[天使]メタトロンとは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、天使メタトロンを紹介します。

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メタトロンとは

メタトロンは、最高位の天使です。

名前の意味と語源

メタトロンの名前の意味は、不明です。

一説では、「神(の玉座)に最も近い」という意味だとされています。

メタトロンの名前の意味だけではなく、その語源も不明です。

一説では、ラテン語「metator」が語源だとされています。

ガブリエルやウリエルのように、天使の名前には、最後に「el(エル)」がつくものが多いです。

最後に「el(エル)」がつかない「メタトロン」という名前は、天使の中では特殊です。

階級

メタトロンの階級は、文献によって異なりますが、最高位です。

メタトロンは、ユダヤ教で偉大な天使の1人とされる高位の天使です。

一説では、メタトロンは、神の玉座のある部屋に入ることのできる天使のひとりです。

神の玉座のある部屋に入れるのは、ごく一部の位が高い天使のみです。

メタトロンは、文献によって、7人の大天使のひとりだったり、天使ではなく神だったりします。

役割

メタトロンの役割は、「世界の記録」です。

メタトロンは、世界のあらゆることを記録する役割を持っています。

また、メタトロンは、その役割から「天の書記」という異名を持ちます。

メタトロンは、文献によって、「人間の祈りを神に届ける」「物質世界を支える」といった役割を持つことがあります。

メタトロンは、天使になる前、人間の時に宇宙の秘密を記録しています。

姿

メタトロンは、巨大な天使で、その大きさは世界に等しいとされています。

メタトロンは36対の翼と無数の眼を持つとされています。
(メタトロンの眼は、36万5000個という説もある)

ある伝説では、メタトロンは、人間から天使になる際、肉体を炎、内臓を火、骨を残火にしたとされています。

エノクとの関係

エノクは、メタトロンが人間の時の名前です。

メタトロンは、元人間で、昇天して天使の一員になったする説があります。

その説では、メタトロンが天使になる前、人間の時はエノクだったとされています。

エノクは、『エノク書』を残した人物です。

メタトロンの姿は、人間とは程遠いものです。

これは、エノクが天使になる際に人間の体が変容した姿だとされます。

別名

メタトロンには別名が多くあり、その数は72個だとされています。

以下は、代表的なメタトロンの別名です。

  • 天の書記
  • 契約の天使
  • 小YHWH
  • 神の代理人
  • 天使たちの統率者
  • 天使の王

メタトロンは、最高位の天使で、ときに神とされることもあります。

また、メタトロンは、世界を記録する役割を持っています。

メタトロンの別名は、彼の位と役割に関連しています。

まとめ

メタトロンは、元人間で位の高い天使です。

メタトロンは、とにかく巨大で、多くの目と翼を持った姿をしています。

また、メタトロンは「世界の記録」という役割を持っています。

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