こんにちは!今回は、古代の神話から現代のファンタジー作品まで幅広く登場する伝説の存在「バハムート」についてお話しします。
バハムートの名前は「巨大な獣」という意味
まず、「バハムート(Bahamut)」という名前から見ていきましょう。
アラビア語の「べへモット」に由来しています。
意味ははっきりしませんが、元の語「ベヘモット(Behemoth)」とつながっており、「巨大な獣」や「想像を絶する存在」を指すことが多いです。
神話の魚版と現代の竜版では見た目が全然違う

バハムートの見た目は、時代によって大きく変わります。
神話のバハムート(巨大魚)
- 姿は魚(あるいはクジラ)に近い
- そのスケールは想像を絶する
- 特定の色や姿形はなく、「計り知れない大きさ」で語られる
ファンタジーのバハムート(神竜)
- 巨大なドラゴン
- 翼を広げて空を裂くようなシルエット
- 王冠や鎧をまとった荘厳な姿も(ゲーム作品による)
元は魚、現代ではドラゴン。
時代と文化でまったく異なる姿に進化した存在なんです。
逸話

バハムートには、とても興味深い逸話があります。
「イスラム神話の宇宙構造」の話
中世のイスラム世界では、宇宙は次のような順番で支えられているとされました:
- 一番上:大地(私たちが住んでいる場所)
- その下:天使(神の使い)
- その下:巨大な牛クユータ(地を支える獣)
- そして一番下:バハムート(大魚)
バハムートはあまりにも巨大で、人間はその姿を理解できないと言われています。
イエス・キリスト
イエス・キリストだけはバハムートを見たという逸話がある。
- イエス・キリストはバハムートを目撃した
- イエスはあまりの光の強さに失神
- 3日後に起きても、まだバハムートが目の前を通っていた
まとめ
バハムートについて、いかがでしたか?
今回のおさらい
- バハムートの名前の由来は「べへモット」
- 「世界を支える魚」から「空を裂く竜」へと大変身
- 「宇宙の土台」から「最強の魔力と攻撃力」へと能力も進化
- 神話の宇宙構造や、現代の召喚獣として活躍
- 人間に見ることはできないが、イエス・キリストだけが目撃した
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