今回は、北米のサンダーバードについて詳しくお話ししていきます。
サンダーバードの名前の意味

「サンダーバード(Thunderbird)」は英語で、とてもシンプルな意味なんです。
- Thunder(サンダー) = 雷
- Bird(バード) = 鳥
つまり、「雷の鳥」という意味なんですね。
名前を聞いただけで、雷や嵐と深いつながりがある鳥だということが分かります。
どこの神話に登場するの?(出典)
サンダーバードは、北アメリカの先住民(ネイティブアメリカン)の神話に登場します。
「先住民」というのは、その土地に元々住んでいた人たちのことです。
サンダーバードは、先住民の多くの部族で信じられていました。
サンダーバードの見た目

サンダーバードは、ワシやコンドルのような大きな鳥として描かれています。
でも、普通の鳥とは全然違うんです。
主な特徴
- とても巨大で、クジラをつかんで飛べるほど強い
- 羽の色は黒、青、赤、黄色など、部族によって違う
- 時には人面の姿で描かれることも
基本的には鹿などを獲物にしているようですが、時にクジラを捕らえるとされている。
クジラを獲物にするほどデカいわけですね。
あと、トーテムポールの姿もあります。
サンダーバードの能力
サンダーバードは、自然の力を操る超自然的な能力を持っています。
主な能力
- 翼を広げると雷鳴が響く(羽ばたくたびに雷が鳴る)
- 目、翼、嘴から稲妻を放つこともある
- 獲物、悪い精霊、邪悪なものなどを雷で倒す
雷を使って獲物を捕らえたり、敵を倒したりしています。
サンダーバードの有名な話

巨大な蛇との戦い
ある部族の伝説では、巨大な蛇と戦います。
昔、地上に恐ろしい蛇が現れました。
この大蛇は、邪悪な存在で人々を苦しめていました。
そこで、天の彼方からサンダーバードが舞い降りてきました。
そして、雷の力で水蛇を退治したんです。
人攫い
サンダーバードは基本的に人を守護してくれるが、人を攫ったという話もある。
まとめ:サンダーバードは自然の力を象徴する神鳥
サンダーバードは、北アメリカの先住民にとって大自然の力を表す神聖な鳥です。
雷、嵐、風といった、人間にはコントロールできない自然現象の象徴として語り継がれてきました。
おさらい
- 名前の意味:「雷の鳥」
- 出身:北米先住民の口承神話
- 見た目:巨大なワシのような鳥
- 能力:雷を操り、獲物を捕らえたり、悪いものを退治したりする
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