学校の美術室に飾られているモナリザの絵が、夜中にこちらをじっと見つめている…
その微笑みは優しいはずなのに、なぜか目が動いているような気がする。そして気がつくと、絵の中から手が伸びてきて…
これは全国の学校で語り継がれる、世界一有名な絵画にまつわる恐怖の都市伝説なんです。
この記事では、美術室に潜む恐怖「モナリザの怪」について詳しくご紹介します。
モナリザの怪ってどんな怪異なの?
モナリザの怪は、学校の美術室に飾られたモナリザの複製画が動き出すという学校の怪談です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた世界的名画「モナリザ」の複製画は、多くの学校の美術室に飾られています。
その絵が夜になると不気味な現象を起こすという話が、全国各地の学校で語られているんです。
ただの絵のはずなのに、生きているかのような恐怖を与える存在として知られています。
なぜモナリザの絵が怪異になったの?
この都市伝説が広まった背景には、1979年に本物のモナリザが日本に来たことが関係しているかもしれません。
その時の話題性と、全国の学校に複製画が飾られていることが重なって、一気に噂が広まったと考えられています。
姿・見た目
モナリザの不気味な変化
普段は美しい女性の肖像画ですが、怪異が起きるとこんな変化が現れます。
モナリザの恐ろしい姿
- 目が動いてこちらを見つめる
- 目から血の涙を流す
- 微笑みが不気味に変わる
- 絵の中で体の向きが変わる
昼間は普通の絵なのに、夜になると生きているような不気味な存在に変わってしまうんですね。
絵から抜け出した姿
最も恐ろしいのは、モナリザが絵から出てくることです。
絵から出たモナリザの特徴
- 立体的な人間の姿になる
- 絵の中と同じルネサンス時代の衣装
- 不気味な微笑みを浮かべている
- 手や舌を伸ばして襲いかかる
まるで500年前の人物が、現代に蘇ったかのような恐怖があります。
特徴
モナリザの恐ろしい行動
モナリザの怪には、いくつかの恐ろしい行動パターンがあります。
典型的な怪異現象
- 目が光る・動く
- 首がポロリと落ちる
- 絵の中で本を読んでいる
- 長い舌を伸ばして人を捕まえる
特に夜の美術室で起こることが多く、目撃者は恐怖で震え上がるといいます。
人を襲う恐怖
モナリザは見ているだけでなく、実際に人を襲うこともあるんです。
襲撃パターン
- 絵から手を出して掴む
- 子どもの手足や首を掴む
- 噛みついて食べるという噂も
- 絵の中に引きずり込む
まるで獲物を狙う捕食者のような、恐ろしい行動をとることがあります。
出現する時間と場所
モナリザの怪が起きやすい条件があります。
出現条件
- 夜中の美術室(最も多い)
- 誰もいない放課後
- 一人で美術室にいるとき
- 絵をじっと見つめたとき
特に夜の学校という閉鎖空間で起こりやすいという特徴があるんですね。
伝承
美術室での恐怖体験
ある生徒が放課後、美術室で課題を仕上げていたときのことです。
一人で作業をしていると、壁に飾られたモナリザの絵が気になり始めました。ふと見ると、絵の中のモナリザの目がこちらを追っているような気がします。
気のせいだと思い直して作業を続けていると、今度は絵から血の涙が流れているのを目撃してしまいました。
絵から抜け出す恐怖
別の学校では、もっと恐ろしい事件が起きました。
夜の見回りをしていた先生が美術室を覗くと、モナリザの絵が額縁から半分出ているのを発見。慌てて逃げようとしましたが、絵から長い舌が伸びてきて足を掴まれそうになったといいます。
翌朝確認すると、絵は元通りになっていましたが、体の向きが反対になっていたそうです。
全国各地の目撃情報
モナリザの怪は、全国の学校で報告されています。
各地の事例
- 東京都:絵が動いて本を読んでいた
- 長野県:夜中に首がポロリと落ちた
- 青森県:長い舌で人を食べようとした
- 大阪府:絵から出て教室を歩き回った
地域によって細部は違いますが、「モナリザが生きている」という恐怖は共通しています。
まとめ
モナリザの怪は、世界的名画が恐怖の対象になるという学校の怪談です。
重要なポイント
- 学校の美術室に飾られたモナリザの複製画が動く
- 目が動く、血の涙を流すなどの怪異現象
- 絵から抜け出して人を襲うこともある
- 1979年の来日以降、全国に広まった都市伝説
- 美術と恐怖が融合した独特の学校怪談
美術室でモナリザの絵を見るときは、あまりじっと見つめない方がいいかもしれません。
その微笑みの裏には、500年の時を超えた恐怖が潜んでいるかもしれないのですから。
コメント