釣瓶落とし:木から落ちてくる妖怪

神話・歴史・伝承

この記事では、恐ろしき妖怪「釣瓶落とし」について簡単に解説していきます。

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釣瓶落としとは?

京浜にけ – 美術著作物の題号:「つるべおとし」設置場所:水木しげるロード著作者:水木しげる, CC 表示-継承 3.0, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2497599による

釣瓶落としは、京都を中心に伝わる日本の妖怪で、釣瓶落ろしとも呼ばれる。

木から落ちてきて、人を襲う妖怪として知られている。

姿・見た目

「釣瓶落とし」の姿は、以下のいずれか。

  • 生首
  • 火の玉

火の玉の場合は別の怪異ともされ、そちらは「釣瓶火」と呼ばれたりする。

特徴

釣瓶落としには、恐ろしい特徴がある。

主な特徴

  • 木の上にいる
  • 通行人が通りかかると、上から落ちてくる
  • 人を襲ったり、食べたりする
  • 時に、釣瓶を落とす場合も

夕暮れや夜に木の下を人が通りがかった時、上から降ってきて「夜なべ済んだか、釣瓶おろそか、ギイギイ」と言いながら襲うそうだ。
最悪、人を食べてしまう。

伝承

釣瓶落としの話は、近畿、四国、九州、特に京都で多く語られています。

代表的な伝承では、こういった話があります。

伝承例

  1. ある人が夕暮れに木の近くを歩いていた
  2. すると、木の上から生首が降ってきた
  3. その人は生首に木の上に引っ張り上げられ、食べられてしまった

その後、釣瓶落としは2〜3日現れないそうだが、腹が減ったら人を襲い始める。

人を食べるのも恐ろしいが、生首が上から降ってくるのも普通にホラーですよね。

まとめ

釣瓶落としは、木の上から降ってくる生首の妖怪。

人を襲い食べる妖怪なのでとっても妖怪。

皆さんも大きな木の近くを通る時は気をつけないと・・・

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