アザゼルとは?どんな堕天使?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

アザゼルは、堕天使のひとりです。

アザゼルは、どんな堕天使なのでしょうか?

この記事では、堕天使アザゼルをざっくり解説します。

スポンサーリンク

アザゼルとは

アザゼルは、グリゴリの指導者の一人とされる堕天使です。

名前の意味

アザゼルの名前の意味は、「神に力を与えられし(強)者」「神の強者」です。

グリゴリ

アザゼルは、グリゴリの指導者の一人だとされています。

アザゼルは、グリゴリの任務で地上に降り立ちました。

地上でアザゼルは、人間の女性に惹かれ、彼女と結婚しました。

天界の禁忌を犯したことで、アザゼルは、堕天使になりました。

アザゼルは、神には反抗して堕天使になったという説もあります。(イブリースを参照)

知識

グリゴリの天使たちは、人間に様々な知識を与えたとされています。

アザゼルは、人間の男性に武器や防具の作り方、女性に化粧道具の使い方と宝石での装飾を教えました。

グリゴリの知識によって、人間の文化は大きく発展すると共に人間は堕落しました。

神はこのことに怒り、大洪水を起こしました。

姿(見た目)

あざぜるは、アブラハムの黙示録で、7つのヘビの頭、14の顔、12枚の翼を持っているとされています。

  • 7つの蛇の頭
  • 14の顔
  • 12枚の翼

余談ですが、ヘビは、悪魔や堕天使と関連がある生物です。

ヤギ

アザゼルは、ヤギと関連深い堕天使です。

レビ記で、2匹の山羊を用意するという話があります。

用意した2匹の山羊の片方は、主(神)にささげられました。

もう片方は、罪を背負わされてアザゼルの元に放逐されました。

スケープゴート

スケープゴートは、「身代わり」を意味しています。

このスケープゴートは、罪を背負わされ、アザゼルの元に放たれたヤギ(goat)が由来です。

砂漠

アザゼルは、元々砂漠の神だったという説があります。

イブリース

イスラム教では、アザゼルは、堕天してイブリースになったといされています。

イスラム教では、アザゼルは、火から生まれたジン(精霊)です。

神は、粘土から人間をつくり、アザゼルに人間に従うように命じました。

アザゼルは、「自分が粘土からできた人間に膝を屈することなどできない」と神に逆らいました。

神に逆らったので、アザゼルは、天界から追放され、堕天使イブリースとなりました。

ジンは、アラビアの精霊です。

また、イブリースは、シャイターンやキリスト教のサタンのことです。

まとめ

アザゼルは、グリゴリの指導者のひとりで、人間との関わりによって堕天使になりました。

また、アザゼルは、ヤギや化粧、アラビアのジン(精霊)などと関連があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました