もし学校の図書室で「読んではいけない本」というタイトルの本を見つけたら、あなたはどうしますか?
好奇心に負けて開いてしまったら、その本に書かれた恐ろしい物語が現実になってしまうかもしれません。
読者を襲うミイラ男が現れるという、学校の図書室に潜む恐怖の都市伝説。
この記事では、決して読んではいけない呪いの本「読んではいけない本」について詳しくご紹介します。
読んではいけない本ってどんな都市伝説?
読んではいけない本(よんではいけないほん)は、学校の図書室に置かれているという呪いの本の都市伝説です。
この本の恐ろしいところは、書かれている内容が現実になるということ。特に本を最後まで読んでしまうと、物語に登場するミイラ男が実際に現れて、読者を襲うといわれているんです。
全国の学校で語られる怪談の一つで、図書室という身近な場所が舞台になっているため、多くの生徒たちに恐れられています。本を読むという日常的な行為が恐怖に変わるという、想像力をかき立てる都市伝説なんですね。
普通の本とは違う不気味な本…その見た目とは?
姿・見た目
読んではいけない本の不気味な外見
読んではいけない本は、見た目からして普通の本とは違います。
本の外見的特徴
- 表紙:「読んではいけない本」とだけ書かれている
- 裏表紙:同じく「読んではいけない本」の文字
- 作者名:どこにも書かれていない
- 出版社:記載なし
- 置き場所:図書室の奥の本棚の隅
普通の本なら必ずあるはずの作者名や出版社の情報が一切ないんです。まるで誰かが勝手に作って置いていったような、正体不明の本。
タイトルも「読んではいけない」という警告そのもの。普通なら手に取らないはずなのに、なぜか気になってしまう不思議な魅力があるといわれています。
警告だらけの本の中身には、何が書かれているのでしょうか?
特徴
読んではいけない本の恐怖の内容
読んではいけない本には、段階的に恐怖が増していく仕掛けがあります。
本の中身の構成
序盤:警告の連続
- 「読むな」
- 「すぐに閉じよ」
- 「進むな」
- 「やめろ」
これらの警告が次々と現れますが、読者の好奇心を逆に刺激するんです。
中盤:不気味な物語
- 体中に包帯を巻いたミイラ男が登場
- 子どもを襲う恐ろしい話
- 途中に真っ白なページ
- 「ここでやめろ、さもないと」という鉛筆書きの警告
終盤:恐怖の現実化
- 登場人物が読者自身とそっくりになる
- 椅子に座っている姿まで同じ
- ミイラ男が背後から襲う場面
- その瞬間、実際に背後に気配を感じる
読み終えた時の恐怖
最後のページを読んだ瞬間:
- 背後にミイラ男が現れる
- 首を絞められる
- 逃げることはできない
なぜこんな恐ろしい本が図書室にあるのか…その理由とは?
伝承
読んではいけない本の体験談と派生
読んではいけない本には、様々な体験談や派生バージョンがあります。
典型的な体験談
放課後の少女の話
ある読書好きの少女が放課後、誰もいない図書室で本を探していました。奥の本棚の隅で見つけた「読んではいけない本」。好奇心に負けて読み始めた少女は、警告を無視して最後まで読んでしまいます。
物語の最後、自分とそっくりな人物がミイラ男に襲われる場面を読んだ瞬間、実際に背後から冷たい手が…。振り返ると、本に描かれていたミイラ男が立っていたといいます。
地域による違い
関東地方の版
- ページごとに人名が記されている
- その名前の持ち主が呪われる
関西地方の版
- 読んだ人の名前が勝手に書き込まれる
- 次に読む人への警告になる
東北地方の版
- 本を閉じても勝手に開く
- 図書室から持ち出せない
なぜ図書室にあるのか
いくつかの説があります:
- 昔、図書室で亡くなった生徒の怨念
- 呪いをかけられた本が紛れ込んだ
- 誰かが意図的に置いた罠
真相は誰にも分かりません。でも、全国の学校で同じような話が語られているのは不思議ですね。
読むことで現実になる恐怖の本…この都市伝説が教えてくれることとは?
まとめ
読んではいけない本は、好奇心と恐怖の境界線を描いた学校怪談の傑作です。
重要なポイント
- 学校の図書室に置かれている呪いの本
- 表紙には「読んではいけない本」とだけ記載
- 作者名がない正体不明の本
- 中身は警告だらけ(読むな、やめろ)
- ミイラ男が登場する恐ろしい物語
- 読み進めると自分とそっくりな人物が現れる
- 最後まで読むとミイラ男が現実に現れる
- 背後から襲われて首を絞められる
読んではいけない本は、「禁止されると余計に気になる」という人間の心理を巧みに利用した都市伝説といえるでしょう。
もし図書室で怪しい本を見つけても、タイトルが警告なら素直に従った方がいいかもしれませんね。
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