
サーバーミュート
設定方法:
- サーバー名を右クリック
- 「サーバーをミュート」
- 期間を選択
効果:
- サーバー全体の通知OFF
- 個別のDMは影響なし
- @everyoneも通知されない
チャンネルミュート
設定方法:
- チャンネル名を右クリック
- 「チャンネルをミュート」
特徴:
- 特定チャンネルのみ通知OFF
- 他のチャンネルは通常通り
- チャンネル名がグレーアウト表示
ブロック機能の詳細
ブロックの設定方法
手順:
- ユーザーを右クリック
- **「ブロック」**を選択
- 確認画面で**「ブロック」**
別の方法:
- プロフィールから三点メニュー→ブロック
- DM画面上部のユーザー名→ブロック
- ユーザー設定→プライバシー→ブロックリスト
ブロックで起こること
あなた側の変化:
- 相手のメッセージが**「ブロック中のメッセージ」**と表示
- クリックしない限り内容は見えない
- DMは一切届かない
- フレンドリストから自動削除
相手側の変化:
- あなたがフレンドリストから消える
- DM送信時にエラーは出ない(送れたように見える)
- サーバー内では普通に見える
- フレンド申請が送れなくなる
サーバー内でのブロック効果
共通サーバーがある場合:
- 相手のメッセージは隠される
- **「ブロック中のメッセージ ― 表示」**という表示
- 表示をクリックすると見える
- ボイスチャンネルでも声は聞こえない
相手にバレるかどうか
ミュートは基本的にバレない
バレない理由:
- 通知が行かないだけ
- 表示上の変化なし
- 既読も普通につく
- 返信がないだけでは判断不可
バレる可能性:
- 緊急の連絡に反応しない
- @メンションしても反応なし
- 明らかに無視している態度
ブロックはバレる可能性が高い
バレやすいポイント:
- フレンドリストから消える
- 相手が確認すれば一発でバレる
- フレンド申請が送れない
- 「申請を送信できません」エラー
- 共通サーバーでの挙動
- リアクションができない
- 返信が一切ない
- 別アカウントで確認される
- 比較されると確実にバレる
使い分けガイド
ミュートを使うべき場面
一時的な対処:
- 通知がうるさい時
- 集中したい時
- 少し距離を置きたい
- 関係は維持したい
具体例:
✅ 活発すぎるグループDM
✅ 深夜のメッセージが多い人
✅ ゲーム中の通知を避けたい
✅ 一時的に連絡を控えたい
ブロックを使うべき場面
完全な遮断が必要:
- ハラスメント行為
- スパムメッセージ
- ストーカー行為
- 二度と関わりたくない
具体例:
⛔ 暴言や脅迫
⛔ 執拗な勧誘
⛔ 個人情報の要求
⛔ 不適切な画像送信
グレーゾーンの対処
迷った時の判断基準:
軽度の迷惑 → ミュート
中度の迷惑 → ミュート+フレンド削除
重度の迷惑 → ブロック
危険・違法 → ブロック+通報
段階的エスカレーション
レベル1:サーバーミュート
使用例:
- 特定サーバーの通知が多い
- イベント期間中だけ静かにしたい
レベル2:ユーザーミュート
使用例:
- 特定の人の連絡を一時的に止めたい
- DMは受け取るが通知はいらない
レベル3:フレンド削除+ミュート
使用例:
- 関係を薄くしたい
- 共通サーバーでの接触は避けられない
レベル4:ブロック
使用例:
- 完全に関係を断ちたい
- 相手が迷惑行為を続けている
レベル5:ブロック+通報
使用例:
- 利用規約違反
- 犯罪行為
- 他のユーザーにも危害
解除方法
ミュート解除
簡単な解除:
- ミュートした相手を右クリック
- 「ミュート解除」
- 即座に解除完了
一括解除:
- サーバー設定→通知設定
- ミュートリスト確認
- 必要なものを解除
ブロック解除
手順:
- ユーザー設定→「プライバシー・安全」
- 「ブロックしているユーザー」
- 解除したい人の**「ブロック解除」**
解除後の注意:
- フレンド関係は自動復活しない
- 再度フレンド申請が必要
- 過去のDMは復活
特殊なケース
グループDMでのミュート/ブロック
ミュートの場合:
- グループ全体の通知OFF可能
- 特定メンバーだけは不可
ブロックの場合:
- ブロックした人のメッセージは隠れる
- グループから自動退出はしない
サーバー管理者をブロック
可能だが注意:
- サーバーからキックされる可能性
- 重要な告知を見逃す
- サーバールール違反になる場合も
Botのミュート/ブロック
ミュート: 通知を止められる ブロック: Bot機能が使えなくなる
プライバシー設定との組み合わせ
予防的な設定
DM設定:
プライバシー設定:
✓ サーバーメンバーからのDMを許可
✗ フレンド以外からのDMを拒否
セーフティ設定
安全第一モード:
- 不適切なコンテンツを自動フィルター
- スパムフィルター強度:高
- メッセージリクエスト機能ON
よくある質問と回答
Q1:ミュートとブロックは相手に通知される?
A:どちらも通知されません
ただし、ブロックは間接的にバレやすいです。
Q2:ブロックしても共通サーバーで会う?
A:会います
メッセージは隠されますが、同じチャンネルには入れます。
Q3:ミュート中のメッセージは後で読める?
A:読めます
通知が来ないだけで、メッセージは普通に届いています。
Q4:ブロックリストに上限はある?
A:実質的にありません
1000人以上ブロックしても問題ありません。
まとめ
ミュートとブロックは、状況に応じて使い分けることが大切です。
使い分けの基本原則:
- ミュート = 一時的な距離、通知を止めるだけ
- ブロック = 完全な遮断、関係の断絶
判断フローチャート:
迷惑度は?
├─ 軽い → ミュート
├─ 中程度 → ミュート+フレンド削除
└─ 重大 → ブロック(+通報)
人間関係のトラブルは、段階的に対処することが大切。いきなりブロックではなく、まずはミュートから始めて、必要に応じてエスカレーションしていくのが賢明です。
自分の精神的な健康を最優先に、適切な機能を使って快適なDiscordライフを送りましょう!
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