[ギリシャ神話]ペガサス(ペーガソス)とは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ギリシャ神話のペガサス(ペーガソス)を紹介します。

スポンサーリンク

ペガサス(ペーガソス)とは

ペガサス(ペーガソス)は、海神ポセイドンと怪物メデューサの子で、有翼の馬です。

ペガサスは、ゼウスの雷霆を運ぶ役割を持っていたとされています。

ペガサスは、生まれた後、英雄べレロポーンの愛馬となりました。

べレロポーンは、ペガサスの力を借りて、「キマイラ」「アマゾン」「ソリュモイ人」に勝利します。

偉業を成し増長したべレロポーンは、ペガサスに乗って天に昇ろうとします。

ですが、べレロポーンはゼウスに雷霆を撃たれ(あるいはペガサスに振り落とされ)、地に落ち死にました。

ペガサスが愛馬になった経緯には、諸説あります。
(以下は、代表的な説)

  • ぺイレーネの泉にいたペガサスを捕まえた説
  • ポセイドン(もしくはアテナ)から送られた説

ペガサス(Pegasus)は、英語読みです。

ギリシャ語では、ペーガソス(Pegasos)です。

誕生

英雄ペルセウスは、ゴルゴンの首を手に入れるため、ゴルゴン退治に出かけました。

ペルセウスは、アテナとヘルメスの助力を得て、ゴルゴン3姉妹のひとりであるメデューサの首を切り落としました。

その後、切られたメデューサの頸(あるいは流れ落ちた血)から有翼の馬ペガサス(ペーガソス)とクリューサーオールが誕生しました。

ペガサスとクリューサーオールの父親は、海神ポセイドンだとされています。

海神ポセイドンとメデューサが交わり、メデューサはポセイドンの子を身籠りました。

そして、メデューサは死後、ポセイドンの子を生みました。

キマイラ退治

リュキア王イオバテスは、べレロポーンを殺そうとしていましたが、直接手をくだせませんでした。

イオバテスは、(べレロポーンがキマイラに殺されるのを願って)べレロポーンにキマイラ退治を命じました。

べレロポーンは、王の命に従い、ペガサスと共にキマイラ退治へ行きました。

キマイラの元に辿り着いたべレロポーンは、愛馬ペガサスに乗り、飛び立ちました。

そして、空からキマイラの背を矢で射て、キマイラを退治しました。
(キマイラの口の中に鉛の玉を投げ込み退治したという説もある)

ヘリコーン山と泉

ある時、ピーエリデスとムーサたちが歌を競いました。

ヘリコーン山は、彼女たちの歌によって膨れ上がり、天に達しようとしていました。

ペガサスは、膨れ上がるヘリコーン山を蹄で蹴り、ヘリコーン山を元に戻しました。

その後、ペガサスが蹴った場所には泉(ヒッポクレーネー)が湧き出たとされています。

まとめ

ペガサス(ペーガソス)は、海神ポセイドンと怪物メデューサの子で、有翼の馬です。

ペガサスは、ゼウスの雷霆を運ぶ役割を持っていたとされています。

また、ペガサスは、英雄べレロポーンの馬として活躍します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました