夜遅く、誰もいない学校の廊下を歩いていると、後ろから「ペタペタ」という湿った足音が聞こえてくる…振り返っても誰もいない。
でも確かに、裸足で歩くような不気味な音だけが、あなたを追いかけてくるんです。
それは学校の怪談で有名な、姿なき追跡者「ペタペタ」かもしれません。
この記事では、音だけで人を追いかける恐怖の都市伝説「ペタペタ」について詳しくご紹介します。
ペタペタってどんな怪異なの?
ペタペタは、姿は見えないのに足音だけが追いかけてくるという恐怖の都市伝説です。
主に学校の廊下や夜道に現れるとされ、全国の学校で語り継がれる怪談の定番となっています。
最大の特徴は、振り返っても誰もいないのに、湿った裸足のような「ペタペタ」という音だけが執拗についてくることなんです。
出現する場所と時間
ペタペタが現れやすいシチュエーションがあります。
ペタペタの出現スポット
- 夜の学校の廊下(最も多い)
- 下校途中の暗い夜道
- 誰もいない階段
- 人気のない場所全般
特に一人でいるときに遭遇しやすく、複数人でいると現れないという特徴があるんですね。
伝承
典型的な遭遇パターン
ある生徒が学校からの帰り道、忘れ物に気づいて引き返しました。
忘れ物を取って再び家路についたときには、すっかり日が暮れて辺りは真っ暗。一人で歩いていると、背後から「ペタペタ」という音がずっとついてきます。
振り返っても誰もいません。でも、確実に足音だけが近づいてくるんです。
恐ろしい結末
ペタペタに追いかけられたまま逃げ続けると、どうなるのでしょうか?
ペタペタに捕まると…
- 必ず追いつかれてしまう
- 手足をもぎ取られるという恐ろしい運命が待っている
- 逃げることは不可能
まるで獲物を追い詰める捕食者のように、じわじわと距離を詰めてくるといいます。
助かる方法
でも、実はペタペタから逃れる方法があるんです!
ペタペタから助かる方法
- 追いかけられている間に転ぶ(最も有効)
- 「足はありません」と言う(地域によって有効)
- するめを投げる(一部の伝承)
特に「転ぶと助かる」という方法は全国共通で、まるでペタペタには転んだ人を襲えない何かのルールがあるようです。
地域による違い
実は地域によって、ペタペタの正体には違いがあります。
ペタペタの様々な姿
- 音だけの存在(最も一般的)
- 上半身だけの人間(佐賀県など)
- ペタペタさんという呼び名もある
上半身だけの姿で現れる場合は、足がないのに足音がするという、さらに不気味な存在として語られています。
まとめ
ペタペタは、姿なき恐怖を体現した日本の代表的な学校の怪談です。
重要なポイント
- 姿は見えず足音だけが追いかけてくる
- 主に夜の学校や暗い夜道に出現
- そのまま逃げると手足をもぎ取られる
- 転ぶと助かるという独特な回避方法
- 地域によって正体や対処法に違いがある
もし夜道で不気味な足音が聞こえたら…慌てずに、この記事で学んだ対処法を思い出してください。
でも一番良いのは、そもそも夜に一人で出歩かないことかもしれませんね。
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