[ケルト神話]ダグザと粥

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ケルト神話のダグザと粥の関係を解説します。

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関係

ダグザは、大食感で知られる神です。

そのダグザの好物が粥です。

ケルト神話には、ダグザが大食感で粥好きなことがよく分かる逸話が残っています。

ダグザと粥の逸話

ダグザは、仲間のルーから命令を受けて、敵であるフォモール族の様子を探りに行きました。ところが、その途中で敵に見つかり、捕まってしまいます。

フォモール族はダグザを足止めしようと考え、ある作戦を実行します。彼らは、80ガロン(およそ300リットル)ものミルクに加え、小麦粉やラード、そしてヤギ・ヒツジ・ブタなどの家畜の肉を、地面に掘った大きな穴の中へ次々に流し込みました。

その材料をすべて混ぜ合わせて、巨大な粥(かゆ)を作り出したのです。

そしてダグザに、この山のような粥をすべて食べるよう命じます。ダグザは大きなスプーンを手に、必死に粥をすくって食べ続け、最後には穴の底の土までも掘り返し、残った粥の汁まですっかり平らげてしまいました。

こうして、フォモール族の策略にまんまとはまり、大好物の粥に夢中になったダグザは、偵察任務を中断され、戻るのが遅れてしまったのです。

まとめ

粥は、大食感ダグザの大好物です。

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