ケツァルコアトルって誰?羽根を持った蛇の神さま

神話・歴史・伝承

今回は、そんなケツァルコアトルについて、分かりやすくお話ししていきますね。

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名前の意味

ケツァルコアトル(Quetzalcoatl)」という長い名前は、昔のメキシコの言葉「ナワトル語」から来ています。

それで「ケツァルコアトル」は「羽根のあるヘビ」を意味しています。てて


ケツァルコアトルはどこの国の神さまなの?

ケツァルコアトルは、今のメキシコあたりにあった古い文明の神さまです。

どんな文明で信仰されていたの?

アステカ文明

  • 今から500年ほど前まで栄えていた
  • 戦いが得意で、強い戦士たちがいた文明

マヤ文明

  • とても高度な文明で、カレンダーや文字を発明した
  • 「ククルカン」という名前で呼ばれていた

トルテカ文明

  • アステカより前にあった文明
  • 芸術や建築がとても上手だった

ケツァルコアトルの家族関係

ケツァルコアトルには、テスカトリポカという兄弟がいます。

  • ケツァルコアトル:平和と昼の神
  • テスカトリポカ:戦いと夜の神

この二人は仲の協力する時もあれば、対立する時もある複雑な関係でした。


ケツァルコアトルはどんな姿をしているの?

ケツァルコアトルの見た目は、とても特別で美しいものです。

基本の姿:羽根のあるヘビ

体の特徴

  • 長くてくねくねしたヘビの体
  • 背中や頭に美しい羽毛

人間の姿になることも

ケツァルコアトルは、人間の姿で現れることもありました。

人間の姿の特徴

  • 白い肌をした人間
  • 長いあごひげを生やしている
  • 衣装を身に着けている

ケツァルコアトルは白と関連づけられ、白い神とも呼ばれる。

中南米の人は、スペインからやってきた白人をケツァルコアトルと勘違いしたという話がある。

この勘違いによって、中南米の帝国は滅亡してしまう。


神格・役割

ケツァルコアトルは、たくさんの素晴らしい神格を持つ神さまでした。

主な神格・役割

  • 知恵
  • 太陽
  • 金星
  • 平和
  • 創造

多くの力を持った神様なんです。


有名な神話

ケツァルコアトルの有名な神話を紹介する。

創造

ケツァルコアトルは、兄弟と一緒に世界創造の役割を任された。

それで兄弟と協力して世界と人間を創り出した。

兄弟との対立

  • 兄弟ゲンカの始まり
    ケツァルコアトルが人身御供をやめさせた。
    それから兄弟のテスカトリポカとは、だんだん考え方が合わなくなってきて、対立し始めました。
  • だまされて失敗
    ある日、テスカトリポカはケツァルコアトルにお酒を飲ませて、恥ずかしい失敗をさせました。
    これに深く傷ついたケツァルコアトルは、神さまとしての役目を果たせないと感じてしまいます。
  • 旅立ち
    失態を犯したケツァルコアトルは、アステカの地を去った

まとめ

ケツァルコアトルは、古代メキシコの人々に愛された、知恵と創造の神さまです。

基本情報

  • 名前の意味:「羽根のあるヘビ」
  • 出身:古代メキシコ(アステカ、マヤ、トルテカなど)
  • 家族:兄弟にテスカトリポカがいる

見た目の特徴

  • 基本:羽根を持つ美しいヘビ
  • 人間の姿:白い肌に長いひげの男性

神格

  • 知恵
  • 太陽
  • 金星
  • 平和
  • 創造

有名な神話

  • 世界創造
  • 兄弟との対立で失態を犯し、アステカの地を去る

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