詩と知恵の神ブラギとは?北欧神話の語り部神を徹底解説!

神話・歴史・伝承

この記事では北欧神話に登場する「ブラギ」という神様についてお話しします。

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系譜

ブラギはアース神族に属する神で、オーディンの息子とされています。

  • 父:オーディン(神々の王)
  • 母:女巨人グンロズとも言われる(断定はされない)
  • 妻:イズン(若さの女神)  → 若返りのリンゴを管理する

また、歴史上の詩人「ブラギ・ボッダソン」が神格化されたとも言われています。

姿・見た目

ブラギの外見については、多くの資料に共通して以下のように描かれています。

  • 長く立派なひげ
  • 初老の男性
  • 舌にルーン文字が刻まれている
  • 戦をこのまず穏やか
  • 手には詩を記した巻物リュートのような楽器

また、彼はしばしば宴の席で神々に詩を語る姿で登場します。

神格・神性

ブラギは、北欧神話において次の神格・役割を有している。

  • 雄弁
  • 神々の宴会の接待係

ブラギは詩と雄弁を司り、その能力を活かして宴会での接待係を担う。

神話

ブラギは、戦いや冒険よりも、言葉を使った神話に多く登場します。

英雄の館「ヴァルハラ」での語り部

戦死した戦士(エインヘリャル)たちが集うヴァルハラでは、ブラギが詩を語って宴を盛り上げる役をしています。

神々との問答

他の神々と言葉のやり取り(詩的な会話)をする場面もあり、トリックスター「ロキ」と鋭く応じ合うシーンも。

まとめ

項目内容まとめ
系譜オーディンの息子。妻は若返りの女神イズン
見た目長いひげ持つ知的な神
神格詩・雄弁の神。
神話ヴァルハラでの語り部として神々や英雄をもてなす

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