【恐竜の種類一覧】意外と知らない「本物の恐竜」と「実は恐竜じゃない」仲間たち

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ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドン——この中で「恐竜じゃない」のはどれでしょう?

正解はプテラノドン。「え、あの翼で飛ぶやつ恐竜じゃないの?」と驚いた方も多いはず。実は「恐竜」という言葉には厳密な定義があって、空を飛ぶ翼竜や海を泳ぐ首長竜は含まれないんです。

この記事では、恐竜の分類をわかりやすく解説しながら、代表的な種類を一挙紹介します。読み終わる頃には、恐竜博物館で「実はこれ恐竜じゃないんだよね」とドヤ顔できるようになりますよ。

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そもそも「恐竜」って何?

恐竜の定義は意外とシンプル。「足がまっすぐ下に伸びている爬虫類」のことです。

ワニやトカゲを思い浮かべてください。彼らは足が横に張り出していて、体を地面に近づけて歩きますよね。一方、恐竜は足が体の真下にまっすぐ伸びています。人間やゾウと同じスタイルです。

この「直立歩行」という特徴のおかげで、恐竜は効率よく移動でき、巨大化への道を歩むことができました。1億6000万年以上にわたって地球を支配したのも納得です。

恐竜は「腰の骨」で2つに分かれる

恐竜の分類で一番大きな分かれ道は、骨盤の形。1888年にイギリスの古生物学者ハリー・シーリーが提唱した方法で、今でも基本的な分類として使われています。

竜盤類(りゅうばんるい)——トカゲの腰を持つ恐竜

骨盤がトカゲに似ているグループ。恥骨が前方に突き出ているのが特徴です。ティラノサウルスやブラキオサウルスなど、超有名どころが勢ぞろい。

さらに2つのグループに分かれます。

獣脚類(じゅうきゃくるい)——肉食のハンターたち

二足歩行の肉食恐竜が中心。ティラノサウルス、ヴェロキラプトル、スピノサウルスなど、映画でおなじみの「怖い系」は大体ここに入ります。

面白いのが、現代の鳥はこのグループの子孫だということ。つまり、ニワトリはティラノサウルスの遠い親戚なんです。ちょっと見る目が変わりますね。

竜脚形類(りゅうきゃくけいるい)——超巨大な草食恐竜

長い首、長いしっぽ、四本足。アルゼンチノサウルスやブラキオサウルスなど、史上最大の陸上動物がここに属します。

全長30メートル超、体重60トン以上という規格外のサイズ。ブラキオサウルスは1日に約400kgもの植物を食べていたとか。どんだけ食べるの。

鳥盤類(ちょうばんるい)——鳥の腰を持つ恐竜

骨盤が鳥に似ているグループ。恥骨が後方を向いています。全員が草食恐竜で、防御に特化した種類が多いのが特徴。

ここで意外な事実。「鳥盤類」という名前なのに、鳥の祖先は竜盤類なんです。名前に騙されてはいけません。「鳥っぽい腰の形」というだけで、鳥との血縁関係は竜盤類の方が近いという、ちょっとややこしい話。

鳥盤類は3つのグループに分かれます。

装盾類(そうじゅんるい)——鎧をまとった戦車たち

背中に板や棘を持つ恐竜たち。ステゴサウルスの背中の板、アンキロサウルスの全身を覆う装甲は、まさに歩く要塞。

ステゴサウルスのしっぽの棘は「サゴマイザー」と呼ばれていて、肉食恐竜のアロサウルスの骨にこの棘で開けられたと思われる穴が見つかっています。見た目通り、ちゃんと武器として使っていたようです。

周飾頭類(しゅうしょくとうるい)——角とフリルの達人

トリケラトプスのような角恐竜と、パキケファロサウルスのような石頭恐竜のグループ。

トリケラトプスの3本の角とフリル(えり飾り)は、防御だけでなく仲間へのアピールにも使われていたと考えられています。化石には角で突いた跡も残っていて、仲間同士でバトルしていた証拠も見つかっています。

鳥脚類(ちょうきゃくるい)——群れで暮らす社会派

イグアノドンやハドロサウルスの仲間。大きな群れで生活し、コミュニケーション能力が高かったとされています。

ハドロサウルス類の一部は頭に大きなトサカを持っていて、これが音を出す共鳴管として機能していた可能性があります。群れの仲間と「話していた」のかもしれません。

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ティラノサウルス——暴君トカゲの真実

「恐竜の王」として君臨するT-Rex。全長12メートル、体重8トン超。その噛む力は陸上動物史上最強で、なんと車を潰せるレベル。

映画では「動くと見つかる」という設定でしたが、実際の視力は人間の13倍も鮮明だったとか。どこにいてもバレバレです。

あの小さな腕についても新説が。「役立たず」と思われがちですが、実は体重比で考えるとかなりの力があり、獲物を押さえつける際に使っていた可能性があります。

ヴェロキラプトル——映画と実物のギャップ王

『ジュラシック・パーク』では人間サイズの恐ろしいハンターとして描かれましたが、実際の大きさは七面鳥くらい。体高は腰の高さ程度で、体重も15kg前後でした。

しかも全身に羽毛が生えていたことがわかっています。映画のイメージとはだいぶ違いますが、鎌のような爪で獲物を押さえつけて狩りをする姿は、現代の猛禽類を彷彿とさせます。

モンゴルで見つかった「闘う恐竜」と呼ばれる化石は国宝級。ヴェロキラプトルとプロトケラトプスが戦闘中に砂嵐に埋まった、まさにその瞬間を捉えた奇跡の化石です。

スピノサウルス——水辺の巨大ハンター

背中の巨大な帆が特徴の肉食恐竜。全長15メートル以上で、ティラノサウルスより大きい史上最大の肉食恐竜とされています。

意外なのは、主食が魚だったこと。ワニのような細長い顎は魚を捕まえるのに適していて、半水生の生活を送っていたと考えられています。恐竜界の「釣り師」ですね。

「恐竜じゃない」有名な仲間たち

恐竜と同じ時代を生きていたのに、実は恐竜ではない生き物たちがいます。

翼竜——空の支配者は恐竜の「いとこ」

プテラノドンやケツァルコアトルスなど、空を飛んでいた爬虫類。
恐竜と共通の祖先を持つ近い親戚ですが、「恐竜」の定義からは外れます。

ケツァルコアトルスは翼を広げると10メートル以上。キリンほどの高さがある生き物が空を飛んでいたなんて、想像するだけでゾッとしますね。

首長竜・モササウルス——海の覇者たち

プレシオサウルスやモササウルスなど、海を泳いでいた大型爬虫類。ネス湖のネッシーの正体として首長竜説がよく挙がりますが、科学的には否定されています。

これらは恐竜とは全く別の系統の爬虫類。恐竜が陸を支配している間、海は彼らの領域でした。

ディメトロドン——恐竜より人間に近い?

背中に帆を持つ爬虫類で、よく恐竜と間違われます。しかしこの生き物、恐竜より2億年以上前に生きていて、しかも恐竜より哺乳類に近い系統なんです。

つまり、ディメトロドンはティラノサウルスよりも、あなたに近い親戚ということになります。

恐竜は絶滅していない?

6600万年前の大量絶滅で恐竜は姿を消した——というのは半分正解で半分間違い。

実は鳥は恐竜の生き残りです。竜盤類の獣脚類から進化した鳥類は、現在約1万種が地球上で繁栄しています。哺乳類が5000種程度なので、実は恐竜の方が今でも多いんですね。

「鳥盤類」から鳥が進化しなかったのは、進化の皮肉としか言いようがありません。

代表的な恐竜一覧

名前分類特徴全長
ティラノサウルス竜盤類・獣脚類最強の噛む力を持つ肉食恐竜約12m
ヴェロキラプトル竜盤類・獣脚類羽毛を持つ小型の俊足ハンター約2m
スピノサウルス竜盤類・獣脚類背中の帆が特徴の半水生肉食恐竜約15m
ブラキオサウルス竜盤類・竜脚形類長い首で高い木の葉を食べた約25m
アルゼンチノサウルス竜盤類・竜脚形類史上最大級の陸上動物約35m
トリケラトプス鳥盤類・周飾頭類3本の角とフリルを持つ約9m
ステゴサウルス鳥盤類・装盾類背中の板としっぽの棘が特徴約9m
アンキロサウルス鳥盤類・装盾類全身装甲とこん棒のようなしっぽ約7m
パラサウロロフス鳥盤類・鳥脚類頭のトサカで音を出した可能性約10m

まとめ

恐竜の種類について、ポイントを整理します。

  • 恐竜は骨盤の形で「竜盤類」と「鳥盤類」の2グループに分かれる
  • 竜盤類にはティラノサウルスなどの肉食恐竜と、ブラキオサウルスなどの巨大草食恐竜がいる
  • 鳥盤類は全員草食で、トリケラトプスやステゴサウルスなど防御に特化した種類が多い
  • 翼竜、首長竜、モササウルスは恐竜ではない
  • 現代の鳥は恐竜(竜盤類の獣脚類)の子孫

次に恐竜博物館に行ったら、ぜひ「この骨盤の形は竜盤類だな」なんて観察してみてください。きっと今までと違った楽しみ方ができるはずです。

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