Apple Musicのステーションとは?新しい音楽との出会いを生む自動再生機能を徹底解説

「いつも同じプレイリストばかり聴いていて、なんだかマンネリ気味…」「好きなアーティストに似た新しい音楽を見つけたい」

そんな時こそ、Apple Musicの「ステーション」機能を使ってみませんか?

ステーションは、あなたの好きな曲やアーティストをもとに、似た雰囲気の音楽を自動で流し続けてくれる便利な機能です。まるで、自分専用のラジオ番組を持っているような感覚で、新しい音楽との出会いが広がります。

この記事では、Apple Musicのステーション機能の仕組みから作成方法、使いこなすコツまで、すべてを分かりやすく解説します。

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  1. Apple Musicのステーションとは
    1. プレイリストとの違い
    2. ステーションの仕組み
  2. ステーションには2つの種類がある
    1. 1. Apple公式のラジオステーション
    2. 2. カスタムステーション(自分で作成)
  3. ステーションの作成方法(iPhone・iPad)
    1. 曲からステーションを作成する
    2. アーティストからステーションを作成する
    3. 再生中の画面からも作成できる
  4. Mac・Windowsでステーションを作成する方法
    1. Macでの作成方法
    2. Windowsでの作成方法
  5. ブラウザ版でステーションを作成する
  6. 作成したステーションを見つける方法
    1. 「今すぐ聴く」または「ラジオ」タブで確認
    2. ステーション専用の保存場所はない
  7. ステーションをもっと自分好みにする方法
    1. 「ラブ」で好みを伝える
    2. 「おすすめを減らす」で嫌いな曲を除外
    3. スキップも学習に影響する
  8. ステーションでできないこと
    1. リピート・シャッフルができない
    2. 曲順を指定できない
    3. Apple Musicにない曲からは作れない
  9. ステーションを削除する方法
    1. 再生履歴をクリアする
    2. 時間が経てば自然に消える
  10. ステーションを共有する方法
  11. ショートカットでステーションを素早く再生する
    1. ショートカットの作成手順
    2. ホーム画面に追加する
  12. よくある質問
    1. ステーションは無料で使える?
    2. ステーションとプレイリストはどう使い分ける?
    3. ステーションをオフライン再生できる?
    4. Androidでもステーションは使える?
    5. ステーションが勝手に増えてるのはなぜ?
  13. まとめ:ステーションで音楽の世界を広げよう

Apple Musicのステーションとは

ステーションとは、指定した曲やアーティストに似た音楽を、ラジオのように次々と自動再生してくれる機能です。

プレイリストとの違い

プレイリストは、自分で曲を選んで並べる「曲リスト」です。聴きたい曲を事前に決めて、好きな順番で楽しめます。

一方、ステーションは「自動で選曲してくれるラジオ」のようなもの。あなたが指定した曲やアーティストの雰囲気に合わせて、Apple MusicのAIが自動的に似た曲をピックアップして流してくれます。

何が流れるかは、再生するまでのお楽しみ。このワクワク感が、ステーションの魅力です。

ステーションの仕組み

ステーションは、Apple Musicのデータベースをもとに楽曲を選んでいます。

指定した曲やアーティストのジャンル、曲調、ファン層などの情報から、「この曲が好きなら、きっとこの曲も気に入るはず」と判断して、次々に音楽を流してくれるんです。

しかも、あなたが「いいね(ラブ)」を押したり、「おすすめを減らす」を選んだりすることで、どんどん精度が高まっていきます。使えば使うほど、自分好みのステーションに進化していくわけですね。

ステーションには2つの種類がある

Apple Musicには、大きく分けて2種類のステーションがあります。

1. Apple公式のラジオステーション

Apple Musicが用意している、誰でも聴けるステーションです。

主なラジオステーション:

  • Apple Music 1、Hits、Country、Club、Chill、Música Uno:24時間365日、プロのDJが選曲した音楽を配信する生放送ラジオ
  • ジャンル別ステーション:40種類以上のジャンルから選べる(J-POP、ロック、ジャズ、クラシック、ヒップホップなど)
  • 年代別ステーション:80年代、90年代、2000年代など、懐かしい時代の音楽が楽しめる
  • トップステーション:Apple Musicで人気の高いステーションTOP15

これらの公式ステーションは、音楽の専門家やDJが厳選した楽曲を流してくれるので、質の高い音楽体験ができます。

2. カスタムステーション(自分で作成)

自分が選んだ曲やアーティストから、自動的に作成されるステーションです。

「この曲に似た音楽が聴きたい」「このアーティストと雰囲気が近い曲を探したい」そんな時に、カスタムステーションを作成すれば、AIが自動で似た曲を選んで流してくれます。

作成方法は簡単。好きな曲やアーティストの「…」ボタンから「ステーションを作成」を選ぶだけです。

ステーションの作成方法(iPhone・iPad)

iPhoneやiPadで、カスタムステーションを作る手順を見ていきましょう。

曲からステーションを作成する

特定の曲に似た音楽を聴きたい時は、その曲からステーションを作ります。

  1. Apple Musicアプリを開く
  2. 「ライブラリ」または「検索」で、好きな曲を探す
  3. 曲名の右側にある「…」(3点リーダー)をタップ
  4. 表示されるメニューから「ステーションを作成」をタップ

すぐに、その曲と似た雰囲気の音楽が自動で再生され始めます。

曲を長押しして、メニューから「ステーションを作成」を選ぶこともできますよ。

アーティストからステーションを作成する

好きなアーティストと似た音楽を探したい時は、アーティストページから作成します。

  1. Apple Musicアプリを開く
  2. 好きなアーティストのページを開く
  3. 画面右上の「…」をタップ
  4. 「ステーションを作成」をタップ

または、アーティスト画面のどこかを長押しすると、ポップアップメニューが表示されます。そこから「ステーションを作成」を選んでもOKです。

再生中の画面からも作成できる

曲を再生している最中に、「この曲から似た音楽を探したい!」と思ったら、その場でステーションを作れます。

  1. 画面下部のミニプレーヤーをタップして、再生中画面を開く
  2. 右下の「次に再生」ボタン(3本線のアイコン)をタップ
  3. 画面右上の「…」をタップ
  4. 「ステーションを作成」をタップ

思い立った時に、すぐステーションが作れるのは便利ですね。

Mac・Windowsでステーションを作成する方法

パソコンでも、簡単にステーションを作成できます。

Macでの作成方法

  1. ミュージックアプリを開く
  2. サイドバーの「ライブラリ」から「曲」「アルバム」「アーティスト」などを選択
  3. ステーションを作りたい項目にマウスポインタを合わせる
  4. 「…」(詳細ボタン)をクリック
  5. 「ステーションを作成」を選択

または、項目を右クリックして「ステーションを作成」を選んでもOKです。

Windowsでの作成方法

  1. Apple Musicアプリを開く
  2. サイドバーの「ライブラリ」配下から任意の項目を選択
  3. 項目の「…」をクリック
  4. 「ステーションを作成」を選択

作成したステーションは、「ホーム」または「ラジオ」タブの「最近再生した項目」に表示されます。

ブラウザ版でステーションを作成する

music.apple.comにアクセスして、ブラウザからもステーションを作れます。

  1. music.apple.comを開く
  2. サインインする
  3. サイドバーの「ライブラリ」配下から項目を選択
  4. 項目にマウスポインタを合わせて「…」をクリック
  5. 「ステーションを作成」を選択

パソコン版と同じような操作感ですね。

作成したステーションを見つける方法

「ステーションを作ったけど、どこで確認できるの?」そんな疑問を解決します。

「今すぐ聴く」または「ラジオ」タブで確認

作成したカスタムステーションは、自動的に「最近再生した項目」に追加されます。

iPhoneやiPadの場合:

  1. 画面下部の「今すぐ聴く」または「ラジオ」をタップ
  2. 「最近再生した項目」をチェック
  3. 作成したステーションが表示される

Mac・Windowsの場合:

  1. サイドバーの「ホーム」または「ラジオ」をクリック
  2. 「最近再生した項目」の下に表示される

ただし、「設定」→「ミュージック」で「視聴履歴を使用」がオフになっていると、ステーションが表示されません。この設定がオンになっているか確認してください。

ステーション専用の保存場所はない

実は、Apple Musicにはステーションを保存しておく専用フォルダがありません。

作成したステーションは、「最近再生した項目」に表示されるだけ。時間が経つと、新しく再生したコンテンツに押し出されて、リストから消えていきます。

お気に入りのステーションを見失わないためには、定期的に再生して「最近再生した項目」に表示させ続けるか、後述するショートカット機能を使うのがおすすめです。

ステーションをもっと自分好みにする方法

ステーションの精度を高めるには、Apple Musicに「好き・嫌い」を教えてあげることが大切です。

「ラブ」で好みを伝える

気に入った曲が流れたら、積極的に「ラブ」を押しましょう。

  1. 曲名の横にある「…」をタップ
  2. ハートマーク(ラブ)をタップ

これをすることで、Apple MusicのAIが「この曲が好きなんだな」と学習します。似たテイストの曲をもっと流してくれるようになりますよ。

「ラブ」した曲は、Apple Music全体のおすすめにも反映されます。「今すぐ聴く」タブのおすすめプレイリストなど、様々な場所であなた好みの音楽が増えていくんです。

「おすすめを減らす」で嫌いな曲を除外

逆に、「この曲は違うな…」と思ったら、「おすすめを減らす」を選びましょう。

  1. 曲名の横にある「…」をタップ
  2. 「これと似たおすすめを減らす」をタップ

これで、似た曲が流れにくくなります。間違えて再生してしまった曲や、気分に合わない曲があれば、どんどん除外してOKです。

スキップも学習に影響する

曲をスキップし続けると、Apple Musicは「この曲は好きじゃないのかな」と判断します。

何度もスキップされる曲は、だんだん流れにくくなっていきます。逆に、最後まで聴いた曲や、リピート再生した曲は、「好きな曲」として認識されやすくなります。

普段の聴き方が、自然とステーションの精度向上につながっているわけですね。

ステーションでできないこと

便利なステーション機能ですが、いくつか制限もあります。

リピート・シャッフルができない

ステーションは、自動再生キューと同じ仕組みで動いています。

そのため、リピート再生やシャッフル再生ができません。リピートボタンやシャッフルボタンを押しても、無効のまま反応しないんです。

同じ曲を繰り返し聴きたい場合は、ステーションではなく、プレイリストやアルバムを使いましょう。

曲順を指定できない

ステーションは、AIが自動で選曲します。

プレイリストのように、「この曲の次はこの曲」といった順番の指定はできません。次に何が流れるかは、Apple MusicのAIにお任せです。

その分、予想外の素敵な曲と出会える可能性があるのが面白いところですね。

Apple Musicにない曲からは作れない

CDから取り込んだ曲や、iTunes Storeで購入したけれどApple Musicカタログにない曲からは、ステーションを作成できません。

「この曲からはステーションを開始できません」というメッセージが表示されたら、その曲はApple Musicの配信対象外ということです。

ステーションを作成するには、Apple Musicで配信されている楽曲を使う必要があります。

ステーションを削除する方法

実は、ステーション自体を削除する専用の機能はありません。

でも、心配しなくて大丈夫。ステーションは、ライブラリに蓄積されていくわけではないので、削除しなくても容量を圧迫することはありません。

再生履歴をクリアする

ステーション再生中の履歴だけは、消すことができます。

  1. ステーション再生中に、画面を上にスワイプ
  2. 再生履歴が表示される
  3. 右上の「消去」をタップ
  4. 「このiPhoneの再生履歴を消去してもよろしいですか?」→「消去」

これで、そのステーションの再生履歴がクリアされます。ただし、ステーション自体が削除されるわけではないので注意してください。

時間が経てば自然に消える

「最近再生した項目」に表示されるステーションは、新しいコンテンツを再生すると、自然に古いものから押し出されていきます。

気になるなら、何か別の曲やアルバムをたくさん再生すれば、ステーションはリストから消えていきますよ。

ステーションを共有する方法

お気に入りのステーションを、友達や家族とシェアできます。

  1. 「最近再生した項目」で、共有したいステーションを長押し
  2. 「ステーションを共有」をタップ
  3. TwitterやInstagram、LINEなど、好きな方法で共有

共有されたリンクから、他の人もそのステーションを聴くことができます。ただし、聴くにはApple Musicに登録している必要があります。

ショートカットでステーションを素早く再生する

iPhoneのショートカット機能を使えば、お気に入りのステーションをホーム画面から直接起動できます。

ショートカットの作成手順

  1. 「ショートカット」アプリを開く
  2. 右上の「+」をタップして、新規ショートカットを作成
  3. 「アクションを追加」をタップ
  4. 検索欄で「Apple Music」と入力
  5. 「ミュージックを再生」を選択
  6. 「ミュージック」をタップして、再生したいステーションを選択
  7. 右上の「完了」をタップ

これで、ショートカットが作成されました。

ホーム画面に追加する

  1. 作成したショートカットの「…」をタップ
  2. 右上の「…」をタップ
  3. 「ホーム画面に追加」を選択
  4. アイコンや名前をカスタマイズ
  5. 「追加」をタップ

ホーム画面にアイコンが追加されます。タップするだけで、お気に入りのステーションがすぐに再生できるようになりますよ。

よくある質問

ステーションは無料で使える?

公式のラジオステーション(Apple Music 1、Hits、Countryなど)は、Apple Musicに登録していない人でも無料で聴けます。

ただし、カスタムステーション(自分で作成するステーション)は、Apple Musicのサブスクリプション登録が必要です。

ステーションとプレイリストはどう使い分ける?

聴きたい曲が明確に決まっている時は、プレイリストが便利です。自分で曲順を決めたり、お気に入りだけを集めたりできます。

逆に、「似た雰囲気の新しい音楽を発見したい」「作業用BGMとして延々と流したい」という時は、ステーションがおすすめ。選曲の手間なく、自動で音楽が流れ続けます。

ステーションをオフライン再生できる?

ステーションは、基本的にストリーミング再生です。オフラインでは再生できません。

ただし、ステーションで気に入った曲を個別にダウンロードしておけば、その曲はオフライン再生できます。

Androidでもステーションは使える?

はい、Android版のApple Musicアプリでも、ステーション機能は使えます。

操作方法は、iPhoneとほぼ同じ。曲やアーティストの「…」から「ステーションを作成」を選べばOKです。

ステーションが勝手に増えてるのはなぜ?

Apple Musicの自動再生機能がオンになっていると、アルバムやプレイリストの最後まで再生した後、自動的に似た曲が流れ始めます。

この自動再生も、ステーションとして履歴に残ることがあります。気になる場合は、「設定」→「ミュージック」→「自動再生」をオフにしてみてください。

まとめ:ステーションで音楽の世界を広げよう

Apple Musicのステーション機能は、新しい音楽との出会いを生み出す素晴らしいツールです。

好きな曲やアーティストから始めて、似た雰囲気の音楽を次々と発見できます。「ラブ」や「おすすめを減らす」を使って学習させれば、どんどん精度が高まり、あなた専用のラジオ局のように進化していきます。

プレイリストを作るのが面倒な時や、新しいアーティストを開拓したい時。ステーション機能を活用すれば、もっと自由で豊かな音楽体験ができるはずです。

まずは、今一番好きな曲から、ステーションを作ってみませんか?きっと、素敵な音楽との出会いが待っています。

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