学校のロッカーって、普段は何気なく使っていますよね。
でも、もしそのロッカーを使うと必ず不幸が訪れる…そんな恐ろしいロッカーがあったとしたら、あなたはどう思いますか?
ある高校に実際に存在したとされる「二十二号ロッカー」は、誰も使おうとしない呪われた場所でした。
このロッカーを使った人には、次々と不幸が降りかかったというんです。
この記事では、学校の怪談として語り継がれる「二十二号ロッカーの怪」について、その恐ろしい伝承を詳しくご紹介します。
概要

二十二号ロッカーの怪は、ある高校に設置された50個のロッカーの中の一つに起こる怪異現象です。
この学校には普通のロッカーがずらりと並んでいましたが、その中で「二十二号」だけは特別な存在でした。
なぜなら、このロッカーを使用した人間には、必ず恐ろしい災いが降りかかると信じられていたからなんです。
二十二号ロッカーの特徴
- 使用すると重い病気にかかる
- 最悪の場合は死に至る
- 誰も使おうとしない「禁断のロッカー」
- 中からアラビア文字の謎の札が発見された
生徒たちはこのロッカーを恐れ、誰一人として使おうとしませんでした。
それまでに実際に2人がこのロッカーを使った後、事故死したり重病を患ったりしていたからです。
伝承

新任教師の悲劇
ある日、一人の若い教師がこの高校に赴任してきました。
生徒たちは新しい先生に、「二十二号ロッカー」にまつわる不吉な言い伝えを伝えたそうです。
しかし、その教師は「そんなジンクスは迷信だ」と取り合いませんでした。
科学的な思考を持つ彼にとって、ロッカーに呪いがかかっているなんて考えられなかったんですね。
そして彼は、誰も使っていなかった二十二号ロッカーを自分専用として使い始めたのです。
恐怖の夜
二十二号ロッカーを使い始めたその夜、教師の身に異変が起こりました。
突然の金縛り
夜中、教師は突然体が動かなくなる金縛りに遭遇しました。
そして目の前には、信じられないものが現れたんです。
- 不気味な光を放つ異様な顔の妖怪
- 教師の体に取り憑いてくる怪異
- 逃げることも助けを呼ぶこともできない恐怖
原因不明の病
金縛りから解放された後、教師は原因不明の病を患い始めました。
医者に診てもらっても、何が原因なのかまったくわかりません。
そして、二十二号ロッカーを使い始めてからわずか3日後、若い教師は帰らぬ人となってしまったのです。
謎のアラビア文字の札
この事件の後、学校は二十二号ロッカーを撤去して、新しいものに取り替えることにしました。
古いロッカーを開けて中を調べると、そこには驚くべきものが隠されていたんです。
それはアラビア文字で書かれた謎の札でした。
- なぜアラビア文字なのか?
- 誰がいつ、何のために入れたのか?
- その札に何が書かれていたのか?
これらの疑問は、今でも謎のままだそうです。
もしかしたら、この札こそが呪いの根源だったのかもしれません。
あるいは逆に、何かを封じるための御札だったのかも…
真相は誰にもわかりませんが、この発見によって「二十二号ロッカーの怪」は学校の伝説として、より強く語り継がれることになったのです。
まとめ
二十二号ロッカーの怪は、学校という身近な場所で起こる恐怖の物語です。
重要なポイント
- 50個のロッカーの中で22号だけが呪われている
- 使用者は重病になるか死亡する
- これまでに計3人が犠牲となった
- 新任教師は金縛りと怪異に遭遇し3日後に死亡
- 不気味な光を放つ異様な顔の妖怪が現れる
- ロッカーの中からアラビア文字の謎の札が発見された
- 迷信を信じないことの危険性を示す教訓的な話
普段何気なく使っているロッカーでも、もしかしたら何か曰くがあるかもしれません。
学校で「使ってはいけない」と言われている場所があったら、それには理由があるのかもしれませんね。
二十二号ロッカーの怪は、古くからの言い伝えや迷信を軽視することの恐ろしさを教えてくれる、現代の怪談なんです。


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