[ギリシャ神話]オケアノスとは?どんな神?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ギリシャ神話のオケアノスはどんな神なのでしょうか?

この記事では、ギリシャ神話のオケアノスを紹介します。

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オケアノスとは

ギリシャ神話のオケアノス(古希 Okeanos, 羅 Oceanus, オーケアノス)は、「大洋神(海神)」です。

また、オケアノスは、大地の周囲を流れる大洋(海流、大河)だとされています。

古代ギリシャでは、大地が円盤状になっています。

その円盤状の大地の周りを大洋(海流、大河)がぐるぐる流れ、その水が地下を通って地上に河や泉として現れるとされていました。

この周りを流れる大洋そのものがオケアノスです。

系譜

オケアノスは、ウラノスとガイアの子で、ティタン神族のひとりです。

妻と子

オケアノスは、姉妹のテテュスを妻にしています。

オケアノスは、妻テテュスとの間にあらゆる河川の神々と3000人の娘を生みました。

オケアノスとテテュスの間に生まれた3000人の娘は、「オケアニデス(あるいはオケアニス)」と呼ばれています。

オケアニデスの中には、「ステュクス(冥界の川)」「ピリュラー(ケイローンの母)」「クリュメネー(アトラス、プロメテウスの母)」などがいます。

オケアノスとテテュスの娘の名称は、複数形で「オケアニデス」、単数形で「オケアニス」になります。

オケアノスとテテュスは、ヘラをクロノスから匿いました。

ある時、オケアノスは、妻テテュスと喧嘩し、仲違いしたことがありました。

この時、2人に匿われたヘラは、二人の仲をとりもち、テテュスとオケアノスを和解させました。

オーシャン(Ocean)

オーシャン(Ocean)は、海を意味する英単語です。

オケアノスは、英語「オーシャン(ocean)」の由来となっています。

まとめ

ギリシャ神話のオケアノス(古希 Okeanos, 羅 Oceanus, オーケアノス)は、ウラノスとガイアの子で、「大洋神(海神)」です。

オケアノスは、テテュスを妻とし、多くの河川の神々と娘を生んでいます。

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