「ゲーム配信したら画面がカクカクして見れたもんじゃない…」 「自分の画面は滑らかなのに、配信だけカクつく」 「設定をいじっても全然改善しない」 「視聴者から『カクカクして見づらい』と言われた」 「PCスペックは十分なはずなのになぜ?」
そんな悩み、今日で完全解決します!
実は、Discord配信のカクつきには15個以上の原因があり、それぞれに適切な対処法があるんです。 この記事を読めば、あなたの配信もヌルヌル滑らかになりますよ!
順番に試していけば、必ず改善するはずです!
カクカクの原因を特定する|まずは診断から

症状別チェックリスト
あなたのカクつきはどのタイプ?
症状 | 考えられる原因 | 優先度 |
---|---|---|
常にカクカク | ビットレート不足・CPU負荷 | 高 |
時々カクつく | ネット回線の不安定 | 高 |
ゲーム時のみ | GPU負荷・設定ミス | 中 |
特定の動きで | エンコード設定 | 中 |
音声も途切れる | 回線or CPU過負荷 | 高 |
配信状態の確認方法
Discord内の統計情報
- 配信中に設定アイコン🔧をクリック
- 「デバッグ」または「統計」を選択
- 以下を確認:
- 送信FPS:目標値に達しているか
- ビットレート:安定しているか
- パケットロス:0%が理想
理想的な数値:
送信FPS:30以上(60が理想)
ビットレート:5000kbps以上
パケットロス:0%
ping:50ms以下
【即効】今すぐできる改善策TOP5
1. 画質設定を下げる(効果:★★★★★)
手順:
- 配信画面の設定(歯車)クリック
- 解像度を720pに変更
- フレームレートを30fpsに設定
変更前:1080p 60fps → 重い
変更後:720p 30fps → 軽い(4分の1の負荷)
2. ハードウェアアクセラレーションを切る(効果:★★★★☆)
Discord側:
設定 → 詳細設定 → ハードウェアアクセラレーション OFF
ブラウザ側(Chrome):
設定 → システム → ハードウェアアクセラレーション OFF
3. 不要なアプリを終了(効果:★★★★☆)
タスクマネージャーで確認:
Ctrl + Shift + ESC → プロセスタブ
終了すべきアプリ:
- Chrome(タブ多数)
- Spotify
- OBS(Discord配信時)
- ウイルス対策のフルスキャン
4. Discord優先度を上げる(効果:★★★☆☆)
- タスクマネージャーを開く
- 「詳細」タブ
- Discord.exe を右クリック
- 優先度の設定 → 「高」
5. サーバー地域を変更(効果:★★★☆☆)
- サーバー設定を開く
- 「概要」タブ
- サーバー地域 → **「Japan」**または最寄り地域
配信設定の最適化|Discord側の詳細設定
推奨設定値
画質別の推奨設定
用途 | 解像度 | FPS | ビットレート |
---|---|---|---|
低負荷(確実) | 480p | 30 | 1500kbps |
バランス型 | 720p | 30 | 2500kbps |
高画質 | 720p | 60 | 5000kbps |
最高画質(Nitro) | 1080p | 60 | 8000kbps |
Go Live設定の最適化
配信品質の調整
Go Live開始時の設定:
├ 解像度:720p(まずはこれで)
├ フレームレート:30fps
├ 配信品質:「スムーズ」を選択
└ 音声:標準品質
詳細設定
エンコーダー設定:
- ハードウェアエンコード優先
- H.264コーデック使用
- キーフレーム間隔:2秒
画面共有の最適化
負荷を減らす設定:
- ウィンドウキャプチャを使用(画面全体より軽い)
- 音声共有をオフ(必要ない場合)
- カーソル表示をオフ
PC側の最適化|システム設定を見直す
Windows設定の調整
ゲームモードを有効化
設定 → ゲーム → ゲームモード ON
効果:CPUとGPUの優先度を自動調整
グラフィック設定
設定 → システム → ディスプレイ → グラフィックの設定
Discord.exe → 「高パフォーマンス」に設定
電源プランを高パフォーマンスに
コントロールパネル → 電源オプション
→ 「高パフォーマンス」または「究極のパフォーマンス」
NVIDIA設定(GeForce使用者)
NVIDIAコントロールパネル
- デスクトップ右クリック → NVIDIAコントロールパネル
- 3D設定の管理
- Discord.exe を追加
- 以下を設定:
- 垂直同期:オフ
- 電源管理:最大パフォーマンス
- 低遅延モード:ウルトラ
NVIDIA Broadcastの無効化
配信時は競合する可能性:
NVIDIA Broadcast → 無効化または終了
AMD設定(Radeon使用者)
- AMD Software開く
- ゲーム → Discord追加
- 以下を設定:
- Anti-Lag:オン
- Radeon Boost:オフ
- Enhanced Sync:オフ
ネットワークの最適化|回線問題を解決
必要な回線速度
最低要件:
上り(アップロード)速度:
720p 30fps → 5Mbps以上
1080p 60fps → 10Mbps以上
回線速度の測定
測定サイト:
- Fast.com(Netflix提供)
- Speedtest.net
注目すべき数値:
- Upload速度(上り)
- Ping(遅延)
- Jitter(揺らぎ)
ネットワーク改善策
有線接続に変更(最重要!)
Wi-Fi → 不安定、遅延あり
有線LAN → 安定、低遅延
効果:パケットロスが劇的に改善
QoS設定
ルーター管理画面で:
- QoS(Quality of Service)設定
- Discordに優先度設定
- 帯域幅を確保(5Mbps以上)
DNS変更
Google DNS:
優先:8.8.8.8
代替:8.8.4.4
Cloudflare DNS:
優先:1.1.1.1
代替:1.0.0.1
ゲーム別の最適設定
軽いゲーム(Valorant、LoL等)
Discord設定:
├ 解像度:720p〜1080p
├ FPS:60
└ ゲーム内設定:最高でもOK
重いゲーム(Apex、原神等)
Discord設定:
├ 解像度:720p
├ FPS:30
└ ゲーム内設定:
├ 解像度:1080p(ゲーム側)
├ 画質:中〜低
└ FPS上限:60に制限
超重量級(サイバーパンク等)
Discord設定:
├ 解像度:480p〜720p
├ FPS:30
└ ゲーム内設定:
├ DLSS/FSR:ON
├ レイトレ:OFF
└ 画質:最低〜低
ハードウェアのボトルネック確認
タスクマネージャーで診断
配信中に確認:
項目 | 正常 | 異常(要対策) |
---|---|---|
CPU使用率 | 〜70% | 90%以上 |
GPU使用率 | 〜80% | 95%以上 |
メモリ使用率 | 〜70% | 90%以上 |
ディスク使用率 | 〜50% | 100% |
CPU負荷が高い場合
対策:
- 配信解像度を下げる
- エンコード設定を「高速」に
- バックグラウンドアプリを終了
- CPUクーラーの掃除
GPU負荷が高い場合
対策:
- ゲーム内画質を下げる
- NVENCエンコーダー使用(NVIDIA)
- 垂直同期をオフ
- GPUドライバー更新
メモリ不足の場合
対策:
- Chromeのタブを閉じる
- 不要なアプリを終了
- 仮想メモリを増やす
- メモリ増設を検討(16GB推奨)
OBS Studioとの併用テクニック
仮想カメラ方式
メリット: より細かい設定が可能
- OBSで配信シーン構築
- 「ツール」→「仮想カメラ開始」
- Discordでカメラを「OBS Virtual Camera」選択
推奨OBS設定
映像設定:
├ 基本解像度:1920×1080
├ 出力解像度:1280×720
└ FPS:30
エンコーダ設定:
├ エンコーダ:NVENC(NVIDIA)
├ ビットレート:2500kbps
└ プリセット:Performance
トラブル別クイック対処法
「画面真っ黒」問題
- ゲームをウィンドウモードに変更
- 管理者権限でDiscord起動
- GPUドライバー更新
「音声だけ聞こえる」問題
- 画面キャプチャ方式を変更
- Windowsグラフィック設定確認
- Discord再インストール
「特定ゲームだけカクつく」問題
- ゲーム内のFPS上限設定
- フルスクリーンボーダーレスに変更
- ゲームモード有効化
よくある質問
Q1:無料版とNitroで違いはある?
A: 大きな違いがあります!
項目 | 無料版 | Nitro |
---|---|---|
最大解像度 | 720p | 4K |
最大FPS | 30 | 60 |
ビットレート | 制限あり | 高ビットレート |
同時配信 | 不可 | 2画面可能 |
Q2:配信ソフトは何がおすすめ?
A: 用途による
- Discord直接配信:手軽さ重視
- OBS経由:画質・機能重視
- NVIDIA Broadcast:ノイズ除去重視
Q3:最低限必要なPCスペックは?
A:
- CPU:Core i5 / Ryzen 5以上
- GPU:GTX 1060 / RX 580以上
- メモリ:16GB
- 回線:上り5Mbps以上
Q4:スマホ配信の方が軽い?
A: 場合によってはYES PCが古い場合、高性能スマホの方が安定することも。
Q5:配信録画は更に重くなる?
A: はい、かなり重くなります。 録画する場合は解像度を一段階下げることを推奨。
まとめ:カクつきゼロの快適配信へ!
お疲れさまでした! Discord配信のカクつき対策、完全マスターできましたね。
今回のポイント:
- カクつきの原因は15個以上ある
- まずは画質を下げてテスト
- 有線接続が最重要
- タスクマネージャーで原因特定
- 設定は段階的に上げていく
改善の優先順位:
1. 解像度とFPSを下げる
2. 有線LANに変更
3. 不要アプリを終了
4. Discord設定を最適化
5. ハードウェアアップグレード
最後のアドバイス: 完璧を求めすぎないこと! 720p 30fpsでも、カクつかない配信の方が視聴者には快適です。
さあ、滑らかな配信で視聴者を楽しませましょう!
ヌルヌル配信ライフを! 🎮📺
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