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シヴァとガネーシャはインド神話の神です。
シヴァとガネーシャには、どのような関連があるのでしょうか?
この記事では、シヴァとガネーシャの関係について解説します。
関係

シヴァとガネーシャは、ヒンドゥー教における非常に重要な神々です。
シヴァは破壊と再生の神、ガネーシャは富と幸運を司り障害を取り除く神として広く崇拝されています。
シヴァはガネーシャの父であり、彼らの関係は多くの神話や伝承に彩られています。
ここからは、シヴァとガネーシャの特徴、彼らの関係について詳しく見ていきます。
シヴァ
- 破壊と再生の神:シヴァは、宇宙の破壊と再生を司る神です。シヴァは、ブラフマー(創造の神)とヴィシュヌ(維持の神)と共に、ヒンドゥー教の三大神(トリムールティ)を形成しています。
- 外見と象徴:シヴァは、三つの目、蛇を首に巻いた姿、トライデント(トリシュール)を持つ姿で描かれることが多いです。また、彼の第3の目の場所には3本の横線があります。
- 役割:シヴァは、ブラフマーが創造し、ヴィシュヌが維持した世界を破壊する役割を持っています。
- パールヴァティ:シヴァの妻はパールヴァティです。パールヴァティはシヴァの最初の妻サティーの生まれ変わりだとされています。
ガネーシャ
- 障害を取り除く神:ガネーシャは、富と幸運、学問を象徴する神であり、特に障害を取り除く力を持つとされています。
- 外見と象徴:ガネーシャは象の頭を持つ人間の体を持つ姿で描かれます。4本の腕、太鼓腹、片方の折れた牙なども彼の特徴です。
神話と関係
シヴァの妻パールヴァティーは自分の体から取った垢を使ってガネーシャを作りだしました。
パールヴァティは、自分が風呂に入っている間、誰も部屋に近づけないように、ガネーシャに言いました。
シヴァが家に戻った際、彼は見知らぬ少年(ガネーシャ)が家の入口を守っているのを見ました。
シヴァが家に入ろうとしますが、ガネーシャはシヴァを通しませんでした。
シヴァは、このことに激怒し、怒りのあまりガネーシャの頭を切り落としてしまいました。
後にその少年がパールヴァティーの息子であることを知ったシヴァは、すぐに象の頭を斬り飛ばして息子の体に取り付け、ガネーシャを生き返らせました。
神話ではパールヴァティが作り出したとされますが、シヴァとガネーシャは、親子ということになっています。
まとめ
シヴァとガネーシャは、ヒンドゥー教においてそれぞれ破壊と再生、障害の除去と幸運を象徴する重要な神々です。
パールヴァティが生み出したガネーシャは、パールヴァティの妻シヴァの息子だとされています。
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