いつもの電車に乗っていたはずなのに、気がつくと20分以上も停車せずに走り続けている…
やっと着いた駅の名前は「きさらぎ駅」。でも、そんな駅は地図のどこにも存在しないんです。
2004年にインターネット掲示板で実況された、この不気味な体験は今も多くの人を震え上がらせています。
この記事では、存在しないはずの駅「きさらぎ駅」について詳しくご紹介します。
きさらぎ駅ってどんな怪異なの?

きさらぎ駅は、実在しないはずの駅に迷い込んでしまうという現代の都市伝説です。
2004年1月、ある女性がインターネット掲示板にリアルタイムで書き込んだ体験談から始まりました。
普通の電車に乗っていたはずが、いつの間にか異世界のような場所にたどり着いてしまうという、時空の歪みを感じさせる恐怖の物語なんです。
なぜ「きさらぎ駅」という名前なの?
「きさらぎ」は旧暦2月の別名「如月」から来ているとされていますが、なぜこの名前なのかは謎のままです。
存在しない駅だからこそ、どこか詩的で不気味な名前が付けられたのかもしれません。
きさらぎ駅の不気味な光景
体験者の証言によると、きさらぎ駅の様子はこんな感じです。
きさらぎ駅の外観
- 無人駅で駅員は誰もいない
- 周りには何もない荒涼とした風景
- 人家も見えない寂しい場所
- 普通の駅のようで、でもどこか違和感がある
まるで時間が止まったような、現実とは違う世界の駅のような雰囲気だったといいます。
駅周辺の異様な環境
きさらぎ駅の周辺には、通常では考えられない現象が起きています。
周辺環境の特徴
- 携帯電話がつながらない
- GPSがエラーを起こす
- 地図に存在しない場所
- 時間の流れがおかしい
現代の技術が通用しない、まさに異世界のような空間なんですね。
特徴
きさらぎ駅への到着方法
きさらぎ駅に行ってしまう条件には、共通点があります。
到着までの特徴
- いつもの電車に乗っている
- 通常は数分間隔で停車するはず
- なぜか20分以上走り続ける
- 気がつくと「きさらぎ駅」に到着
- 主に中部地方(静岡県)で発生
普通の日常から、いつの間にか非日常に迷い込んでしまうという恐怖があります。
駅で起こる奇妙な現象
きさらぎ駅では、不可解な現象が次々と起こります。
奇妙な現象
- どこからか太鼓や鈴の音が聞こえる
- 片足のない老婆が現れて消える
- 線路沿いに人影が見える
- 不気味な雰囲気に包まれる
まるで別の世界からの合図のような、説明のつかない出来事ばかりです。
脱出の困難さ
きさらぎ駅から出ることは、とても困難だといわれています。
脱出の難しさ
- 線路を歩いても元の世界に戻れない
- 車に乗せてもらっても街に着かない
- 7年間も迷い込むケースも
- 火を起こして煙を出すと戻れるという説も
一度迷い込んだら、簡単には戻れない恐ろしい場所なんです。
伝承

2004年の実況書き込み
2004年1月、深夜から早朝にかけて、ある26歳の女性が掲示板に実況を始めました。
新浜松駅から電車に乗った彼女は、いつもなら数分ごとに停車するはずの電車が20分以上走り続けていることに気づきます。不安になりながら到着した駅は「きさらぎ駅」という聞いたことのない駅でした。
父親に電話で確認してもらっても、そんな駅は存在しないと言われます。
恐怖の展開
駅を出て線路沿いを歩いていると、トンネルを発見しました。
トンネルを抜けたところで、通りがかった車に乗せてもらいますが、いつまでたっても街に着きません。運転手は無言のまま山の方へと車を走らせます。
「今から運転手の隙を見て逃げる」
この書き込みを最後に、彼女からの投稿は途絶えてしまいました。
7年後の帰還
驚くべきことに、2011年に同一人物と思われる人から書き込みがありました。
あの後、車は暗い森の中で止まり、そこに現れた男性の言う通りに歩いていくと、知っている駅にたどり着いたそうです。
しかし、きさらぎ駅を出てから7年が経過していたというのです。
時間の流れが違う世界に迷い込んでいたのでしょうか。
その後の目撃情報
最初の書き込み以降、きさらぎ駅の体験談が続々と報告されています。
新たな証言
- 同じような体験をした人が複数存在
- 火を起こして煙を出すと戻れる
- 静岡県周辺で頻繁に目撃
- インターネット上で情報が拡散
真偽は不明ですが、多くの人がこの恐怖を共有しているんです。
まとめ
きさらぎ駅は、日常から異世界へ迷い込む恐怖を描いた現代の都市伝説です。
重要なポイント
- 2004年のインターネット掲示板から始まった都市伝説
- 電車が20分以上停車せずに到着する謎の駅
- 無人駅で周りには何もない異様な環境
- 7年間も時空に迷い込むという恐怖
- 現在も目撃情報が続く現代の怪談
もし電車がいつもより長く走り続けたら…それはきさらぎ駅への入り口かもしれません。
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