楽しい海水浴の写真を後で見返したら、海に飛び込む友人の足に、無数の白い手がからみついていた…
そんな恐ろしい写真を見たことはありませんか?
水の中から伸びてくる無数の手が、人間を水中深くへと引きずり込もうとする恐怖の都市伝説があるんです。
この記事では、全国の水辺で語られる怪異「海から伸びる手」について詳しくご紹介します。
海から伸びる手ってどんな怪異なの?
海から伸びる手は、水中から無数の白い手が現れて人を引きずり込むという恐怖の都市伝説です。
1970年代頃から全国各地で語られるようになり、海だけでなく川、湖、プールなど、あらゆる水辺で目撃されています。
最も恐ろしいのは、肉眼では見えなくても写真には写っていることが多いという点なんです。
なぜ水辺に手が現れるの?
この怪異の背景には、水難事故で亡くなった人々の霊が関係しているという説があります。
水の中で命を落とした人たちが、生きている人間を道連れにしようとしているのかもしれません。
姿・見た目
無数の白い手の不気味な姿
目撃者や写真に写った手の特徴をまとめると、こんな感じです。
白い手の特徴
- 真っ白な色をしている
- 無数の手が同時に現れる
- 水中から上に向かって伸びている
- 人間の手のような形をしている
まるで溺れた人が助けを求めているような、でもそれ以上に不気味な光景なんですね。
手以外の姿も?
実は地域によっては、手だけじゃない姿で現れることもあります。
その他の姿
- 若い女性の姿
- 老婆の姿
- 全身が見える人の形
ただし、最も多く報告されているのは「無数の白い手」です。
特徴
写真に写る恐怖
海から伸びる手の最大の特徴は、写真に写りやすいということです。
写真に関する特徴
- その場では肉眼で見えない
- 後で写真を見るとはっきり写っている
- 特に水に飛び込む瞬間の写真に多い
- デジタルカメラでも写る
つまり、楽しかった思い出の写真が、一瞬で恐怖の証拠写真に変わってしまうんです。
出現する水辺の種類
この怪異は、水がある場所ならどこでも現れる可能性があります。
出現場所
- 海(最も多い)
- 川
- 湖
- 池
- プール(学校のプールも)
水深や水の種類に関係なく、人が水に入る場所なら要注意ということですね。
引きずり込む恐ろしい行動
白い手の目的は明確です。
恐ろしい行動パターン
- 水に入った人の足首や体にからみつく
- 水中深くへ引きずり込もうとする
- 複数の手で逃げられないようにする
- 背中から押すこともある
まるで水の中に何者かがいて、獲物を待ち構えているかのようです。
伝承
海水浴での悲劇
ある若者たちが海水浴に行ったときの話です。
みんなで楽しく遊んでいたとき、一人の青年が勢いよく海に飛び込みました。しかし、そのまま浮かび上がってくることはなく、溺死したものと思われました。
悲しみに暮れる友人たちが、後日、その日の写真を見返していると…
写真に写っていた恐怖
青年が海に飛び込む瞬間を撮った写真に、信じられないものが写っていました。
水中から無数の白い手が伸びて、青年の体にからみついていたのです。まるで何者かが青年を水中に引きずり込もうとしているような、恐ろしい光景でした。
その場にいた誰も、そんな手は見ていませんでした。でも確かに写真には写っていたんです。
全国各地の目撃談
この怪異は、全国各地で似たような話が報告されています。
各地の事例
- 富山県:高校の水泳授業中にプールで目撃
- 東京都:専門学校生が撮った海の写真に写る
- 場所を特定しない形で全国的に拡散
1990年代にはインターネットでも話題になり、現在も語り継がれています。
まとめ
海から伸びる手は、水辺の恐怖を体現した現代の都市伝説です。
重要なポイント
- 水中から無数の白い手が人を引きずり込む
- 肉眼では見えず写真に写るという特徴
- 海、川、湖、プールなど水辺全般に出現
- 1970年代頃から全国で語られる
- 水難事故の犠牲者との関連が示唆される
夏の水遊びは楽しいものですが、写真を撮るときは少し注意が必要かもしれません。
後で見返したとき、そこに写ってはいけないものが写っているかもしれないのですから。
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