日本神話に登場するヒルコノカミ。
実は、彼はイザナギ・イザナミと関連があります。
この記事では、ヒルコノカミとイザナギ・イザナミの関係を簡単に解説します。
関係

ヒルコノカミ(蛭子神)は、イザナギとイザナミの第一子。
捨て子
ヒルコノカミは、イザナギとイザナミの最初に生まれた子供なのだが・・・
イザナミとイザナギは、ヒルコノカミが不具の子とし、自分たちの子とは認めなかった。
2人は、生まれたばかりのヒルコノカミを海に流し捨てたとされる。
捨てたワケ
ヒルコノカミが不具の詳細については、諸説ある。
一説では、ヒルコノカミに手足がなく蛭のようだったからと言われる。
不具になった原因
初めての国生み・神生みにおいて、イザナミ(女性)から声をかけたから、ヒルコノカミが不具の子が生まれたとされる。
以後、イザナギ(男性)から声をかけることで、国生みと神生みが成功する。
その後
日本神話では、ヒルコノカミが捨てられた後について語られない。
民間の伝承や伝説では、ヒルコノカミは海岸に漂着し、そこで育てられて海・商業・福の神えびすとなりました。
まとめ
ヒルコノカミは、イザナギとイザナミの子だったが、生まれてからすぐに捨てられてしまう。
男女の交わりの際、女性から声をかけるのはよろしくないというのが理由で、ヒルコノカミは不具の子になったと言われている。
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