【海に現れる妖怪】礒撫で(いそなで)とは?その姿・特徴・伝承をやさしく解説!

神話・歴史・伝承

穏やかな海で釣りや船旅を楽しんでいるとき、突然水面に巨大な黒い影が現れたら…あなたはどう感じるでしょうか?

それは美しい海の景色を一変させる、恐ろしい海の妖怪かもしれません。

日本の海には、漁師や船乗りたちから古くから恐れられてきた「礒撫(いそなで)」という妖怪が住んでいるとされています。

この記事では、海に現れる妖怪「礒撫」について詳しくご紹介します。

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礒撫ってどんな妖怪?

礒撫とは、海に現れる巨大な魚の妖怪で、尾ひれで撫でるように船や人を海に引きずり込みます。

そこから礒撫という名前が付けられたとされています。

姿・見た目

礒撫の見た目は、一言でいうと巨大ザメです。

基本的な外見

  • 巨大ザメの姿
  • 尾ひれに針がついている

特徴

主な特徴

  • 西日本近海に現れる
  • 尾ひれの針で人間をひっかけて、海に連れて行く
  • 尾ひれで船を叩き落とす

伝承

人間一本釣りの話

とある男が船に乗って海を進んでいると、ふと黒い影が現れました。

現れてすぐに黒い影から大きな尾ひれが出てきます。影はヒレについた針を撫でるように人間の服にひっかけ、そのまま人間を釣り上げていきました。

まとめ

礒撫は、海の恐ろしさを象徴する妖怪。

その特徴的な「撫でるような」攻撃方法は、一見優しげでありながら実は致命的な脅威であることを表しています。

重要なポイント

  • 巨大ザメの姿をした海の妖怪
  • 尾ひれの針で人間を「釣り上げる」
  • 西日本近海に出現するとされる
  • 船や人を海に引きずり込む恐ろしい存在

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