この記事では、恐ろしき妖怪「釣瓶落とし」について簡単に解説していきます。
釣瓶落としとは?

釣瓶落としは、京都を中心に伝わる日本の妖怪で、釣瓶落ろしとも呼ばれる。
木から落ちてきて、人を襲う妖怪として知られている。
姿・見た目
「釣瓶落とし」の姿は、以下のいずれか。
- 生首
- 火の玉
火の玉の場合は別の怪異ともされ、そちらは「釣瓶火」と呼ばれたりする。
特徴
釣瓶落としには、恐ろしい特徴がある。
主な特徴
- 木の上にいる
- 通行人が通りかかると、上から落ちてくる
- 人を襲ったり、食べたりする
- 時に、釣瓶を落とす場合も
夕暮れや夜に木の下を人が通りがかった時、上から降ってきて「夜なべ済んだか、釣瓶おろそか、ギイギイ」と言いながら襲うそうだ。
最悪、人を食べてしまう。
伝承

釣瓶落としの話は、近畿、四国、九州、特に京都で多く語られています。
代表的な伝承では、こういった話があります。
伝承例
- ある人が夕暮れに木の近くを歩いていた
- すると、木の上から生首が降ってきた
- その人は生首に木の上に引っ張り上げられ、食べられてしまった
その後、釣瓶落としは2〜3日現れないそうだが、腹が減ったら人を襲い始める。
まとめ
釣瓶落としは、木の上から降ってくる生首の妖怪。
人を襲い食べる妖怪なのでとっても妖怪。
皆さんも大きな木の近くを通る時は気をつけないと・・・
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