日本神話に登場するキサガイヒメ・ウムガイヒメ。
彼らははどのような神なのでしょうか?
この記事では、キサガイヒメ・ウムガイヒメを簡単に解説します。
キサガイヒメ・ウムガイヒメとは

キサガイヒメ・ウムガイヒメは、『オオクニヌシの神話』に登場する神様。
『古事記』では布刀玉命、『日本書紀』では太玉命と表記される。
神格
キサガイヒメは赤貝、ウムガイヒメは蛤(はまぐり)を神格化した女神だとされる。
オオクニヌシの神話
ヤガミヒメに結婚相手として指名されたオオナムヂ(オオクニヌシ)は、八十神(オオクニヌシの兄神たち)に嫉妬され恨まれた。
八十神たちは、焼いた石をオオナムヂに向かって転がして、彼を殺した。
オオナムヂの母神サシクニワカヒメは、息子の死を悲しみ、高天原にのぼって別天津神のカミムスビに生き返らせて欲しいと頼んだ。
カミムスビは、オオナムヂの元にキサガイヒメ・ウムガイヒメを遣わした。
キサガイヒメ・ウムガイヒメはオオナムヂを治療し、彼を生き返らせた。
神社
アメノフトダマは、次の神社に祀られている。
神社
- 岐佐神社(静岡県)
- 出雲大社天前社(島根県)
まとめ
アメノフトダマは、天岩戸隠れで活躍した占いと神事の神様。
忌部氏の祖神であり、厄除けや縁結びなどのご利益がある。
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