もしあなたがインターネットを見ていて、突然見たこともない不思議なページに飛ばされたら、どうしますか?
それが普通のエラーページならいいのですが、もしかしたら、それは**「デスタウン」**への入り口かもしれません。
デスタウンは、生と死の境界に存在するという恐ろしい町の都市伝説です。
この記事では、現代のインターネット社会に潜む都市伝説「デスタウン」について、その不気味な特徴や危険性を詳しく解説します。
デスタウンってどんな場所なの?
デスタウン(Death Town)は、直訳すると「死の町」という意味になります。
でも、死んだ人が行く場所ではないんです。
実は、死ぬ直前の人間の魂が迷い込む不思議な町なんですね。
この町は、私たちが住む現世(この世)と、死後の世界(あの世)のちょうど中間に存在するといわれています。
生きている者と死者が共存する、境界線上の世界として語り継がれているんです。
霧に包まれた白い世界
デスタウンの風景には、はっきりとした特徴があります。
デスタウンの外観的特徴:
- 濃い霧が町全体を覆っている
- 太陽の光が届かないほど霧が深い
- 町の様子は白くぼやけている
- 建物や道路の輪郭がはっきり見えない
- まるで夢の中のような、現実感のない風景
この霧に包まれた白い世界は、臨死体験者がよく語る「明るいトンネル」や「一面のお花畑」と似ているかもしれません。
デスタウンに迷い込む3つのパターン
普通なら死が近い人だけが行く場所のはずですが、実は健康な人でも迷い込んでしまう危険があるんです。
1. インターネット経由での侵入
- ネットサーフィン中に偶然アクセスしてしまう
- デスタウンのホームページに繋がってしまう
- ページを見ただけで魂が引きずり込まれる
2. 夢の中での迷い込み
- 寝ている時に夢として訪れる
- 目覚めた後も影響が残ることがある
- 魂の一部が向こうの世界に残される危険性
3. 臨死状態での到達
- 本来の「正規ルート」
- 事故や病気で死にかけた時に訪れる
- 三途の川やお花畑として認識されることも
迷い込んだ後の恐ろしい結末
デスタウンに魂が引き込まれると、次のような状態になるといわれています。
- そのまま絶命してしまう
- 魂が奪われて抜け殻になる
- 現世に体だけが残される
特に怖いのは、元気な人でもインターネットから偶然アクセスしてしまう可能性があることなんです。
伝承
臨死体験との関連性
デスタウンの伝承で興味深いのは、臨死体験との共通点です。
実際に臨死体験をした人々の証言には、次のような共通要素があります。
臨死体験者の証言とデスタウンの共通点:
- 長いトンネルを通る感覚
- 美しいお花畑の風景
- 三途の川のような境界線
- 白い光に包まれた世界
- 現実感のないぼやけた風景
これらの体験談は、もしかしたらデスタウンを訪れた記憶なのかもしれません。
現代に生まれた都市伝説
デスタウンは、インターネットが普及した現代だからこそ生まれた都市伝説といえます。
山口敏太郎氏の著書『都市伝説 あなたの知らない世界』にも収録され、ネット上で広まっていきました。
昔からある死後の世界観と、現代のデジタル社会が融合した、新しいタイプの怪談なんですね。
まとめ
デスタウンは、生と死の境界に存在する恐ろしい都市伝説です。
重要なポイント
- この世とあの世の中間地点に存在する町
- 濃い霧に包まれた白くぼやけた世界
- インターネットや夢から偶然アクセスしてしまう危険性
- 魂が引きずり込まれて抜け殻になる可能性
- 臨死体験との共通点が多数存在
現代のデジタル社会では、いつどこでデスタウンへの入り口が開くか分かりません。
もしインターネットを見ていて、見慣れない霧のような白いページが表示されたら…すぐにブラウザを閉じることをおすすめします。
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