この記事では、日本神話に登場する神「ウマシアシカビヒコヂ」を簡単に紹介します。
ウマシアシカビヒコヂとは

ウマシアシカビヒコヂは、最初に生まれた5柱の神「別天津神」の1柱です。
『古事記』では宇摩志阿斯訶備比古遅神、『日本書紀』では可美葦牙彦舅尊と表記される
系譜
ウマシアシカビヒコヂは、天地開闢の際、4番目に生まれた別天津神。
別天津神なので、生まれてからすぐに身を隠したとされている。
名前の意味
ウマシアシカビヒコヂの名前は、「立派な葦の芽の男神」とされる。
「ヒコヂ」の解釈には諸説あり、「男性」や「泥」を意味するという説がある。
姿
ウマシアシカビヒコヂは、独神であり男女の性別はない。
現れてすぐに身を隠したので、姿についての記載もほとんどない。
神格
ウマシアシカビヒコヂの神格は「生命力」
これは植物の「葦」に関係している。
神話
ウマシアシカビヒコヂは、葦が芽吹くように生まれたという記述のみで、日本神話にほとんど登場しない。
まとめ
ウマシアシカビヒコヂは、日本で4番目に生まれた別天津神。
生まれてすぐに身を隠したので、神話にほとんど登場しないが、生命力を神格とする最高位の神。
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