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ローマ神話のマルスはどんな神なのでしょうか?
この記事では、ローマ神話のマルスを紹介します。
軍神

ローマ神話のマルス(Mars, マールス, マーズ)は、「軍神(戦いの神)」です。
マルスは、軍神として崇められ、別名「グラディウス(Gradivus, 「進軍する者」の意)」とも呼ばれています。
また、マルスは、ギリシャ神話の戦の神アレスと同一視されています。
ギリシャ神話で人気がないアレスと違い、マルスは主神と同格に扱われるほどローマ神話で人気の軍神です。
神話
マルスの神話は、アレスの神話からきており、マルスとアレスの神話はほとんど同じになっています。
マルス固有の神話には、レムスとロムルス(ローマ初代王)の誕生の神話があります。
聖なる動物

ローマ神話のマルスの聖獣は「狼」、聖鳥は「キツツキ(啄木鳥)」です。
マルスは、レア・シルウィアと交わり、ロムルス(初代ローマ王)とレムスを生みました。
ロムルスとレムスは、生まれてすぐに捨てられました。
ですが、マルスの息子たちは、彼の聖獣・聖鳥である狼とキツツキに育てられ、無事成長しました。
火星(Mars, マーズ)

火星とマルス(Mars)は、英語で「マーズ」と呼びます。
惑星の火星の英語名は、マルスの名前からきています。
3月(March, マーチ)

3月(March, マーチ)は、マルスが由来になっています。
ローマ暦の3月「Martius」は、マルス(Mars)にちなんだ名前です。
そして、「Martius」は、英語の3月「March」の由来となっています。
なので、マルスは、3月の英語名の由来となった神になります。
まとめ
ローマ神話のマルス(Mars, マールス, マーズ)は、「軍神(戦いの神)」です。
マルスは主神と同格に扱われるほどローマ神話で人気の軍神で、彼の名前は火星(マーズ)や3月(マーチ)の由来となっています。
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