モロク(モレク)とは?どんな悪魔?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

モロク(モレク)は、悪魔のひとりです。

モロクは、どのような悪魔なのでしょうか?

この記事では、悪魔モロク(モレク)をざっくり解説します。

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モロク(モレク)とは

モロク(モレク)は、悪魔学に登場する悪魔です。

名前の意味

モロク(モレク)の名前の意味は、「王」「主人」です。

モロク(モレク)は、神から悪魔になりました。

モロクは、元々は、アンモン人に信仰された豊穣の神です。

モロクは、人々に豊穣と長寿をもたらします。

しかし、モロクは、その見返りとして、子供の生け贄を求めました。

こうした邪悪な面からモロクは邪神とされ、悪魔になりました。

モロクは、残虐な部分から「涙の国の君主」、「母親の涙と子供達の血にまみれた魔王」と呼ばれています。

モロクには、次のような像があります。

  • 牛の頭
  • 人間の上半身
  • 胴体に9つの空洞(生贄の子供が入れられる)

アドラメレク

モロク(モレク)とアドラメレクは、よく関連付けられます。

これは子供を生け贄に要求する共通点を持つからです。

アドラメレクは、元々はアッシリアの神で、幼児を生け贄として要求しました。

モレクとアドラメレクは、元が神で、子供を生け贄にさせたことから関連付けられるようになりました。

モラクス

モラクス(マラクス)とモロク(モレク)は、よく関連付けされる悪魔です。

モラクスは、ゴエティアや悪魔の偽王国に登場する悪魔です。
また、モラクスは、雄牛の頭を持つ人間の姿をもっていました。

モラクスとモロクは、似たような姿と名前から関連付けられることが多かったのです。

一説では、モラクスの由来がモロクだとされました。

まとめ

モロク(モレク)は、元々は豊穣の神で、残虐な面から邪神とされ、悪魔になりました。

モロクは、牛頭の人間の姿からモラクス、子供を生贄に要求することからアドラメレクと関連づけられます。

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