本屋さんで真っ白な何も書かれていない本を見つけたら、あなたはどうしますか?
「面白そう」と思って手に取るかもしれませんね。
でも、その本を買ってしまったら、とんでもない恐怖が待っているかもしれません。
「白いずきんの女の子」は、不思議な白い本をきっかけに現れる恐ろしい存在として語り継がれている都市伝説なんです。
この記事では、現代の怪談として知られる「白いずきんの女の子」について、その恐怖の伝承を分かりやすく解説していきます。
概要

白いずきんの女の子は、「買ってはいけない本」にまつわる現代の都市伝説に登場する怪異です。
この話の特徴的なところは、本屋で見つけた謎の白い本が引き金となって、恐ろしい出来事が起きるという点なんですね。
しかも、この話には「連鎖する呪い」の要素があって、話を聞いた人にも白いずきんの女の子が現れるという、まさに現代版の「呪いのチェーンメール」のような構造を持っているんです。
この怪異の特徴は、白いずきんをかぶった少女の姿で部屋の隅に現れることです。
そして恐ろしいのは、話を聞いただけで1カ月以内に現れるという伝播性を持っていること。
まさに現代の呪いのチェーンメールみたいな構造になっているんですね。
伝承

白いずきんの女の子の話には、いくつかのバリエーションがありますが、基本的な流れはこんな感じです。
恐怖の始まり:白い本との出会い
ある少女が本屋に立ち寄ったときのこと。
棚を見ていると、何も書かれていない真っ白な本を見つけたんです。
普通なら「これ、不良品じゃない?」って思うところですが、なぜかその少女はその本に強く惹かれてしまいました。
レジに持っていくと、店員さんが心配そうな顔で忠告します。
「この本は買わない方がいいですよ」
でも少女は、どうしてもその本が欲しくなってしまい、店員の忠告を振り切って買って帰ってしまったんですね。
その夜に起きた恐怖
家に帰って、いつものように寝た少女。
でも、夜中にふと目を覚ますと…
部屋の隅に、白いずきんをかぶった女の子が立っていたんです。
その女の子は、じっと少女を見つめていました。
少女は恐怖のあまり体が動かなくなり、意識が遠のいていったそうです。
悲劇的な結末
翌朝、家族が少女の部屋に入ると、そこには首を絞められて亡くなっている少女の姿がありました。
部屋には白いずきんの女の子の姿はもうなく、ただ少女の遺体だけが残されていたんです。
呪いの連鎖
ここからが、この都市伝説の本当に恐ろしいところです。
この話を聞いた人の元にも、1カ月以内に白いずきんの女の子が現れるというんです。
もし、あなたの部屋に白いずきんの女の子が現れたら、どうすればいいのでしょうか?
唯一の対処法
白いずきんの女の子が現れたときの対処法は一つだけ。
「ごめんなさい」と何度も繰り返し言うことです。
すると、白いずきんの女の子は消えてくれるそうです。
なぜ「ごめんなさい」なのか、誰に対して謝っているのか、その理由は謎のままですが、これが唯一の助かる方法だと言われています。
伝承のバリエーション
この都市伝説には、細かい違いがあるバージョンも存在します。
例えば:
- 白いずきんの女の子自身が「ごめんなさい」と言っていたバージョン
- 少女が気を失っただけで、死ななかったバージョン
- 本の中身が徐々に文字で埋まっていくバージョン
どのバージョンも共通しているのは、白い本と白いずきんの女の子、そして「ごめんなさい」という言葉なんですね。
まとめ

白いずきんの女の子は、日常に潜む恐怖を描いた現代の都市伝説です。
重要なポイント
- 何も書かれていない白い本が全ての始まり
- 店員の忠告を無視して本を買うと悲劇が起きる
- 白いずきんをかぶった女の子が部屋の隅に現れる
- 話を聞いた人にも1カ月以内に現れるという伝播性
- 対処法は「ごめんなさい」と繰り返すことだけ
この話が怖いのは、本屋という身近な場所から始まることと、話を聞いただけで呪いが伝染するという点です。
もし本屋で真っ白な本を見つけても、絶対に買わないようにしてくださいね。
そして、もし部屋の隅に白いずきんの女の子を見つけたら…すぐに「ごめんなさい」と言うことを忘れずに。


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