[ギリシャ神話]ヘスペリデスの園とは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ギリシャ神話に「ヘスペリデスの園」というものが登場します。

このヘスペリデスの園とはなんなのでしょうか?

この記事では、ヘスペリデスの園をざっくり解説します。

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ヘスペリデスの園とは

「へスペリデスの園」は、へスペリデスが棲む場所のことです。

位置

へスペリデスの園は、元々、世界の西の果て、オケアノス(海)の近くにありました。

そこから、時代が進むにつれて、アトラス山脈(父アトラスの名残)の近くに変化します。

黄金のリンゴ

ゼウスとヘラが結婚する際、黄金のリンゴがへスペリデスの園にに植えられます。

へスペリデスは、そこで黄金のリンゴを世話しているとされています。

ヘラクレス

ヘスペリデスの園は、ヘラクレスの12の試練に登場します。

エウリュステウスは、ヘラクレスにへスペリデスの園から黄金のリンゴをとってくる試練を課した。

へスペリデスの園に人間が立ち入ることを禁じられており、ヘラクレスが黄金のリンゴをとってくることは困難でした。

そこでヘラクレスは、ヘスペリデスの父であり、天を支え続けるアトラスの元に行った。

ヘラクレスは、黄金のリンゴを欲しいとアトラスに相談した。

アトラスは、リンゴを取ってくるので、自分の代わりに天を支えることをヘラクレスに頼んだ。

そして、ヘラクレスはアトラスの代わりに天空を支えることになり、アトラスは、ヘラクレスの力に驚きながらヘスペリデスの園から黄金のリンゴを持ってきた。

アトラスは、リンゴを渡す際、ヘラクレスに天を支える罰を肩代わりさせようとした。

しかし、ヘラクレスは、とっさに機転を利かせて、アトラスを騙し、彼に再び天を支えさせた。

その後、ヘラクレスは、黄金のリンゴをエウリュステウスに届け、無事試練を乗り越えた。

まとめ

「へスペリデスの園」は、へスペリデスが棲む場所で、黄金のリンゴがあります。

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