[ギリシャ神話]ポセイドンとは?どんな神?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ギリシャ神話の神ポセイドンを紹介します。

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ポセイドンとは

ポセイドンは、ギリシャ神話の海神です。

ポセイドンは、クロノスとレアーの子で、ゼウスとハデスの兄弟です。

ゼウスが世界を支配した時、兄弟で「空」「海」「冥界」の支配権を分けます。

ポセイドンは、ゼウスから海の支配権を与えられ、海を支配することになります。

ポセイドンは、海だけなく、地震の神ともされています。

また、ポセイドンは、馬と深い繋がりのある神です。

ポセイドンの妻は、「アムピトリーテー(Amphitrite)」です。

アムピトリーテーは、ネーレイデス(ネーレウスとドーリスの娘たち)の1人であり、海の女神(女王)です。

アムピトリーテーとポセイドンの子には、「トリトーン」「べンテシキューメー」「ロデー」がいます。

アムピトリーテーとポセイドンの結婚の経緯には、諸説あります。

  • アムピトリーテーがナクソス島で躍っている際、ポセイドンが彼女を連れ去った
  • アムピトリーテーはポセイドンの求婚を拒んで逃げたが、ポセイドンの放ったイルカに見つかり結婚した

基本的には、ポセイドンがアムピトリーテーにアプローチし、結婚したことになっています。

武器

ポセイドンの武器は、三叉の矛(三叉槍、トライデント)です。

三叉の矛は、ティタノマキアでキュクロプスがポセイドンに贈った武器です。

ポセイドンは、三叉の矛を使って海を持ち上げ、波を操ります。

また、三叉の矛は、大地(岩、山)を2つに割り、地震を起こすことができます。

神話では、ポセイドンがアテナと勝負する際に三叉の矛を使用します。

ポセイドンは、アテナとの勝負で、三叉の矛を大地に打ち付け、塩水の泉を作ります。

キュクロプスは、ポセイドンだけでなく、ゼウスとハデスにも贈り物をします。

ゼウスは雷霆、ハデスは隱身の兜をキュクロプスからもらいます。

アテナとの勝負

ゼウスが最高神となった後、神々は地上の地を分け合っていました。

そんな時、アテナとポセイドンは、アッティカ地方の都市「アテナイ」をどちらが収めるか言い争っていました。

アテナとポセイドンは、アテナイの民にどちらがより良い贈り物をしたかで競い、その勝者がアテナイを治めることにしました。

ポセイドンは、三叉の戟の一撃で塩水の泉を生み出しました。

対して、アテナは、槍の一撃で世界最初のオリーブの木を生み出しました。

二柱の勝負の勝敗は、他の神々が審判しました。

神々はオリーブの方が人々の役立つと判断し、勝負は女神アテナに軍配が上がりました。

アテナとポセイドンの勝負は、アテナが勝利し、アッティカ地方の都市「アテナイ」はアテナが治めることなりました。

アッティカ地方都市「アテナイ」の名は、女神「アテナ」が元になっています。

まとめ

ポセイドンは、ギリシャ神話の海を支配する海神です。

ポセイドンはアムピトリーテーを妻とし、彼女との間に「トリトーン」「べンテシキューメー」「ロデー」を生んでいます。

ポセイドンの武器は三叉の矛(三叉槍、トライデント)で、アテナとの勝負の際には矛の一撃で塩水の泉を生み出します。

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