どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
ガルーダは、インド神話の神様です。
彼は、どのような神なんでしょうか?
この記事では、インド神話の神ガルーダを簡単に紹介します。
ガルーダとは

ガルーダは、天界に乗り込んで神々を倒したことで知られる半神。
また、ヴィシュヌが乗る神鳥。
姿(見た目)
ガルーダは、次の特徴を持った姿をしています。
- 人間の胴体と手足
- 鷲の顔と嘴(くちばし)と爪
- 翼
鳥と人間の両方の特徴を持っている。
誕生
プラジャーパティの娘ヴィナターは、夫の聖仙カシュヤパとの間に卵を産んだ。
その卵からガルーダが生まれました。
母が奴隷になる
ガルーダが生まれる前、彼がまだ卵の中にいる時、
母ヴィナターは、カシュヤパのもう1人の妻カドゥルーと賭けをしました。
カドゥルーは、イカサマで賭けに勝利し、ヴィナターは奴隷にした。
母を救いたい
ガルーダは、生まれてすぐに母の元に向かいました。
そこでは母が奴隷として扱われていました。
ガルーダは、最初は母の手伝いをしていたのですが、カドゥルーとナーガ(カドゥルーの子供達)の態度に耐えきれなくなりました。
そして、母に奴隷になった経緯を聞き、彼女を助けようと決意します。
アムリタ(甘露)を奪いにいく

ガルーダがナーガに母を解放してくれと頼むと、
ナーガは天界のアムリタをとってきたら自由にすると約束しました。
ガルーダは、すぐに天界へ飛んでいきます。
天界では神々がガルーダを襲い、さらにはアムリタに罠が仕掛けられていました。
ガルーダは次々に襲ってくる神々を倒していき、罠もなんなくクリアしました。
そして、アムリタを奪いとっていきました。
ヴィシュヌ
天界から帰る途中、ガルーダは、ヴィシュヌに出会います。
ヴィシュヌは、ガルーダの奮闘に感動し、なんでも望むものを与えると言い出します。
ガルーダは、アムリタなしで不死にして欲しいと願い、彼の願いは聞き届けられました。
また、不死となったガルーダは、自分もヴィシュヌの頼みを聞くと言い、
ヴィシュヌは自分の乗り物になることを望みました。
こうして、ガルーダは、ヴィシュヌ神の乗り物である神鳥となりました。
インドラ

天界から帰る途中、ガルーダの元に今度はインドラがやってきました。
インドラはアムリタを取り返すためにガルーダをヴァジュラで攻撃するのですが、
ガルーダには全くダメージを与えられませんでした。
結局、ガルーダがアムリタをナーガに渡し母を解放した後、
アムリタを回収するように提案しました。
これによりインドラはガルーダへの攻撃をやめ、彼と友達になりました。
母の解放とその後
ガルーダは、アムリタをナーガに渡し、母を解放する。
また、この時、ナーガがアムリタを飲む前に沐浴するように誘導し、
彼らが沐浴している間にインドラにアムリタを回収させました。
その後、ガルーダは、母と共に幸せに暮らしたとされる。
迦楼羅

インド神話の神々は、仏教の神となっている。
ガルーダも同様で、彼は仏教の「迦楼羅(かるら)」となっている。
まとめ
ガルーダについてまとめる。
- 人間の胴体と手足、鷲の頭と嘴と爪をもつ。
- 体に翼が生えている
- 母が奴隷にされ、解放するために天界に乗り込んだ
- 天界に乗り込んだことでヴィシュヌ神の乗り物、インドラの友人になる
- ヴィシュヌから不死とナーガを食べる許可をもらう
- 奴隷の母を解放し、幸せに暮らした
母を助けるために天界で大暴れし、見事に母を救い出したすごい半神です。
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