妖怪 一反木綿とは?夜空を舞う白い布の正体に迫る!

神話・歴史・伝承

「一反木綿(いったんもめん)」と聞いて、どんな姿を思い浮かべますか?
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で見た人も多いかもしれませんね。

ふわふわ空を飛ぶ白い布の妖怪――それが一反木綿です。

でも、「本当に怖い妖怪なの?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、

  • 名前の意味と由来
  • 独特な見た目
  • 行動や性格の特徴
  • 昔から伝わる伝承

を分かりやすく紹介します。

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名前

まず「一反」とは、布の長さの単位です。

「一反(いったん)」とは約10メートルほどの長い布のこと。
「木綿(もめん)」は素材の名前で、柔らかくて軽い布です。

つまり「一反木綿」とは、10メートルほどの白い木綿の布。これがそのまま妖怪の名前になっているんですね。

姿・見た目

一反木綿の見た目はとてもシンプル。

一反木綿の姿

  • 真っ白な布のような姿
  • 長さは約10メートルほど

特徴

一反木綿は、見た目は地味だけど、行動はとても危ない存在です。

性格・行動のポイント

  • 夜に空を飛び、人にまとわりつく
  • 顔や首に巻きついて、窒息死させる
  • 人間に巻きついて空に飛び上がることもある

夜に現れ、人間に危害を与える妖怪。

伝承

みっち – 投稿者自身による作品, CC BY-SA 2.1 jp, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2484819による

一反木綿は、鹿児島県に伝わる妖怪です。

とある昔話

  1. ある人が帰り道に一反木綿に遭遇
  2. 一反木綿が首に巻きついてきて、男は苦しむ
  3. 男はとっさに脇刺しを抜き、一反木綿を切り付ける
  4. すると、一反木綿は逃げていった
  5. 男が自分の手を見ると、血がついていた

こうした一反木綿の怖さを利用して、遅くまで子供まで残っていたら「一反木綿が出るわよ」と注意したそうだ。

まとめ

今回は、妖怪「一反木綿」について

  • 名前の由来(長さ10メートルの布)
  • 布のようなシンプルな姿
  • 巻きついてきて窒息死させる行動
  • 鹿児島に伝わる昔話

を紹介しました。

一反木綿は、シンプルだけどとっても危ない妖怪

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